#編集

「六球連鎖の定理」

何か生成しておらなければおれない性分。 ハーディを読んでいたら、ソディの六球連鎖の定理が書いてあった。ソディは化学者で同位体の研究でノーベル賞も受けている。だからこの発見は趣味だったのだろう。(もしかしたら同位体の構造と関係があるかも。三角…

「一数学者の弁明」を再読

ハーディの本を探し出して再読を始めた。48年前の本。学生時代に買ったと思う。 全く覚えがない。ハーディが70歳の時に、自分に数学における創造力が喪失したことを悲しみ自殺を図ったことを初めて知った。ラッセルが第一次大戦の反戦運動で投獄されたこ…

汾陽寺文書

白鳥図書館へ行って岐阜県史資料編を調べた。 汾陽寺文書の中に面白い文書を見つけてコピーをしてきた。これを読み下している。岩村郷と河西郷が出てくるのだ。今まで鷲見郷の河西・河東だと思っていたけど、河西郷というのがあったのではという仮説。検証は…

「鷲見氏・鷲見郷一覧」の校正が終わる

3回目の校正が終了して、データを送った。今日のうちに編集されたPDFファイルが届いた。便利な世の中になったものだ。それを見て、少し手直しを依頼したらまたまたすぐに送っていただいた。後は製本に入るだけだが、まだ見てもらわなければならない人がいて…

OneDrive

印刷会社とデータのやり取りをするのにメールでは容量が大きいデータは送れない。そこで初めてOneDriveを使ってみた。簡単だったので、今までなぜ使わなかったのだろうと思うくらいだった。おかげでUSBをいちいち持っていかなくても良くなったし、印刷会…

ロマネスコとシュミレーション

マーゴの食品売り場で売っていたので思わず買ってしまったロマネスコ。 昔、初めて写真で見たときはびっくりしたけど、こうやって食品として売られているのはすごい。 アブラナ科の植物のシュートがフィボナッチ数列で出てくることからこういう形状を創り出…

「シュミレーション学習」について

5日前に書いた「シュミレーション学習」について、いろいろ確かめていたら大体の構想が見えてきた。 発端は、「AIの学習」と「人間の学習」はどれくらい違うのかを明らかにすること。具体的には「ChatGPTを私がどう理解するのか」ということ。そのためにプ…

上田楽器店さんから頂いたもの

「鷲見氏・鷲見郷一覧」の二回目の校正版が出来上がったので白鳥印刷へ取りに行った。これで全体の構成は出来上がったと思う。⇨ 高鷲古文書を読ままい会(データファイル:PDF)後は中身の細かいところだ。土曜日の編集会議で検討する。コトやモノがだんだん…

フィルターバブル

「フィルターバブル」という言葉を知った。 検索すれば同じデータが出てくると思うと大間違いで、それぞれに適したサイトを紹介するという。検索でさえ個別化されているということと、その泡の中でブクブクしているだけで他の意見や世界を知らないで過ごして…

郡上組「組だより」の原稿

二月締め切りなので、いろいろ悩んで書いた。 「南無阿弥陀仏」に助けられた 長善寺 釋文隆 何を書こうか悩んでいて、今はやりのChatGPTに聞いてみた。すると、 『「法話」は、この教団の信者が行う瞑想の一種です。信者は、仏教の教えを実践することにより…

やりたいことがいっぱい

同時進行でいくつかのことが進んでいる。昨日のこと ①三角形の垂直二等分線と頂点からの垂線が作る三角形が面白い。 中の定理 – GeoGebra 中学生が発見した定理を知った。それを見ていたらいろいろ試したくなってきた。 ②「鷲見氏・鷲見郷一覧」の校正版がで…

homeとhouse

これもデザインかな。ちょっと遊んでみた。 houseはあるけどhomeがない 凡夫だけどかけがえのない私 ( ぼくなんか居なくても変わらない)

「鷲見氏・鷲見郷一覧」の校正

「鷲見氏・鷲見郷一覧」の校正作業を続ける。これが細かくて大変。もちろん校正を分担して頼んでいるが、それを入力する作業。なかなか勉強になる。大体「翻刻」という言葉があると知ったのが一年前。 目が疲れると、焚き付けを切ったり、庭木の剪定をしてい…

「鷲見氏・鷲見郷一覧」の編集作業

まだ途中だけど、目途をつけようと印刷。印刷だけで一日がかり。もちろん修正は一日では終わらない。漢文のレ点などをつけるのは、どこかわからなくなってくる。そしてパソコンに目を凝らしていると見えなくなってくる。 (目が疲れたので散歩。普通の靴でか…

学びの三角形と学びの四角形

「学びの三位一体」という三角形がある。 対象世界はいろんな対象世界があります。たとえば、数学、サッカー、あるいは日本の古典の世界でも何でもよいのですが、そういった対象世界を学ぶという時には、一人で学んでいるわけではなくて、その場に居合わせる…

「老人と海」

オンラインでの東海・北陸地区セミナー「鷲見氏・鷲見郷一覧」の編集会議教え子からのヘルプの電話いろいろあった一日だったので、疲れ果てて夕食はインスタントラーメン。 放送大学でヘミングウエイの「老人と海」の読み取りをしていた。ふと、これも「回り…

モデル論

年末の大掃除に3日間かけた。今日は掃除機を3台動かした。掃除機の掃除に1時間以上かかってしまった。里芋の煮っころがしを作った。良い味になった。 さて、「わかるモデル」をさらに体系化しようと考えている。今日はモデル理論をいろいろ調べてみた。 …

わくわく図書館で三木清を紹介

昨日は一日かけて台風14号の対策をした。トマトのビニールハウスを取り外した。今までミニトマトを食べさせてもらったことを感謝しながら。 二か月ぶりのオンライン「わくわく図書館」三木清を紹介した。 青空文庫 三木 清 (公開中:33) なぜ三木清を読も…

かけがえのない「みずから」を生きている

「たった一つの生(いのち)を一人立ちさせる」のが高村光太郎の願いだった。 「たった一つの生」=「みずから」=「みずからの来歴(体験)」。しかし、そもそも関係性の中にあるその「みずから」を一人立ちさせることができるのだろうか?何から一人立ちさ…

「おのずからの現象」と「みずからの体験」

ジャガイモを収穫してから、切立のいきいき教室に参加した。皆さん実に生き生きしている。最後に「さようなら」の語源を示して「さようなら」を言った。「左様なら」(そうであったなあ。そうであったなら。)板書を消さないでほしいといわれた。 このところ…

浄土和讃における「反切」について

親鸞さんの書かれたものを見ると「反(かえし)」という言葉がよく出てくる。 例えば浄土和讃の国宝本(専修寺蔵)には「畢竟」という字に左訓して「畢」に「おわり返」、「竟」に「おわる返」とある。 名畑応順師の補注に次のようにある。 左訓にはたびたび…

邪見驕慢悪衆生・・プチ法話会で

今日は午前中訪問介護、午後から修理の車の受け取りで十数万かかってしまった。さらにプチ法話会。その合間に畑仕事と炊事。 前に紹介した三浦真証師の「PP法話」を取り上げて紹介した。三浦師は法話では「自分がわからない所を取り上げてPPでわかりやす…

「組識における知識の創造と活用」

以前書いたことを読んでいても何が書いてあるのかわからない。それで、再度読んで理解しなくてはならないのにあきらめてしまうことが多くなった。それなのに、また書き始めている。どうして書くんだろうか。 (1) 昔はインプット・アウトプット型の書き方だっ…

つみきのいえ

7冊の絵本のなかに「つみきのいえ」という絵本があった。孫は積み木が好きだからと思ってたまたま手に取った本。膝の上で孫は他の本は喜んで聞いていた。が、この本では読み手の私自身の声が詰まり泣きだしてしまった。 それでなのか難しいのか孫はすぐ飽き…

坂東武者とは・・・土地を所有をめぐる争い

「鎌倉殿の13人」を見ていると思わず笑ってしまう。(千葉常胤は東氏の先祖)ところで、当時の所領をもっていた武士とはどういう存在だったのだろうか。武士はなぜ簡単に首を取るのだろう。 『承久の乱 日本史のターニングポイント』 今度の土曜日の高鷲古…

身体技法における「暗黙知」のとらえ方

1、暗黙知を語ろうとすることの困難さ はるか昔、授業でこんな場面があった。 あるとき,説明をするように指名された生徒が,黒板の前に立ちながら突然,「僕は説明が下手なんだ。」と話し始めた。「頭の中ではわかっているんだけれど,説明しだすとみんな…

知識創造の形成モデルとしての「SECIモデル」は有効か?

知識創造の形成モデルとしての「SECIモデル」は有効であるかの実験をいろいろやっている。 まず、知るという過程が暗黙知であることを自覚して、それをマスターするには数学をするのが良いというのは昨日書いたけど、これをどう表現してサイトに載せたら…

エウレカ体験は暗黙知だった!

昨日の「知識変換」における「暗黙知」について。この理論が使えるかどうかは応用してみればすぐにわかる。 まず「暗黙知」については体験してみるしかない。形式知で伝えられないからだ。これを身につけるのに最も適しているのが数学の問題。暗黙知である「…

「知識変換」と「組織は知識の培養器」

今日も「知識」について 今まで考えていたのは、ITを利用したナレッジ・マネッジメントであり、単なる「知識管理」で、知識の共有と活用だった。私がぼんやりと求めていたのは「知識の創造」で、そこに集合知なども入る。このぼんやりした知識・感覚と言語…

聞くこと・知識について

台湾の超天才が「視点を偏らせない」思考を これ面白い。オードリー・タン氏へのインタビュー 「多重視点というエンパシー」について このように、自分の中にさまざまな視点を積極的に取り込むと、ものごとをより深く理解できるようになり、当然ながら知識も増…