コロナと資本主義

とても面白かったニュース

プライムニュースより。動画ではありませんがよくわかります。

 

この3名の取り合わせが面白いです。

3人の意見はそれぞれ違うのですが、新型コロナで「感染者が少ない日本でなぜ医療崩壊が起こるのか」の原因は、新自由主義政策の結果であるという認識は一致していました。

 伊吹さんは、新保守主義で、新自由主義(を認めながら)の暴走を「日本の伝統」「民族の矜持」によって抑えるという立場(伝統的規範の回復「新教育基本法」)だと思っていましたが、さすがにここに至って新自由主義は行き過ぎていると感じているようです。

ただ、現状認識については一致しているけど、斎藤さんの「脱成長のコミュニズム」ができるのかどうか。一部の大富豪ではなく大衆の欲望が自らこの現状を生んでいるのだから、「民主主義(選挙)と市場」を前提にすることが大事ではないかと問いかけていました。

斎藤さんはこれに対して、
楽観的過ぎる。気候変動や次に来る感染症はそんなレベルではない」と
見事に切りかえしていました。

 「新型コロナが資本主義とグローバル化によって起こった」という論法は参考になります。

先崎さんが「自分の町をどうするのか。その積み重ねの上に他者との信頼が出てくる」というように、コモンやコミュニティをとらえていました。

これは現実的だと感じました。