2015-01-01から1年間の記事一覧

三角形の双曲線

年賀状も書かずに取り組んでいたジオジェブラによる「現象的数学」が行き詰まってしまった。 それで、今までのわかったことだけ記録しておく。 ネットで調べてみると、世界にはすでに同じようなことを考えている人がいた。 http://www.xtec.cat/~qcastell/tt…

山上の垂訓

24日クリスマスイブにプチ法話会。 ケーキを食べながら、キリスト教と浄土教について話をする。 特にマタイ伝の山上の垂訓について。 「狭き門より入れ。滅びの門は広い。」というキリストの言葉は二河白道を連想させる。 「心の貧しい人たちは幸いである…

ジオジェブラで数学する

ここ数日の成果。 初めは何をやっているのか全く分からなかったが、やっと見通しが見えてきた。 三角形の幾何学は奥が深い。 ジオジェブラで、作図しながら確かめていく方法は良い。 さらに、ブックとしてまとめることは編集である。 編集によって新しい見え…

「寺院護持」と「寺院経営」は違う

昨日は組長会があった。 寺院や宗門の厳しい現実がデータとして示された。 門徒数約800万人がこれからどんどん減っていくということ。 廃寺の増加、墓じまい、離郷、過疎は現実問題。 人口減少により、家計収入が今後10年で30%減少する。 そして、大…

自動詞と他動詞

A、 「火を消しました。」と「火が消えました。」の違いはなんだろうか? B、 英語でこんな例があった。 (1) I crashed the car. (2) The car crashed. (1)は目的語があり、主体の行為の影響がその目的語に及ぶ。 (2)には目的語が無いので、自然とそうな…

オイラー線上の五点目「Hは何だろうか? 」

体調が良くない。 外に出る気がしない。 今朝、新しい発見があったので記録しておく。 三角形の外心と重心と九点円心と垂心はオイラー線上に一直線上に並ぶ。 たまたま、頂点を中心とする円の交点を結ぶ3直線の交点を調べていた。 その半径をいろいろ変えて…

廻向とは大悲を起こすこと

ここの所、身体も心も調子が良くなかった。 昨日、やっと一仕事が終わって、昨夜は少し眠れた。 ところがジオジェブラの教材作りは止まらない。 止まらないけど、あまりの難しさに二日ほど苦しんで、 ソフトの方も心の方も動かなくなってしまった。 夕べは和…

列島の「株式会社化」

計画していたことは思うようにはいかない。 やらなければならないことは多い。 いろいろなことが詰まってくるとかなりのストレスだ。 寺割が終わり、掃除がだいたい済み、手帳配りが残っている。 心配なことはたくさんあるが、今はどうにもならない。 それら…

月の満ち欠け

ふと思いついて取り組んでみた。 「月の満ち欠けの影は、どんな曲線なのだろうか。」 最初は円だと思っていたが、いろいろ試していると三角関数になった。 そして作ったシュミレーション。 結構苦労したので愛着がある。 天体シュミレーション www.geogebra.…

唯念仏するしかない

今日は友人の葬儀。 通夜に続いて出席した。 同級生でもある。そして、ともに護寺に苦労をしている仲間でもある。 裏山に水を見に行った途中で心筋梗塞で倒れたとのこと。 お話の中で、 寺院護持に苦労されたということ、まじめで真摯であったこと、 外への…

サイト変更ほぼ終了

サイトの変更がようやく終わった。 一週間かかった。 リンクの変更が一番大変だった。 今度はメールを変更しなければならない。 これはどうなるのかわからない。 その間に、ジオジェブラは作り続けている。 この頃は中学校の数学教材を作っている。 202、…

「生活とは何かを問うていく過程、それが生活だ」

やらなければならないことと、やりたいことがいっぱい重なって、身動きが出来なくなっている。 自業自得である。 土曜日に岐生研の常任委員会があって、そこで学んだことを書いておく。 「生活とは何かと問うていく過程、それが生活だ」 これは、生活綴り方…

雪囲い

雪が降って来たので、あわてて雪囲い。 外に置いている物の片づけ、囲い、水道を止める、・・・ いろいろあって結構忙しかった。 雪が降らないと気がつかないことがいろいろある。 今年はビニールカーテンでウッドデッキを囲ってみた。 すると、風が吹いて、…

はまぐりの数学 サイト変更

昨日、「はまぐりの数学」を更新しようとしたら、つながらないことに気がついた。 モモタロウがホームページを削除したのだ。 たぶん、前もって連絡があったはずなのだが、企業からのお知らせメールはほとんど読まないので、 期限切れで初めて気がついたわけ…

身口意の三業

高僧和讃の曇鸞大師の讃に次の句がある。 諸仏三業荘厳して 畢竟平等なることは 衆生虚誑の身口意を 治せんがためとのべたまふ これは五念門のことを述べたのもだと思う。 名畑応順師の親鸞和讃集の補注を見る。 論註下に 「凡夫の衆生は、身口意の三業をし…

「エッシャーのように」

やらねばならないことの合間に数学に取り組んだ成果。 といっても、これを中心にやりながら、合間に仕事に取り組んでいたという方が正解。 気がつくと夜の1時ごろになっていたことが度々。 好きなことと「やらねばならないこと」が違っていることが私の最大…

絶滅危惧言語「LOGO」

シーモア・パパート - Wikipedia の考案したプログラミング言語である「LOGO」は素晴らしい言語だ。 子どもでも自然にプログラミングできる言語で、数学教育に大いに貢献すると思っていた。 私自身は授業で何度も使い、短時間で子どもたちはプログラミン…

更新記録

「はまぐりの数学」の更新 ジオジェブラ・チューブを見つけたことで、新しい表現を発見した。 ブックとしてまとめると編集もできる。 いろいろなアイディアを試し、またやっていると新しいアイディアが見つかる。 189、錯視 ・・・錯視を再現し体験する …

初めての伐木

久しぶりに間伐講座があった。 ロープの結び方をすっかり忘れていた。 あれだけ練習し、もう身についたと思ったのにできない。 教えてもらえば、すぐにできるようになったが。 とにかく、初めて伐木をおこなった。 今まで丸太を切ることや小さな木を切ること…

列島というブラックボックス

ベイトソンの学習理論は、 ブラックボックスの概念を使っているが、そのブラックボックスが常に変化していることを前提にしている。 入力したことでそのブラックボックスが変化するということは、学習するブラックボックスである。 これはパブロフの犬を例に…

アイディアは共有しなければやがて消えてしまう

以前からそうだが、鬱の状態と躁の状態が交互にくる。 今は鬱の状態で、自己嫌悪におちいる。 といっても、好きなことはやっているので、 そちらに時間をかけてやらねばならないことをほかっていることが自己嫌悪の元。 そもそも好きなことしかやっていなか…

サイン問題から

昨日の問題についての続き (1)結論は単純な論法でよくおちいり易い 白か黒かだから分かり易く、誰でもがおちいる危険性がある。 (2)拡張してみるとそのおかしいことがわかる ・フェルマーの最終定理を証明したからといって・・・ ・ピカソの絵の意味が解らな…

サイン・コサイン・タンジェントをなぜ学ぶのか

「サイン、コサイン、タンジェントを社会で使ったことがあるか女性に問うと、10分の9は使ったことがないと答える」 と言うことは、1割の人は使っているとなるが、実際はもっと少ないと思う。 二次方程式の解の公式を使ったことのある人も同様だろう。 まして…

「両軍将士諸精霊」

同窓会があり、初めて奥三河に行った。 あいにくの雨だったが、その分人出も少なく、鳳来寺山の紅葉を愉しむことができた。 それよりも、一年ぶりの友人と会って話すことの楽しさは格別だった。 用事があったので朝早く分かれたのが心残り。 まだ腹いっぱい…

「テロリズムの子どもたちへ」

昨日は病院で2時間ほど待たされた。 その間、本を読んでいた。 待たせて申し訳ありませんと言われたので、思わず本がたくさん読めたので良かったと言ってしまった。 その本は「戦争と日本人」加藤陽子・佐高信著。副題に「テロリズムの子どもたちへ」と書い…

ジオジェブラの普及について

5月頃からジオジェブラ・チューブにはまり、ワークシートとそれをまとめたブックを作り続けてきた。 そして、ワークシートは324枚、ブックは32冊作成してしまった。 これは日本人でトップである。 そう思うとうれしくなってしまう自分がいる。 でも、…

お念仏の意味が解らなくなっている

永代経はそこそこお参りに来られる方はあるが、報恩講にお参りに来られる方が少なくなっていると聞く。 当山も同様である。 永代経は亡くなった方への法要なので関係があるが、 親鸞さんの報恩講は直接関係が無くなっているのではないか。 御講師にそう言わ…

他力の廻向

お母さんが寺に小さな子どもをつれて参られるようになった。 それまで様々な苦労を重ねながらここにたどり着いたと思わざるを得ない。 そして、それは亡くなった方たちの廻向である。 また、私への励ましとなっている。 他力とは、亡くなった方と阿弥陀様の…

あやにしき

「あや錦」という言葉がある 昨日長瀧の道の駅で見たモミジとけやきがこれだ 今年はケヤキの黄色も美しいが、もみじのコントラストが実に美しい 里の秋は今が盛りである 全てが紅くなっているのもきれいだが、このように赤と黄色と緑が織りなす錦も美しい 山…

味わい

今、白川飯島八幡神社のドブロクを飲んでいる。 今日一日、忙しかったが、その中身を振り返りながら味わっている。 毎年頂くが、今年もおいしい。 今日、島根からわざわざ高鷲までバズで来られた。 十分におもてなしができなかったことが悔やまれる。 しかし…