#民主主義

わくわく図書館

3月のわくわく図書館には8名の参加。 何時ものことながら面白い。だって次から次へと問題が見つかるから。 自治とは何かから昔の農村に自治はあったのか。明治維新とは農村にとって何だったのか。農本主義は新しい道を切り開いたのか。「有機農業」が記号…

檻の中のライオン 憲法って何だろう

市民センターで講演があった。 最初の問いに注目。「憲法というルールを守らないといけないのは誰?」その答えは日本国憲法第99条にちゃんと書いてある。 憲法前文ではなく、99条から入るのに感心した。次の問いも興味深い。憲法の再々入門の話だった。 …

古文書の会・わくわく図書館

午前中はタケノコ掘り、苗植え(サツマイモ・ジャガイモ・里芋)午後は古文書読ままい会とわくわく図書館。 いずれも刺激的だった。編集した「鷲見氏・鷲見郷一覧」をどうするのかで、中学生とのコラボの話。 わくわく図書館では新しい参加者を加え、ゼロか…

「新しい領解文」について

恥ずかしながら今まで知らなかった。それにしても、これは大(事な)問題。ここから対話が始まればいいのだけど。聞くのに二日かかった。 「新しい領解文」を読んで、あれ?と感じ、さらに、ではわたしの信心とは?と深まっていくことを願っています。 煩悩…

民主主義のスキル

民主主義は理念ではない。民主主義はスキルだ。スキルだからこそ身につけなければ実践ができない。 と改めて感じたのは会議に参加したから。若い先生方の抑圧された状況を知るにつけて、それは社会の有様を反映していると感じたからだ。 「こういう組織の仕…

子ども食堂の取り組み

今日嬉しいことがあったので記録しておく。 サンエイへ行った時、「先生、今度の子ども食堂の日に来て欲しい」と言われた。その訳は「子ども食堂をどうするのか悶々としていたけど、やりたいことはこれだったんだと気がついたんです。」と嬉しそうに語りだす…

市民の運動って何だろう

友人から教えてもらった運動論がとても面白い。(組織論ではない) 日高六郎が、1973年の論考「市民と市民運動」(『岩波講座現代 都市政策2 市民参加』岩波書店)のなかで、その特徴を次のように整理しています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

市民自治の思考法

畑の山になっている雪を除雪機で均してから、除雪機のガソリンを抜いてかたずけた。今日は終業式と離任式だと卒業した子たちが登校していた。墓掃除に行ったら、ちゃんと花が立ててあった。誰が立てたんだろう。ありがたいことだ。思わず手を合わせてしまっ…

構想力と目的合理性

二つの言葉を記録しておく。 『日本人として民主主義をどう鍛えるのか、どれだけ主体的な構想力を持って世界に向き合うのか。この国の知の再武装が問われているのです。』 『われわれは何のために力を養い、行使するのか。対抗する過程で相手に似てこないか…

食べ物から学ぶ世界史 ~人も自然も壊さない経済は?~

数学を始めると脳が占領されるらしく他のことが手につかなくなる。さらに数の性質もすぐに気がつけば良いのだけど、しばらく時間が経たないとわからない。でもそこが面白い。自分で発見する(気がつく)から面白い。 夜はわくわく図書館。9名の参加。何をす…

聞くこと・知識について

台湾の超天才が「視点を偏らせない」思考を これ面白い。オードリー・タン氏へのインタビュー 「多重視点というエンパシー」について このように、自分の中にさまざまな視点を積極的に取り込むと、ものごとをより深く理解できるようになり、当然ながら知識も増…

知識化社会と村おこし

「知識社会化」という言葉を初めて知った。 ドラッガーの造語らしい。引用すると、 知識は他の知識と結合したとき、爆発的な力を発揮する。 知識社会では、知識が組織によって活用されることで、社会的な意味を獲得する。専門知識を有機的に連携させる場、結…

11月3日の「ぎふ平和のつどい」

ぎふ九条の会の金平さんの講演 「この総選挙とは何だったのか?」 「政治って暮らしですよ」「メディアが変化してきた。 媒体が変化してきた。 入れ物(スマホなど)が中身を規定している。 しかし、メディアの役目を忘れてはいけない。」 「声を上げること…

政治参加の方法

フレイル予防教室の最終日(私の担当の)。参加者が「車の免許を返した」と言われた。そこから「器としての一形(身体)」の話になった。皆さんと別れを惜しんだ。母に歩岐島分校で習った(80代)という方がいてびっくり。 コロナ問題への対応のまずさによ…

「共有地の悲劇」

数日前のわくわく図書館で紹介してもらった「利他とは何か」の中に、人間の「煩悩」「インセンティブ(やる気を起こす報酬)」のことが書いてあった。例えば、「イスラエルの託児所で保護者が迎えに来るのが遅れるので罰金制にしたところ、かえって遅れる人…

「民主主義」と「ケアの論理」

今回の「わくわく図書館」では単に本を紹介するというのではなく、テーマについて問いを出してその問いに答えるという「座談会形式」で行いました。著者の宇野さんが、前書きで出しておられる「3つの問い」が面白いので。その問いとは 民主主義について、次…

スーパーマンの矛盾(悩み)

病院の待合時間はいつもなら読書の時間だけど、今回はA4の裏にメモをすることに取った。書いてはしばらく考え、また思いついたら書くというように。だからテーマはあちこちに飛ぶ。 今回思いついたメモの一つ「スーパーマンの矛盾」 ある時、二か所で同時…

マクドナルドの利益は誰のもの?

孫と外の山の階段を歩いていて、滑って転んで、今度は左腕を打ってけがをしてしまった。それにしてもおっちょこちょいだと連れ合いに言われた。 この頃、ちょっとしたものに躓いたり、ふらついたりする。もう少し運動をしなければと思っている。パソコンの前…

コロナと資本主義

とても面白かったニュース プライムニュースより。動画ではありませんがよくわかります。 この3名の取り合わせが面白いです。 3人の意見はそれぞれ違うのですが、新型コロナで「感染者が少ない日本でなぜ医療崩壊が起こるのか」の原因は、新自由主義政策の…

啓蒙の復権

都合があって土曜日の「わくわく図書館」を木曜日に変更してもらった。 今回はじめて運営のルールを決めた。 ①発言は、挙手して司会担当の許可を得てする。 割り込み質問はなしで、発言の途中口を挟まない。②1回の発言時間を決めて、超えたらチャイムで知ら…

「運動」に大事なものは・・・

サークルの学習会でこんなことを聞いた。 「私たちの市民運動に大事なものは、口と人と金だ。」 何だか新鮮に感じた。 金が含まれている点に。 口は意見・考え・アイディア・そして思想。 人は活動を荷う人、様々な技術を持った人がそれぞれの分野で活躍する…