2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「特別秘密保護法案」

蓮如さんの領解文の一節 「今度の一大事の後生御たすけ候と、頼み申して候。」 この「頼む」は依頼ではない。信順であり、「まかせる」ことである。 が、それは自分をさしおいてまかせるのではない。 逆に、自分自身の未熟さを知ることであり、 未熟な故に他…

流念難思法海

河久保道場の正面に掛けてあったあった軸に書いてあることが気になったので調べてみました。 最初、教行信証の化身土巻にある 『樹心弘誓仏地 流念難思法海』 心(こころ)を弘誓の佛地に樹て、念(おもい)を難思の法海に流す。 と思いましたが、念の字が…

吉崎御坊お山からの景色

昨日は門徒総代会で「蓮如上人を訪ねる旅」。 写真は吉崎御坊から日本海を眺めたところ。 蓮如さんもここからの眺めを楽しまれたという。 城端の辺では雨が降っていたが、吉崎まで来たら晴天。 この時期の北陸にはめずらしいと言われた。 長いバスの旅だった…

正像末和讃

昨日に続いて「正像末和讃」を取り上げる。 1257年(正嘉元年 85歳)草稿本「正像末和讃」 「罪業モトヨリ所有ナシ 妄想顛倒ヨリオコル 心性ミナモトキヨケレハ 衆生スナハチ仏ナリ」 1258年(正嘉2年 86歳)顕智書写本「正像末和讃」 「罪業モ…

恩徳讃の「べし」

先月、飛騨の高山別院へ伺った折に、御講師が恩徳讃の「奉ずべし」の「べし」は「~しなければならない」という必要・義務でなく、推定・予想ではないかと語られた。 古語辞典を見ると、「べし」の 1番目に、それが当然であると推定、または予想される意。…

秘密保護法案について

ここの所、政府からかなり危うい法案や「改革実行プラン」が出ている。 法案は「特定秘密保護法案」、実行プランとは文科省から出された教科書検定基準の強化。 特定秘密保護法案については国会で審議されているが、できるものなら廃案になることを願ってい…

「はまぐりの数学」更新

正六面体万華鏡 4か月ぶりに「はまぐりの数学」を更新した。 http://sky.geocities.jp/bunryu1011/manngekyou.htm この万華鏡をどうやって作ったのかのページ。 疲れた。

記憶と記録と過去

新幹線から窓の外を見ながら思った。 この景色は後ろの方にいく。 そして、はるか後ろに残される。 時間も同じように過ぎてゆく。 過ぎた時間はどこにとどまっているのだろう。 これは場所からの類推にすぎないのだろうか。 私は過去という場所をつい想定し…

明治図書「数学教育」12月号

大阪へ日帰りで行ってきた。 声明の倍音につつまれる心地良さを味わった。 数学教育12月号の宣伝。 http://www.meijitosho.co.jp/db/magazine/05674/cover.jpg 「最短コースの取り方」を書いた。 立体や平面の表面の最短コースを見つめる問題で、 発展とし…

テーパー万華鏡

ここ数日、とても忙しい。 なのに、テーパードー万華鏡に夢中になっている。 それは、ポリカーボネイト板のミラーを手に入れたからだ。 以前の塩ビミラーでは湾曲があったが、これは正確な平面になる。 そして、忘れてしまっていた設計図の作り方を研究した…

生きていくための確率論

金曜日の「数学教室の」最後は、質問や意見や感想が出る。 「確率は数値だけれど、その人にとって起きてしまった時は確率ではない」 という意見などが出た。 数学の確率の数値は生きていく上で、 数値の多い方を選ぶ方が合理的であるということを前提にして…

報恩講と同窓会

竹鼻西岸寺様で報恩講、そして同窓会があった。 報恩講で出勤された20名以上の僧侶の方たちの声明の迫力は その声明に全身がつつまれていると感じる。 この「おぞくたい」心身が荘厳されていく。 ある方から教えていただいたことを記しておく。 値(もあい…

雪虫

今朝、今年初めて雪虫(綿虫)を見た。 か弱げに見える虫だが、当地では「雪ん子」と呼び、この虫が飛び回ると雪が降り出す。 この虫を見るといつも思い出す俳句がある。 「綿虫の棺につきて父と母」 報恩講の時期にこの綿虫が飛び、冬の到来を知らせてくれ…

報恩講

久しぶりの登禮盤。 宗祖讃仰作法音楽法要を勤める。 和讃と念仏が実に気持ちよく響く。

照蓮寺

報恩講の準備で忙しい。 まずは掃除、お勤めの練習、法話の内容。 法話の内容は、パワーポイントで関東巡拝の旅を紹介。 伝絵の弁円の話とつなげながら解説したいと思っている。 ところで、28日の高山別院と照蓮寺参拝について書いておこう。 せせらぎ街道の…