憲法を生かすことと法則を生かすこと

金曜日に、郡上9条の会で「数学と憲法と平和」というテーマで話をします。
 
パワーポイントでそのプレゼンの資料を作りました。
作りながら一番気になっていたのが、
憲法は生きているのか」ということでした。
 
作りながら、ふと気がついたのですが、
憲法を生かすということは、
数学の応用と同じだと感じました。
 
数学で、法則や定理を覚えさせて、
それを使って応用問題を解く練習をさせます。
でも、それは、させられているだけで、
本人がその法則や定理を「生かしている」とは言えません。
 
生かして使えるようにするためには、
その法則や定理を本人が創り出さないとだめなのです。
 
私たちは、憲法を、特に九条をどのように生かしているのか。
それは、「いじめ問題」にもつながってくる問題ですし、
身のまわりで、起きている小さな問題にこそ生かされてくることです。
 
例えば、子どもたちの生活には必ずトラブルが発生します。
そのトラブルからさまざまなことが学べます。
そして、争いを無くすためにはどうしたらいいのかを考えます。
それが、「小さな九条」を創るということです。
 
 現象 ←←    →→ 法則
   (具体化)  (抽象化)
 
一方通行では、「法則が生きている」とは言えません。
 
 
しかし、時間が足りません。
もっと読みたいものがあるし、調べたいことがあるのに・・・。