2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
本願寺橘総長とカール・ベッカー教授の対談が中外日報に書いてありました。その対談の二人の微妙なずれが何とも気になります。それは何だろうと考えてみました。 日本では年間120万人の方が亡くなっています。その方たちの死に、日本人はどう向き合って…
今日「ツナグ」を見た。 まさに、死者と生者をつなぐ映画だった。 私が興味があったのは、 生者の思いと死者の思いのどちらに比重がかかっているかであった。 一般的に死者がよみがえるのは、恨みや怨念を持った幽霊としてである。 だが、この映画は逆だっ…
ここから阿弥陀仏の浄土へと論を進める前に、大乗の菩薩道について考えてみたいと思います。 大乗仏教の菩薩道=教育の道 大乗仏教は他への教化を、その一つの行としています。これは、ちょうど教育に例えることができます。私は長年教育の仕事にかかわって…
大乗仏教の発展の中で、個人としての人から、社会的な存在としての人間へと、とらえる見方が進化してきたことが伺えます。そして、教化の対象も個人を変えることから、関係性を変えることへと変わってきます。それは、佛国土を清浄(浄土)にするという表現…
そして、聖徳太子は、その佛国土に浄土と穢土があるのはおかしい。浄土だけを佛国土というのではないか?と問い、それに答えています。 「如来にはもともと自分の国土というものはない。ただ教化されることになる衆生の類を取り上げて、彼らのことを佛国土…
衆生の「自分の國」とは何か? 島田幸昭師はこのことを次のように説明しています。 「私がいう世界は、そこにある客観的な事実です。たとえば私を中心とすれば、そこに父があり母があり、兄があり妹がある。父を中心とすれば、世界がガラッと変わる。私が母…
親鸞さんは聖徳太子を和国の教主と大変尊敬されていました。六角堂に籠って聖徳太子の夢を見ています。では、聖徳太子の書かれたものは読まれていたのでしょうか。そんな疑問が浮かんできて、四十年前の学生時代に買った本を引っ張り出してきました。当時は…
第3回 「大人のための数学教室」 楽しく考える(悩む)コツ 1、数学マジック ① 2桁の数を思い浮かべてください。(例 12) ② その数の右に0をつけて、その数を引いてください。(例120-12=108)→計算 ③ あなたは、この3ケタの数から好きな数…
モミジと冬桜(奥住小学校跡地)よく見ると、桜の花が咲いていました。 階段の落ち葉。苔と落ち葉とのコントラストに惹かれました。
岐生研の学習会の研究のまとめの原稿を書いている。 書くことによって見えてくることがあって楽しいが、 最初のねらいと外れてしまうところもあって苦心している。 私は、一つの原稿を書くと、それを何回も書き直す。 時にはまるっきり書きかえるときもある…
小川真理子師の法話 親鸞聖人のご一生を紹介しながら、それぞれの節で様々なエピソードを紹介されました。 29歳の六角堂での夢告 1、女犯偈 行者宿報設女犯 我成玉女身被犯 玉女=念仏 一生之間能荘厳 臨終引導生極楽 2、映画「ソハの地下水道」 自らの危…
昨夜、公民館で第二回の大人のための数学教室があった。 テーマ 「拡張することの楽しさ」 ねらい (1)公式とは何か (2)公式の作り方(拡張をするという方法) 内容 面積の公式を創ってみよう 長方形→平行四辺形→三角形→台形→四角形→円 (→シンプソンの公式)…
聖徳太子の書いたといわれる勝鬘経義疏を読んでいる。 勝鬘夫人と釈尊の対話の形式をとっている仏典である。 在家である勝鬘夫人の語る内容が、大乗仏教のある到達点を示している。 私の関心は「一乗」と「如来蔵」なのだが、 それは、在家におけるさとりと…
イチョウの葉が落ちている。 縁側を掃除しながら庭を見ると、その落ちている様がきれいだった。 イチョウは一斉に落葉するが、まだ葉がついている。 どうやら雪になるようだ。 ウッドデッキの周りをビニールシートで囲った。 この写真は美並の福野の神社のイ…
NHKの番組【「中国文明の謎」漢字の誕生・王朝交代の秘密】を見た。 漢字が表音文字ではなく表意文字だということは知っていたが、その働きが初めてわかった。 今までの経験上、子どもたちにとって漢字の方がひらがなよりもわかりやすいということを知ってい…
金曜日に第一回の数学教室があった。 参加者は、2人欠席の6名。 こんなに参加者があるとは思わなかったのでうれしかった。 算額について知りたい人、数学を学びなおしたい人・・・など。 話したいことがたくさんありすぎて、あっという間に2時間が過ぎて…
明日、数学教室がある。 そのためにも天元術をマスターしなければとの意識も働き、夢中になって取り組んだ。 まず、算木作りからはじめた。5mmの角材を5本買ってきて、それを5cmずつカッターで切断。 色を塗り、完成したので、いろいろな計算をやって…
報恩講の法要に参加した人を見ながら、 「こうやって見ると、ほとんどが片割れを亡くしたものばっかりやな」 こう、つぶやかれた方がいました。 見ると確かに、ほとんどの方が(十数人ですが)大切な方を亡くされています。 「さみしい、さみしいと言っとっ…
「天地明察」で、岡田くんがあまりにも楽しそうに算木を並べていたのを見て、 私もやりたくなった。 ネットで調べてみると、やり方がわかってくる。 実際に作ってみたが、算木はマッチ棒で代わりにした。 まさに、表計算のエクセルのようなものだ。 商の段…
たかたかまんまは昔は3合だった。 これをすべて食べてしまえることが、一人前になることだった。 今は2合になっている。 じんだ汁は豆をつぶしてだしを入れただけのもの。 ここに一味の唐辛子をたっぷりとかけて食べるとおいしい。 これに漬物がつく。 こ…
毎年人数は少なくなっていくが、今年は子どもたちがたくさん参加してくれた。 たかたかまんまとじんだ汁だけなのに、子どもたちは夢中になって食べている。 たかたかまんまは2合。 でも、私は全部食べることはできないで残した。 じんだ汁は3杯飲んだ。 …
いつの間にやら11月になっていた。 数学教室で和算を取り上げようと思っていたので、 「天地明察」を見ようと思っていたが、風邪やらいろいろあって 最終日にやっと見に行くことができた。 最終日だというのに十数名。 最初は、興行用の操作に戸惑い、史実と…