2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

月日は百代の過客

方便とは譬喩であり、仏からの方便は譬喩を用いて私に伝わる。 そして、譬喩とは関手(矢印)である。 「月日は百代の過客にしてゆきかう年もまた旅人なり」 人生も旅。 旅 → 人生 (一生) ↓ ↓ ↓ 宿 → 天地 → 山河 → 借りの宿 → 身体(一形) ↓ ↓ ↓ ↑ ↓ 過…

手術の日程

ようやく手術の日程が決まった。 少しホッとしているが、それまでに済ませておかなければならないことが多くある。 手術で夜眠ることができるようになればありがたい。 サツマイモの切り干しを作った。 あまり甘くない。 どうやらサツマイモ自体を熟成しなけ…

10月のプチ法話会

今日3時からプチで法話会がある。 奥の細道の序の段を取り上げるつもり。 「天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過客なり」 月日が過客だとすると、私たちは何か。 この天地の五蘊からこの身体をいただき生きてきた。 家も道具もすべて借り物だった。 こ…

「皮膚のない裸群」

これは記録しておかねばならない。 ホンジュラスの50番目の批准によって「核兵器禁止条約」の発効が決定。 中日春秋で山本康夫氏の詩を紹介していた。 「お浄土には羊羹があるの?お浄土には戦争はないね」と書いてあったので、 どういう詩だろうと調べて…

報恩講と鷲狩り伝説パネルディスカッション

午前中報恩講と片付け。昼から孫とサツマイモ掘り。さらに鷲狩り伝説パネルディスカッションに参加。 さすがに疲れた。 このパネルディスカッションは、「農泊シンポジュウム」に代わるもので本来は講師は他県在住の方だったけど、日程がつかないので代わり…

報恩講とハイブリッド学習会

報恩講をすませ、岐生研ハイブリッド学習会に途中から参加。 疲れました。 レポート分析に参加。聞き取れないところもあったけど、一人では読む気力が無い。オンラインながら分析の場にいるということでトポスを共有している。この「学びの場に参加している…

知行地とは何か?

古文書を読んでいると、いろいろな疑問にぶつかる。 最近疑問に思ったことは、土地の所有の問題。 これを土地の所有権と考えてしまうと近代の私有制となってしまうからややこしい。 例えば、藩の土地は知行地として幕府から与えられたものだから、所有権は藩…

「考えても仕方ないことは悩まない」トレーニング

#AI

親父の納骨は弟の家族とやり、祥月命日は妹夫妻とお勤めした。 父はいつも「考えても仕方がないことは悩むな」と言っていた。こちらの方言でいうと「考えてもしょうがないことは悩まない」となるけど、これは案外深い意味があると思う。 最近「知性は集団的…

集合知とリスク管理

岐生研で「ハイブリッド研究会」を計画している。 案内のチラシ その準備では、二つのことが課題になった。一つは「集合知」のこと、もう一つは「リスク管理」のことだ。 この二つは実は密接に重なっている。当日までに起こりうるリスクを想定してそのことに…

知育教材(玩具)について

TVで知育玩具が流行っているということをやっていた。 いろいろなやり方や玩具を紹介していたので面白かったけど、いずれも子どもの頃からわが子の集中力や創造性を何とか高めたいという親心を大前提にしている。 でも、そこには一番大事なことが抜けてい…

正しさの感覚

病院の待ち時間に読む本はなぜかよく理解できる。 佐藤文隆先生の「人格教育と科学についての論文」(現代思想7)面白そうと思った論文は後から「矢印の図」にすることにしている。 科学教育のベースとしての数学の役割 (最近科学のとらえ方が混乱している…

那留ケ野騒動

古文書読ままい会があった。 明治2年に東京遷都のことで太政官からお触れが出ている。その文章がわからない漢字で書いてあって、読むのに苦労した。歴史的事実から推測して、皇后が東京へ行啓したのだと解釈。つまり、皇后が行啓(天皇の場合は行幸)したと…

マイタケご飯

久しぶりに弟の家族が訪ねてきた。 コロナのせいでなかなか会えなかった時にZoomをした。リアルで会うのはやはり違う。久ぶりに墓参りしたいと言ったので、親父の納骨を一緒にすることにした。前からお骨が気になっていたので良い機会だった。 彼が言う…

「梦保」とは誰か?

鷲見大鑑の最後に署名がある。 梦保と書いてある。どう読むか悩んだ。 調べると梦は夢の異体字。 梦保は夢保ではないか。 では誰か? 系図を見ると一番最後の鷲見甚内と考えるのが妥当だろう。 彼は延宝騒動か遠藤家の改易で暇を出されている。 夢とつけたの…

鷲狩り伝説パネルディスカッション

新型コロナウィルスはやはり怖い。まったく運しだいだという所が怖いのだ。 鷲狩り伝説について、読めなかったところを再度読んでみた。かなりわかってきたが、後二か所わからない。これには辞書が必要なのだけど、あいにく手元にないのでこれで一旦打ち切り…

鷲狩り伝説―鷲見大鑑の解読

昨日から鷲見大鑑を解読している。 実は資料は数年前にいただいたけど解読をするのは初めて。解読は暗号を解くと同じで、読めない文字がわかるととても嬉しくなりすっきりする。今回もわからないところはそのままにしておいて、後から読んでみるとわかるとこ…

足場の設置と鷲見大鑑

足場の設置 雨の中を大変。 鷲狩り伝説ー鷲見大鑑を読み下す 初めて読んだ。 濃北一覧とはかなり違っていることに気がついた。 鷲見氏のことと小左衛門のことが書いてある。

永遠の今

昨日は孫のもり。エネルギーいっぱいで、ついていくのがだんだんしんどくなるけど、楽しかった。 このはてなブログに移転してちょうど一年。その間、アクセスしていただいた人の累計は9100人。一日25名のアクセスがあったことになる。この数にこだわっ…

突破するちから

今日は家の壁を補修するため周りを片付けた。 一日かかってしまった。腰が痛い。 いろいろ調べたいことがあるので、とりあえず二次方程式を因数分解で解く方法についてまとめておく。 題して「突破するちから」 つまり、突破できない状態を経験しているとい…

高鷲の伝説と民謡

高鷲に鷲退治伝説の文書がある。 それについてパネルディスカッションをやるのでその打ち合わせをした。 3人でいろいろ話したけどとても楽しかった。 鷲狩り伝説については以前書いたことがある。→(鷲狩り伝説) あれからだいぶ経った。 そして、昨日の話…

二次元図式

わかりやすい板書に「マトリックス」による整理の仕方がある。 要は表なのだが、これは座標を用いた二次元図にできる。例えば、新自由主義をこう表すことができる。 とても嫌な図になる。 新自由主義にはこの二次元図がとてもマッチする。 そもそもこういう…

日常性と非日常性

忙しすぎて日常が無い。このコロナ禍の中でいつもやっている行事ができない。 とよく言う。では、日常とは何か。 そして、破壊的な現象(行為)と創造的な行為とはどう違うのか。 放送大学の講義を見ながらまとめてみた。 www.youtube.com 「ゆらぎ」→「よろ…

コロナ禍の下での学校とレジリエンス

昨夜はサークルで学習会。 行くのに一時間かかるけどいろいろ話し合うのが楽しい。昨夜はコロナ禍の影響で学校が大きく変わったことを実感した。先生方の心が変わったのだ。 この困難に対して、上からの指示通りにやる。それは下々のものがどうこうできるよ…

月に託す・・・メタファー

古文書と育成会の理事会に参加。帰りに月が輝いていた。そうか今日は中秋の名月だ。 月影の至らぬ里はなけれども眺むる人の心にぞすむ願わくば月よ誘へ我往かむその中秋の望月の夜に 古文書は明治政府の布告の仕方が面白い。かなり徹底している。 此処の処、…

寒念仏和讃げんげんばらばら

葛野(かどの)さんから「寒念仏和讃をげんげんばらばら」で唄うユーチューブ音源が届いた。 150年ぶりに復活した寒念仏和讃を、唄詞と同時に味わっていただきたい。 美濃郡上寒念仏和讃 - YouTube 聞いていると嬉しくなってくる。 まさに歓喜念仏和讃 不…