明治図書「数学教育」12月号

大阪へ日帰りで行ってきた。
声明の倍音につつまれる心地良さを味わった。
 
数学教育12月号の宣伝。
「最短コースの取り方」を書いた。
立体や平面の表面の最短コースを見つめる問題で、
発展として光の屈折の問題を取り上げた。
光が水に入るときの屈折は純粋に数学の問題なのだが、少し難しい。
それを「アリスの水くみ」という譬えで示したものだ。
 
ある教材をどのように発展させていくのかにはいろいろな方向がある。
大きく分けると、拡張と応用だ。
拡張はより抽象化させる方向と一般化させる方向がある。
今回は応用だが、それは物理など化学一般への数学の応用となる。
この問題が光の屈折と結びついていることに気がついたときは嬉しかった。