#生活

指を使って計算する方法

今日の寺子屋は女の子ばかりの5人。 足し算と掛け算を苦労してやっていた。見ていると、足し算を指を使ってやっていた。そこで7+8を指で簡単にやる方法を伝える。7は片手と2本指。8を足すと・・・ 九の段の九九は苦手で9×7を忘れたという。先生は九…

「基本的アサーション権」

友人から「基本的アサーション権」について紹介してもらった。はじめて聞いたけど、とても興味深い。(意見表明権のことだ)調べると「コミュニケーションの手法としても」紹介されているけど、権利として聞くと、安心してコミュニケーションをすることがで…

高鷲郷土料理新聞第8号

郷土料理新聞が届いた。読んですぐうれしさがこみあげてきた。昔お茶を作った思い出が湧き出ると同時に、世界が新たに出現してきたからだ。 書くと表現しきれないところが気になるけど、書いてみよう。 うれしくなったのは二つの面から。一つはお茶を作ると…

6月の「ほっと寺ス」

今日は「ほっと寺ス」に新しいメンバーが加わった。何と私のかっての教え子の子どもさん。お母さんの勧めで参加したという。子どもたちは色々なことを語り合っていた。それを聞いているだけで楽しい。担任の先生のことも聞いた。今度先生にお寺の和尚さんを…

理論と実践について

前日の直方体の籠は、職人の方たちが経験から作り上げてきたもの。その経験を理論化してみる。角を4つにするためには左右対称でなくてはならない。理論的には次の図のような構造が考えられる。 この図はあくまで頭の中だけのもの。だから実際にできるのか確…

オイラーの多面体定理の応用

前回の正八面体を作ったのは全く理論から。今度は経験的なことを理論から裏付けてみる。 以前、直方体を作ろうとして五角形ではできなかった。五角形が12個必要なので、頂点が8個ではうまく割れないからだ。でも、ちゃん職人は作っている。(教えていただ…

「忘れられた日本人」を読む

「民主主義は多数決」と捉えるのは昔から違和感を持っていた。民主主義の具体的なイメージはすでにこの列島の中にあった。ただし、この列島も一律ではないが(西日本と東日本の違い)。かってこの「忘れられた日本人」を読んで衝撃を受けたことを思い出す。 …

親も子も漉く孫も漉く

孫が帰りの車の中で泣いていたという。別れたのが悲しいのだという。 江戸時代の人々は、生活の中で困ったことがあるとまず寄合をして相談し訴えるということを何度もしている。これは現代は「それ」がより簡単になったけど、寄合をして相談するというコトが…

オタマジャクシとヤゴ

池の底をタモで掬うと泥と藻とオタマジャクシとヤゴがいっぱい入ってくる。 子どもたちに教えてもらった。孫も大喜びで何度も掬ってオタマとヤゴを水槽に移していた。子どもたちの興奮ぶりを見ると何だか嬉しくなる。 久しぶりにトンボのヤゴを見た。オタマ…

芍薬とあまごクラブ

母が大切に育てていた芍薬。今年も咲いてくれた。 毎日ケジ取り。 あまごクラブに初参加者のトニーさん(イギリスから来てもう十数年という)寺でこういうことをやっていることに興味を持ったと言われた。 今日は一円玉がいくつあるか数えた。いろいろな数え…

本堂の廊下と階段に塗料を塗る

二日がかりで塗料を塗った。もっと早くやれば良かった。とてもきれいになったけど、同じ色が無かったので違う色にしたら目立つ。

竹トンボづくり

孫と紙トンボを作って練習していたが、もっと飛ぶのが欲しいというコトで、以前作った竹トンボを見せたら、ちゃんと飛ばすことができた。家の中ではやらないことを言って公園で飛ばした。 ふと久しぶりに竹トンボを作って子どもたちに渡そうと考えて、20個…

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤ

永代経の案内を配布した。良い運動になった。 タイヤ交換をする前に、調べようと思ったことがあった。スタッドレスのタイヤは少し大きいような気がしたので、どれくらい距離が違うのか調べようと思ったのだ。 八幡から高鷲までの距離を測ることにした。スタ…

東北大震災13年目

TVで13年経った避難所アパートの現状をやっていた。はじめの頃はいろいろなイベントがあったり、様々な取り組みをして活気があったけど、歳月とともに歳をとって活動ができなくなった。そして、孤独死をする人たちが数百人もいるという。これをどう考えた…

千までの数の概念

孫に算数を教えて欲しいと言われていろいろ考えた。千や万や億という言葉は知っているけど、意味を知っているのだろうかと思ってまず千まで数えることにした。数えるのに何が良いのか悩んで、一円玉にした。というのは30年前からコツコツためていたからだ…

正五角形の折りたたみ

つれあいから「布の紐を折りたたんでいるけど、そのときに正五角形にするには最初にどこに折ればいいのか」と質問を受けた。 面白そうなので考えてみた。最初に思い出したのは正三角形の折り方。これは60度なので、真ん中に合わせて折れば簡単にできる。五…

50年前の手紙

お経がうまく言えずに、まわりが心配して病院へ行けという。孫が「ちゃんと行ってね」と言うので思わず約束をしてしまった。仕方がないのでしぶしぶ行ったら、ほとんど待ち時間。午前中いっぱい病院で待っていた。明日検査、来週診察。午後も別の病院。こち…

三つのC(ケアのはたらき)

この時期は、毎年東海北陸地区セミナーに参加していたのだけど、今年は母たちのこともあり行くのをあきらめていた。ところが、能登で大地震があり、北陸の多くの地域の方々が被災をされ、現地(富山)での開催ができなくなって急遽のオンライン開催になった…

柿の皮の俳句

柿の皮干して食せし幼年期 石田喜造さんの俳句 これを見ていろいろなイメージが浮かんできた。 柿の皮干して食べにきふるさとの空柿の皮干して食べにし報恩講皮干して菓子の代わりの富士の柿 遊びつつ柿皮出して嚙みしめし甘き昔の懐かしき ちなみに報恩講の…

大雪 オイラーの発想

今朝起きてみたら40㎝ほど積もっている。 大雪と言っていいだろう。この雪は根雪になる。昨日はスノーダンプを取り出して雪かきをした。 予報によると10年に一度の寒波だという。この表現は確率から来ていると思うけど、あまりわからない。 午前中で50…

ブラウン管テレビを出した

30年前の大型ブラウン管のテレビを、家電リサイクルの申し込みをして、北部クリーンセンターに置きに行った。車に積み込むだけでも二人掛で大仕事だった。大型にしたのは本堂でカラオケなどを映してみんなに見てもらうためだったのだろう。 直接持っていっ…

「豊かな生活」と「中洞老人会の忘年会」

「本当の豊かさとは何か」この問いをずっと持っている。「ひきずり」論もその一つ。そしてここにもその一つの答えがある。「心の空虚を埋めるための消費」ではないコトが。友人(教え子)の実に豊かな生活が見える。 中洞の老人会の忘年会に呼ばれて法話をし…

ガーデンカッターと枝刈り機

重たい雪で生け垣の木の枝が道をふさいできた。これを切ってついでにバリカンで整えた。合わせて、電線にかかりそうな枝も切った。今回ガーデンカッターを購入したので、その試運転。 これがとても楽だ。木の上に登っても楽に安全に切ることができる。落とし…

煙突掃除完了

午前中は報恩講の準備、午後は煙突掃除。 煙突そうじはマスクをつけてやるけど、鼻の穴が真っ黒。部屋の中も煤に覆われる。これでいつでもストーブを焚ける。だけど今年はいろいろあって、薪の用意が十分にできなかった。できるだけ節約して使おうと思ってい…

自分自身の終活

母の遺品を整理しながら自分の遺品を整理し始めた。つれあいにこんこんと言われたからだ。 私の本は20年前に処分したので残りの書類。これが山の様にある。ほとんどが封筒に入れて表題を書いてあるので、中身を見ないで表題を見て捨てる。紙袋5袋ぐらい捨…

自治とコモンを取り戻せ

わくわく図書館があった。今回読んでいる本は『コモンの「自治論」』の一回目。 次のような調査がある。驚きの結果だ。 日本財団「18歳意識調査」第20回 テーマ:「国や社会に対する意識」(9カ国調査) | 日本財団 (nippon-foundation.or.jp) これを見ると…

干し柿づくりに4時間も夢中になれたのはなぜだろう?

私自身が面白かったけど、子どもたちはなぜ取り組んだのかを振り返ってみる。 思いつくことを書くと①柿の木から直接切り取るところから始まった(紐を付けれるように枝を切る)②お寺の中でみんなで共同の作業をした③苦手なコトを自覚し、自分のやれることを…

干し柿作りを子どもたちと

今年は柿が豊作。今まで母がいつも剥いてくれていたが、今年はどうしようと悩んでいた。月曜日に高鷲小学校の校長室であまごクラブの平真未さんと出会い、話していて急遽干し柿づくりをやろうということになった。 11時に集合。子どもたちは赤ちゃんを入れ…

干し柿作りを子どもたちと

母と一緒に干し柿を作ってきたが、今年は剝く人がいない。清司さんに聞いたら欲しいと言われたけど、今年の柿の出来は豊作で余ってしまう。どうしようかと思っていたら、あまごクラブの平さんが子どもたちといっしょに干し柿づくりを寺でしたいと言われた。 …

母の往生

娘が二晩泊ってくれて、いつも呼びかけてくれた。 母はもともと頑張り屋だった。仕事も外の仕事も、雪かきも、意識が無くなってから三日間よく頑張った。頑張れ→よく頑張ったね→もう頑張らなくてもいいよ→ありがとう娘の声掛けがだんだんと変わっていった。…