「基本的アサーション権」

友人から「基本的アサーション」について紹介してもらった。
はじめて聞いたけど、とても興味深い。(意見表明権のことだ)
調べると「コミュニケーションの手法としても」紹介されているけど、
権利として聞くと、安心してコミュニケーションをすることができると感じる。
どうやら心理の行動療法から導入されたものらしい。

①私たちは誰からも尊重され、大切にしてもらう権利がある。

②私たちは誰もが、他人の期待に応えるかどうかなど、自分の行動を決め、それを表現し、その結果についての責任をもつ権利がある。

③私たちは誰でも過ちをし、それに責任をもつ権利がある。

④私たちは、支払いに見合ったものを得る権利がある。

⑤私たちは、自己主張しない権利もある。

⑥一人になる権利がある。

⑦成功する権利がある。

⑧前に言ったことを取り消す権利がある。

⑨聴いてもらい、まじめに受け取ってもらうことを要求する権利がある。

⑩いつもアサーションで表現しなくていい権利がある。

このことについては、はじめて知ったのでネットでいろいろ調べてみた。

アサーションとは、「自他の権利を侵さない限り、自己表現をしても良い」という意味ですが、そのよりどころになっているのは、自己表現の権利という、生まれながらにして誰もが持っている基本的人権を認めることにあります。つまり、アサーションは、誰もが持っているアサーションをする権利=「アサーション権」を受け入れるところから出発するのです。このようなアサーション権は、人間関係の基礎です。誰もがやって良いことを知ると、人との信頼、思いやり、親密さなどを育んでいけるようになります。

と書いてあった。私が特に気にいったのは最後の⑩。
これがいい。
アソシエーションで表現しないという権利もある。
つまり押しつけではないということと、
それを選ぶのは私自身であるということ。

「わかっちゃいるけどやめられない。」
という人間の弱さも認めている。

さて、これを共通理解としてどんな会話や対話や議論が成り立つのだろうか。