#仏教

徳永公民館のサロン

ふと親父の掲示伝道集「心に響くことば」を開いてみた。最初にこの歌が書いてある。どんな歌か知らなかった。 今日は徳永のサロンでいろいろな活動をした。18名の方が参加。なんと女性ばかり。お手伝いは私と山本さん。みなさん積極的に活動をされ、ノリも…

指月の喩え

昨日考えたモデルは応用が効くんだろうかと確かめてみた。ちょうど新聞に名大の入試問題が書いてあったのでやってみることにした。もちろん問題自体が理解できる簡単な問題だけを。第一問目をやったら時間はかかったけど何とか解けた。 今日はプチ法話会。参…

「ほっと寺ス」とAlphaGeometry

子どもたちは誰も来なかったので、平さんと二人で昼が過ぎて飯を食べるのを忘れていろいろ語り合った。 不登校の子どもたちが多い学校があるコト(その原因を探らなければ)子どもたちのつぶやきの正当なコト仏教の話、数学の話蚕の話だけでもいろいろひろが…

数学に取り組むことは禅定と同じ?

あれからIMO2004の第一問を毎日考えている。こういう図形の問題に取り組むことは、禅定と同じことだと感じる。最初に問題自体を自分のものにする。問題が目の前に無くても頭に浮かぶようになったらようやく考えることができる。次にいろいろな仮説が浮かんで…

「凡愚の自覚」のはたらき

今日ようやく本堂の雪が滑り落ちた。明日は雪かきをしよう。夜は頼母子があった。いろいろ語り合った。 唯識についていろいろ考えることがあって、目的をいくつか設定した。まず「唯識と浄土真宗との関係を明らかにする」こと、次に「唯識と精神分析学との関…

人人唯識

「私はマイノリティである」と考えると、既にマジョリティとマイノリティを分ける考え方に囚われてしまう。どうしたらマジョリティに属すことができるかとかと考えてしまう。 唯識によると、そもそもそんな分け方は幻想である。そしてみんな「人人唯識」なの…

プチ法話会「唯識と浄土真宗」

雪がだいぶ積もっているのではないか、道を開けてないけど・・とかいろいろ心配しながら、プチの法話会は出席。 今回は難しいけど唯識と浄土真宗のつながりの話をした。そもそも天親菩薩(バスバンドウ)は唯識の大成者だ。だから親鸞さんが影響を受けないは…

「我執」と「法執」

最近娘に勧められてヨガをやっている。これが一種の禅であり、身体の方を整えることで、とても気持ちが良い。身体を整えると心も整うのだと思う。 多川俊映師の『唯識 心の深層を探る』を読んでいる。読んでいると真宗のベースは唯識にあると感じる。例えば…

「問題が大切」を位置づける

今まで考えてきたことを例によって図で位置づける。もちろん回り道へ。単に「問題」ではなく、様々なコトから問題となる過程が広いということだ。 そして、単なる「解決」だけではなく、そこから新しい問題が生成される。そういうことだったのかと腹に落ちた…

「仏の教え」と長方形を正方形に

雪の中の散歩こそ風情があると娘とつれあいを誘った。帰りに図書館で大活字版「仏の教え」を借りた。中村元、増谷文雄、鎌田茂雄氏の講演の記録。 禅宗は不立文字を標榜するけれど、それは北周の武帝の大弾圧で経典や寺院を焼かれ、無理やり還俗させられたが…

柿の皮の俳句

柿の皮干して食せし幼年期 石田喜造さんの俳句 これを見ていろいろなイメージが浮かんできた。 柿の皮干して食べにきふるさとの空柿の皮干して食べにし報恩講皮干して菓子の代わりの富士の柿 遊びつつ柿皮出して嚙みしめし甘き昔の懐かしき ちなみに報恩講の…

「凡夫の自覚」と「自己肯定感」

屋根から落ちてきた雪を除雪機でよける。雨戸を持ってきて雪囲いをする。 数日前に心理学と仏教のことを書いた。 昔から「そのまんまのおたすけ」と「煩悩具足の凡夫の自覚」について考えてきた。このことについて心理学からはどう見えるのだろうか。ユーチ…

プチ法話会 自力の念仏は不可能

今年最後の法話会。忙しい時期なのに6名の参加。シニアクラブやいきいき教室や老人会で法話を依頼されることが多くなったということから話を始める。 政治と宗教の話は普段の会話の中では避けられる傾向がある。でも、老人たちは健康体操よりも「どう生きる…

煩悩具足の凡夫と行動心理学

昨日は雪が降った。今年最後のわくわく図書館。ヘネシーならぬビールを飲みながら話し合った。 さて、煩悩具足の煩悩と心理学のバイアスについてバイアスとは癖や思い込み。「人間の様々なバイアスは煩悩と言っても良いのか」という考察をしてみたい。 行動…

否定の中に肯定をつかむ

外は雪が降っている。 「この囚われから脱出するには、まず無力感を感じた時に、この前提が間違っていたことに気がつくこと。そして、「弱い自己」を認めること。」 と書いたけど、これは自己否定であり、人は無意識のうちに自分を守ろうとするから、とても…

オタクと凡夫 モリス・バーマン

たまたまNHK+を見ていたら、バーマンのインタビューがあったので見た。 これがなかなか面白い。1945年以来日本は米国の精神的植民地となっている。つまり、米国と同じ消費社会になっている。(アメリカ型資本主義)これは幸福とはお金と財産を獲得する…

「豊かな生活」と「中洞老人会の忘年会」

「本当の豊かさとは何か」この問いをずっと持っている。「ひきずり」論もその一つ。そしてここにもその一つの答えがある。「心の空虚を埋めるための消費」ではないコトが。友人(教え子)の実に豊かな生活が見える。 中洞の老人会の忘年会に呼ばれて法話をし…

ユークリッドの互除法

いろいろあって疲れている時、ふとプログラムを組みたくなる。昔作ったけど、未完成だったのを修正してみた。作り直してみてやっと仕組みがわかってきた。 この手でよう働いてくれたおおきにもうええでと母が言い応えて往きし父 二十ニ年も経って母も往く

郡上組報恩講 浄勝寺

郡上組の報恩講が浄勝寺さまであった。 講師を務めた。 「コモンとコスパと報恩講」 「何を相続したのか」 書くのが面倒なので板書のメモを 改訂版

満中陰の法要

満中陰の法要を行った。母の残してくれたものを、みんなで分けた。里芋と柿とショウガとサツマイモも分けた。

伝道掲示板に貼ったもの

伝道掲示板に貼ったものが押し入れに一杯たまっている。整理をしようと思い立ったら半日かかってしまった。 親父の書いたものもある。再度使えないようなものは全て捨てた。ピンとこないものも捨てた。 並べてみていろいろ考えたら、大体どういうものを書い…

やりたいことがいっぱい

やりたいことが次から次へと出てくるのは有難いことだ。 役場でコピーしてもらった各地区の小字地図をスキャンして鷲見郷一覧に載せてみた。字が小さくて見えにくいけど、何とか載せることができた。 ・鷲見郷一覧① 鷲見郷のある所の地形と気候・縄文時代の…

やりすぎかな

午前中八幡公民館で法話右左、前後、過去未来、釈迦涅槃図の話来年もお願いしますといわれた 午後白鳥中西区民センターでいきいき教室後出しじゃんけん、切立の和田道明先生の話(なぜかみんな知っていた) その後あまごクラブで30日の打ち合わせ今度はCD…

初氷

朝外へ出てみると、石臼の水が凍っていた。霜も降りている。寒いはずだ。 報恩講の前にブルーバーナーヒーターが動かないのがわかって、新しいのを注文した。それが届いたので、試し焚きをしてみた。前のは30年以上は使っていると思う。 古いストーブの灯…

報恩講 久しぶりのじんだ

報恩講で久しぶりのお斎 4年ぶりにじんだを食べた。とてもおいしかった。

煙突掃除完了

午前中は報恩講の準備、午後は煙突掃除。 煙突そうじはマスクをつけてやるけど、鼻の穴が真っ黒。部屋の中も煤に覆われる。これでいつでもストーブを焚ける。だけど今年はいろいろあって、薪の用意が十分にできなかった。できるだけ節約して使おうと思ってい…

「プチ法話会」と「ロータリーの卓話」

さすがに二回話すと疲れるようになった。 プチ法話会は「母との一年4か月と仏とはどういう人か」三七日で娘が、仏になれるっていうけど仏様ってどういう人と聞いたので浄土和讃にある言葉を紹介 (4)智慧の光明はかりなし 有量の諸相ことごとく 光暁かぶらぬ…

報恩講のお斎を再開

総代さんたちと相談して、報恩講のお斎をコロナの為3年間やめていたけど、このままだと無くなってしまうので再開することに決めた。11月11日と12日。 ところが、じんだ汁を作るためじんだを注文したけれど、たくさん作れないということで、どうするの…

ご弔問お礼

ご弔問お礼 遺族・親族を代表致しまして、ひとことご挨拶を述べさせて戴きます。只今お寺様には、御丁寧なお勤めを賜り、誠にありがとうございました。お礼申し上げます。皆様方には、何かとご多忙の中 御参列いただき、過分なるご厚志を賜り、厚くお礼申し…

母の往生

娘が二晩泊ってくれて、いつも呼びかけてくれた。 母はもともと頑張り屋だった。仕事も外の仕事も、雪かきも、意識が無くなってから三日間よく頑張った。頑張れ→よく頑張ったね→もう頑張らなくてもいいよ→ありがとう娘の声掛けがだんだんと変わっていった。…