2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

愚に生きることの難しさ

一昨日の「優越の錯覚」について、気になったので調べてみた。 http://www.nirs.go.jp/information/press/2013/02_26.shtml に詳しく説明がしてあった。 その中に「ベック絶望感尺度」というのがあったから、 試しにやってみた。 すると、結果は「軽度のうつ…

色は空 空は色との 時なき世へ

「色は空 空は色との 時なき世へ」 これは、十二代目市川團十郎の辞世の句である。 行年66歳という若さであった。 たまたまニュースを見ていたら、紹介された辞世の句が心にとまった。 アナウンサーは、「いろはそら そらはいろ」と読んでいた。 もちろん…

「自分は優秀」は錯覚?or当たり前?

一日中忙しくて、パソコンを開く時間がなかった。 朝食をつくる。除雪。犬と散歩。介護相談センターへ相談。 昼食づくり。除雪。生協の食品分配。介護相談調査。除雪。犬の散歩 夕食づくり。食器のかたずけ。風呂洗い。 身体も動かしたし、何よりも一ページ…

生国

2月になってもこれだけ雪が降るのは、やはり大雪といってもいいだろう。 思い出すのは56豪雪だが、今年の雪も結構多い。 一度に降らないだけだ。 今日は高山に行く。 その前に、私の検査がある。 雪が心配だ。 昨日TV「38億年いのちの中へ」を見てい…

学習・・・学而時習之

『子曰、学而時習之、不亦説乎。有朋自遠方来、不亦楽乎。』 子曰く、学びて時にこれを習う、また悦ばしからずや。朋友あり遠方より来る、また楽しからずや。 孔子さまは「学ぶ」ことと「習う」ことを別のことと考えている。 昔、これを「学んで復習する」と…

CDとDVDとBDの違い

気になること、心配なことがたくさんあって、ぐっすりと眠ることができない。 退職してからゆったりとした生活をしたいと思っていたが、 そうは問屋が卸さない。 これは、日記のつもりで始めたが、多すぎてすべてを書くことができない。 その中で、いろんな…

うその念仏

《香樹院語録》より、心に触れた個所をもう一つ。 江州草津の木屋にて、女按摩、香樹院師を按摩しながら、念仏したるに、 「汝よく念仏せり」との仰せなりしかば、 按摩はじ入りて、「うその念仏ばかり申して居ります」と答う。 師の仰せに、「おれも、うそ…

辺地の往生

引き続き《香樹院語録》より、心に残ったところの抜き書き。 綾五郎、命終に臨んで尋ねて曰く。 「私、生涯御法を聞き、此頃は日夜に六万遍の念仏を申して日課にいたし、本願を心にかけ居り候えども、信心なくば、空しく三悪道へ帰ると仰せらるるを思えば、…

念仏するを聞く

「念仏するを聞くと申すは、我れ称えて我が声を聞く事に候や。」 この弘海師の問いに、香樹院徳龍師は応えます。 「我が称える念仏と云うもの何処にありや。 称えさせる人なくして、罪悪の我が身何ぞ称うることを得ん。 称えさせる人ありて称えさせ給う念仏…

老夫婦の会話

夫「今までよう生きてきた。」 妻「そんなことを言ってはいかん。 生かされてきたんやで。」 夫「そうやった。そうやった。 今までよう生かされてきたもんや。」 下から、八十を過ぎた老夫婦の声が聞こえる。 自分の人生を振り返った時、 「よく生きてきた、…

往生と不退

厭へばすなはち娑婆永く隔たり、欣へばすなはち浄土つねに居す。 善導大師「般舟讃」 「信心のひとは、その心すでにつねに浄土に居す」と釈したまへり。「居す」といふは、浄土に、信心のひとのこころつねにゐたりといふこころなり。これ弥勒とおなじといふ…

五濁悪世と悪人

世の中をどう見るかと言えば、仏教では五濁悪世と見る。 さらに、それを自分自身の中に見る。 その中で、呼びかけられている存在に気がつく。 「二河」と「白道」は同時に往生者の目に飛び込んでくる。 とすると、娑婆世界を五濁悪世と見るか見ないか。 振…

宗教・宗派を超える道

昨日、『「浄土真宗」 ―往生と不退― 中野良俊著 東本願寺出版部』 を読んだ。 30年前の講義録とは思えないような内容だ。 現代的な「教相判釈」をされ、浄土真宗の独自性を示すということを 真摯に追求されていた。 先日の石槫師の法話の中で心に残ったこ…

「私の仏法」は生きているか

今雪がちらついている。 この冬は、八幡では雪が積もることは少なかった。 昨年は台風もよけていった。 これも異常気象といってもよい。 そんな話を交わしていた。 昨日は、なごみの法話の後、組の実践運動研修会があった。 遅れて参加し、ご講師の法話は途…

「DCCなごみ」での法話と傾聴

昨日の9条の会の話は、なんと1時間15分も行ってしまった。 自分のつもりでは45分だったが。 話す方は夢中だからよいが、聞く方は大変である。 なぜ長くなったのか。 パワーポイントを使ったため、思いつくことをどんどん足していったことにある。 骨子…

愚の大地

山本伸裕さんの文章から心に残った文章を書き留めておく。 人が「空」の思想を受け入れるとき、あるいは「愚」の大地に降り立つとき、 生の現実に対して後ろ向きになるのでなければ、 「自分の感覚の与える意味を敏感に読み解くこと」以外に、 この世界を生…

世界と「表現された世界」

こんな図を描いてみた。 下の方は未完成、いや図全体が未完成。 でも、こうしないと理解ができない。 図であらわすことの限界も考えなくてはならない。 図は鉛筆で描くと、消しゴムですぐに消すことができる。

空と方便力

親鸞の方便力(もちろん他力です)について考えてみようと思っていた。 説明と学習と修行が方便で一体になるという曇鸞大師の思想や 縁起として「私」のあり方をそこでうまく説明できるのではないか と思っていたからだ。 検索すると、 山本伸裕さんの『龍…

憲法を生かすことと法則を生かすこと

金曜日に、郡上9条の会で「数学と憲法と平和」というテーマで話をします。 パワーポイントでそのプレゼンの資料を作りました。 作りながら一番気になっていたのが、 「憲法は生きているのか」ということでした。 作りながら、ふと気がついたのですが、 憲法…

(((1+1)+1)+((1+1)+(1+1)))・・・

先月ごろから、夜中にカラスの鳴き声が聞こえる。 カラスは夜に弱いというのを、昔シートン動物記で読んだ覚えがある。 夜に泣くのはなぜだろうと気になった。 今朝、散歩代わりに、雪の降る中を見て回った。 電線にカラスが20羽ほどみぞれに濡れながら止…

二分木の分類ができた

雪かきが終わって、夜考えていたら、ほぼ分類が完成。 n:葉の数 (分岐の数はn-1) h:幹の高さ(一番高い葉までの分岐の数+1) e:分岐エネルギーの合計 最初、nだけで分類していてうまくいかず、次にhで分類してもだめ。 そこで、nとhを組み…

二分木の分類

流れの圏の研究のために、二分木の分類をしようと思いたった。 簡単だろうと思っていたら、意外に難しい。 いろいろやってみたが、まだ糸口が見えない。 ただ、昔レールの連結で考察した完全二分木とフボナッチ木のエネルギーが違う理由はわかった。 それは…