2015-01-01から1年間の記事一覧

苑の報恩講

苑の報恩講厳修 献花献灯・正信偈・法話 多くの方が参加して下さった。 中には楽しみにしていてずっと前からまっていた方もおられた。 高僧和讃を初めて聞いていただいた。 夕べ何回も練習したので、わりとスムーズに歌えた。 この和讃が正信偈の深い味わい…

長瀧から見た大日岳

高鷲からの帰りに、紅葉がきれいだったので、長瀧によった。 旧長瀧寺から見た大日岳 大日岳への修験道も頷ける。 紅葉は山から降りてくる やがて雪も降りてくる 冬は山からやってくる

高僧和讃と正信偈

課題であった正信偈の七高僧の和讃を選び出してみた。 お一人一首 一番悩んだのは曇鸞大師 そして、法然上人 これを「北の宿から」の節で歌う。 正信偈+高僧和讃(正信念仏偈7首引き) (1) 龍樹菩薩(インド) 生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれ…

「ふれあいコンサート」

郡上手をつなぐ育成会主催の「ふれあいコンサート」が美並町であった。 盛りだくさんのプログラムとその演奏に感激。 そして、懐かしい人たちに出会えた。 近況を聞けたのがうれしかった。 みんな大人になっていた。 当然か。

報恩講のはたらき

いろいろなトラブルがあったけれど、とてもうれしいこともあった。 ご門徒の方から手紙をいただいた。 読んでいて涙が出てきた。 ご苦労をされたことと同時に、それを乗り越えて来られた御努力、そして私への励ましの言葉。 功徳とはこういうことかと感じる…

明日から報恩講

いよいよ明日、報恩講厳修 いろいろ問題が起こり対応に追われたが、何とかできそう。 本堂の荘厳もあとはお飾りだけ。

プチ法話会「魂=いのち」

月一回のプチ法話会 6名の方の参加で、いろいろな話が出た。 私の話が終わってから質問をされた方がいる。 欲生我国の我国についての話の中で、誰にも代れない「我国」があり、 その「我国」を清浄にして下さるのが、仏とお浄土であるという話をうけて、 「…

せせらぎ街道のもみじ

餅つきが終わってから、せせらぎ街道のもみじ狩りに行った。 あいにくの曇り空だったが十分に秋を堪能できた。 清見が一番きれいだった。

組の報恩講

組の報恩講厳修 円覚寺様で報恩講のお勤めをした。 久しぶりの登礼盤で頭の中が白くなった。 ガウンの女性は献華献灯をしてくださった方たち。 法話を聴聞した。 浄土の有様のとても自然なお導きのお話であった。 総代会、寺族女性会、ビハーラ、仏壮など多…

「正覚の華より化生す」

『如来浄華の衆生は正覚の華より化生す。 同一に念仏して別の道なきが故に。 遠く通ずるに、それ四海のうちみな兄弟なりとするなり。 眷属無量なり。いづくんぞ思議すべきや。』 格調高く、心をうつことばである。 浄土の有様を現世の有様と重ねてしまう。 …

ミャンマーの英知=仏教

TVを見ていたら、途中からだったが、ミャンマーの子どもの得度式の様子を写していた。 この子の父母が、自分の店で15年間懸命に働いてためた100万円を得度式に使うのである。 得度式に100万円も必要なのかと思っていたら、 他の貧しい子どもたち(親戚…

報恩講の準備

今日、おみがきがあった。 大勢の方が手伝いに来て下さって、とても早くできた。 いよいよ報恩講である。 今年はいつもジンダ汁の原料を作って下さっているところが、新築のため作れない。 困っていたら、作って下さるところが見つかった。 困っていると相談…

月と城

昨日、今年初めて雪虫を見た。 昨夜、外に出たら月と城が重なってきれいだった。 夜の景色の美しさは写真には写らない。 郡上八幡城のポスターが、霧に浮かぶ様を描いていて、人気になっているらしい。 そこで、月に浮かぶ城を描こうと思った。 が、なかなか…

「死者論」と「還相廻向」について

末木文美士氏の「死者論」に興味を持った。 最後の連研で、五念門を説明するときに、「魂」という言葉を使って説明した。 魂としか言いようのないモノが・・・と。 すると、仏教は「諸法無我」だから、魂(アートマン)なるものは否定されているのではないか…

思い込みと勘違いから発見が生まれる

図書館から借りていた「辞書になった男」を読了 ジオジェブラで複素積分を計算 ことばは鑑である ことばは不自由な伝達手段である 複素数の積分は計算できるが、それを定義通りにやったらどうなるのか 人はことばによって世界を表わし、それは感覚の世界を表…

やわらかい心=柔軟心

昨日は久しぶりに一日閉じこもって、複素函数に取り組んでいた。 朝はTV「あさが来た」を見ている。 その中で、「やわらかい心」という言葉が出てきた。 この「やわらかい心」こそが私たちの求めるものではないかと思う。 柔軟心(にゅうなんしん)である…

正信偈最初の2句

お経の前に、できるだけ正信偈の意味を説明していこうと思っている。 最初の二句の意味 十字名号は慈悲を表わし、九字名号は智慧を表わしている。 どちらも阿弥陀仏の光のはたらきである。

介護の借り物

親父が退院して、家で過ごすことになった。 そのために、車いすを借りた。 スロープを借りた。 トイレの手すりを借りた。 こうやって見ると、借りることはとても良い。 死んだら返して、次の人に使ってもらう。 この身体も死んだら返す。 車いすは最新型でと…

双曲線の焦点に光を集める

昨夜ふと思いついた。 双曲線の焦点に光が集まる場合はどういう場合だろうか ということだ。 12時を過ぎていたので寝ることにしたが、4時ごろ目が覚めてしまった。 それで、今朝作成した。 http://tube.geogebra.org/m/1771545 楕円の場合は一方の焦点か…

仏からの預かりもの

私たちは近代化の真っただ中にいる。 その近代化が、私たちにどのような変革を為さしめたのか つまり、私たちをどう変えたのか それを仏教からみつめてみようと考えたのが半年前。 いろいろな遍歴をし、考えはまだ大きく動いているが、少しずつ固まりつつあ…

銀の食器は本来私のものではなかった

七里恒順師のエピソードに泥棒に入られた話がある。 「その金は仏様からのお預かりものだ。仏様にお礼を言ってから帰りなさい。」 「盗られた覚えはない。与えはしたが盗られたのではない。」 この話から思い出したのが、レ・ミゼラブル 昔、子どもたちに読…

「はまぐりの数学」更新記録

たぶん、これをやっていると精神的に落ち着くのだと思う。 175、最短問題と光の反射 ・・・ヤギの水飲み ジオジェブラ・ブック(2015.9) 176、一点で交わる直線 ・・・3本以上の直線が一点で交わる不思議 ジオジェブラ・ブック(2015.1…

どうせ死ぬ身?

親父の外泊のため車いすを積み込んで帰る。 2泊の予定。 帰れたことを喜んでいて、おふくろに迷惑を掛けまいと、トイレに自分で行こうとするのでかえって大変になる。 さらに、おむつをしっかりと上にあげていなくて、布団を二回濡らしてしまった。 そうい…

カタツムリの子ども

昨夜2時ごろ、風の音がひどくて目が覚めてしまった。 今朝、道路を見てみると、大量のカタツムリの子どもがいる。 どこから来たのか 昨夜の風で飛ばされたのか 車に挽かれてつぶされているものが沢山いる 最初気がつかずに、何匹か踏み潰してしまった

親父の写真から

親父が遺影にと準備したものがある。 これがとても若いころの写真。 最近の姿を見ている人には違和感を感じるかもしれないと思う。 ずっと昔の写真ではないか、今は違うと でも、その時の姿も本人なのだ。 認知症が進んでいる場合、これが本来の姿だとは思わ…

かぶり老眼鏡

この頃、老眼が進んでいる所為と、パソコンばかりみている所為で本を読むことが辛くなってきた。 そこで、以前貰った、メガネに付ける老眼鏡を使うことにした。 ところがこれをメガネに付けると、ただでさえ重いメガネがさらに重くなる。 そこで頭に掛けるこ…

連研終了

とても疲れている。 16期連研が今日終了した。 午前中法事を済ませ、午後は1時間ほどかかって別の場所で連研。 内容を記録する気力もない。 でも、今年度の総括をして、来年度の計画を立てなくてはならない。 はたして、そういうことをやらなければならな…

「ブッダは輪廻を説かなかったのか」

十二縁起から輪廻転生は論理的に導かれる。 それはその輪廻を脱する道を説くためであった。 縁起とは因果関係である。 「無明によって行がある。行によって意識がある。意識によって名称と形態がある。 名称と形態によって六つのよりどころががある。六つの…

輪廻転生について

昨日は老人会の彼岸会の法要でお経とお話をした。 ここの所、ずっと考えていることは「輪廻転生」 そのことを初めて取り上げた。 「諸法は無我なり」 普通は、我があると考えるから迷いや苦が生じると読む。 ところが、無我だからこそ輪廻転生するとも読むこ…

最後まで働くこと

いろいろな人を見ていると、最後まで働いていた方が良いようだ。 無理をしない様に何もしなかったら衰えるだけ。 とすると、最後まで気力を持っていることが大事なのだろう。 その気力はどこから来るのだろうか。 一つ言えることは、気力を奮い立たせるよう…