2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

身口意の三業

高僧和讃の曇鸞大師の讃に次の句がある。 諸仏三業荘厳して 畢竟平等なることは 衆生虚誑の身口意を 治せんがためとのべたまふ これは五念門のことを述べたのもだと思う。 名畑応順師の親鸞和讃集の補注を見る。 論註下に 「凡夫の衆生は、身口意の三業をし…

「エッシャーのように」

やらねばならないことの合間に数学に取り組んだ成果。 といっても、これを中心にやりながら、合間に仕事に取り組んでいたという方が正解。 気がつくと夜の1時ごろになっていたことが度々。 好きなことと「やらねばならないこと」が違っていることが私の最大…

絶滅危惧言語「LOGO」

シーモア・パパート - Wikipedia の考案したプログラミング言語である「LOGO」は素晴らしい言語だ。 子どもでも自然にプログラミングできる言語で、数学教育に大いに貢献すると思っていた。 私自身は授業で何度も使い、短時間で子どもたちはプログラミン…

更新記録

「はまぐりの数学」の更新 ジオジェブラ・チューブを見つけたことで、新しい表現を発見した。 ブックとしてまとめると編集もできる。 いろいろなアイディアを試し、またやっていると新しいアイディアが見つかる。 189、錯視 ・・・錯視を再現し体験する …

初めての伐木

久しぶりに間伐講座があった。 ロープの結び方をすっかり忘れていた。 あれだけ練習し、もう身についたと思ったのにできない。 教えてもらえば、すぐにできるようになったが。 とにかく、初めて伐木をおこなった。 今まで丸太を切ることや小さな木を切ること…

列島というブラックボックス

ベイトソンの学習理論は、 ブラックボックスの概念を使っているが、そのブラックボックスが常に変化していることを前提にしている。 入力したことでそのブラックボックスが変化するということは、学習するブラックボックスである。 これはパブロフの犬を例に…

アイディアは共有しなければやがて消えてしまう

以前からそうだが、鬱の状態と躁の状態が交互にくる。 今は鬱の状態で、自己嫌悪におちいる。 といっても、好きなことはやっているので、 そちらに時間をかけてやらねばならないことをほかっていることが自己嫌悪の元。 そもそも好きなことしかやっていなか…

サイン問題から

昨日の問題についての続き (1)結論は単純な論法でよくおちいり易い 白か黒かだから分かり易く、誰でもがおちいる危険性がある。 (2)拡張してみるとそのおかしいことがわかる ・フェルマーの最終定理を証明したからといって・・・ ・ピカソの絵の意味が解らな…

サイン・コサイン・タンジェントをなぜ学ぶのか

「サイン、コサイン、タンジェントを社会で使ったことがあるか女性に問うと、10分の9は使ったことがないと答える」 と言うことは、1割の人は使っているとなるが、実際はもっと少ないと思う。 二次方程式の解の公式を使ったことのある人も同様だろう。 まして…

「両軍将士諸精霊」

同窓会があり、初めて奥三河に行った。 あいにくの雨だったが、その分人出も少なく、鳳来寺山の紅葉を愉しむことができた。 それよりも、一年ぶりの友人と会って話すことの楽しさは格別だった。 用事があったので朝早く分かれたのが心残り。 まだ腹いっぱい…

「テロリズムの子どもたちへ」

昨日は病院で2時間ほど待たされた。 その間、本を読んでいた。 待たせて申し訳ありませんと言われたので、思わず本がたくさん読めたので良かったと言ってしまった。 その本は「戦争と日本人」加藤陽子・佐高信著。副題に「テロリズムの子どもたちへ」と書い…

ジオジェブラの普及について

5月頃からジオジェブラ・チューブにはまり、ワークシートとそれをまとめたブックを作り続けてきた。 そして、ワークシートは324枚、ブックは32冊作成してしまった。 これは日本人でトップである。 そう思うとうれしくなってしまう自分がいる。 でも、…

お念仏の意味が解らなくなっている

永代経はそこそこお参りに来られる方はあるが、報恩講にお参りに来られる方が少なくなっていると聞く。 当山も同様である。 永代経は亡くなった方への法要なので関係があるが、 親鸞さんの報恩講は直接関係が無くなっているのではないか。 御講師にそう言わ…

他力の廻向

お母さんが寺に小さな子どもをつれて参られるようになった。 それまで様々な苦労を重ねながらここにたどり着いたと思わざるを得ない。 そして、それは亡くなった方たちの廻向である。 また、私への励ましとなっている。 他力とは、亡くなった方と阿弥陀様の…

あやにしき

「あや錦」という言葉がある 昨日長瀧の道の駅で見たモミジとけやきがこれだ 今年はケヤキの黄色も美しいが、もみじのコントラストが実に美しい 里の秋は今が盛りである 全てが紅くなっているのもきれいだが、このように赤と黄色と緑が織りなす錦も美しい 山…

味わい

今、白川飯島八幡神社のドブロクを飲んでいる。 今日一日、忙しかったが、その中身を振り返りながら味わっている。 毎年頂くが、今年もおいしい。 今日、島根からわざわざ高鷲までバズで来られた。 十分におもてなしができなかったことが悔やまれる。 しかし…

苑の報恩講

苑の報恩講厳修 献花献灯・正信偈・法話 多くの方が参加して下さった。 中には楽しみにしていてずっと前からまっていた方もおられた。 高僧和讃を初めて聞いていただいた。 夕べ何回も練習したので、わりとスムーズに歌えた。 この和讃が正信偈の深い味わい…

長瀧から見た大日岳

高鷲からの帰りに、紅葉がきれいだったので、長瀧によった。 旧長瀧寺から見た大日岳 大日岳への修験道も頷ける。 紅葉は山から降りてくる やがて雪も降りてくる 冬は山からやってくる

高僧和讃と正信偈

課題であった正信偈の七高僧の和讃を選び出してみた。 お一人一首 一番悩んだのは曇鸞大師 そして、法然上人 これを「北の宿から」の節で歌う。 正信偈+高僧和讃(正信念仏偈7首引き) (1) 龍樹菩薩(インド) 生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれ…

「ふれあいコンサート」

郡上手をつなぐ育成会主催の「ふれあいコンサート」が美並町であった。 盛りだくさんのプログラムとその演奏に感激。 そして、懐かしい人たちに出会えた。 近況を聞けたのがうれしかった。 みんな大人になっていた。 当然か。

報恩講のはたらき

いろいろなトラブルがあったけれど、とてもうれしいこともあった。 ご門徒の方から手紙をいただいた。 読んでいて涙が出てきた。 ご苦労をされたことと同時に、それを乗り越えて来られた御努力、そして私への励ましの言葉。 功徳とはこういうことかと感じる…