#教育

寺子屋一回目

今年初めての寺子屋。7名の参加。1年生2名、4年生2名、6年生3名。初参加1名。 それぞれ目標を決めて取り組んでいた。6年生には空気の重さとハノイの塔をやってみた。ハノイの塔はつぶやいてやると算数が得意になると言って、つぶやきながらやる練習…

奈桜さんの生涯

TVの番組のニュースで取り上げられたのをいくつか見ただけだけで、詳細はわからないが、奈桜さんの7年の人生とは何であったのかと思う。 番組では奈桜さんの死をなぜ防げなかったのか→虐待をなぜ防げなかったのか→児相の対応は良かったのかということを追求…

本を読むこと=世界の創造

外へ出て草取りをしていると汗が噴き出る。 昔は理論武装の為に本を読んでいた。つまり、知識をためるため。それは知識を消費するだけ。本の中の世界を再構成することではなかったような気がする。まして、新しい世界を生成することではなかった。 ただし、…

7月のほっと寺ス

まず、おうちづくり。ハノイの塔をつぶやきながらやる。それから「空気の重さを測る」をやった。空気入れを使って炭酸用のペットボトルに空気を入れて重さを測る。 空のペットボトル+クリップの重さは48g空気入れで15回ほど入れて、クリップで止めて測…

寺で隠れ家づくり

孫がおうちを作りたいといったので、板木や脚立を用意して、子どもたちとこんな家を作った。子どもたちは総計8名。 外で作るつもりだったけど、暑いので本堂の中で。組み立ててからシートで被ったら本格的な隠れ家になった。 そういえば、子どもの頃に山や…

主体と客体の分離

全く個人的な課題。本を読んでいてふと疑問に感じたこと。その本の部分(経験の危機を生きるー応答の絆の再生へー 清眞人著) レインによれば、精神科医が患者と取り結んでいた従来の関係性は、一言でいえば、あたかも自然科学者が自然現象――本質的に「事物…

「基本的アサーション権」

友人から「基本的アサーション権」について紹介してもらった。はじめて聞いたけど、とても興味深い。(意見表明権のことだ)調べると「コミュニケーションの手法としても」紹介されているけど、権利として聞くと、安心してコミュニケーションをすることがで…

大無量寿経について

プチ法話会で浄土三部経を取り上げて解説している。 小経、観経を終えていよいよ大経に入った。ところがこの大経は何回か読んだけれど、意味が全くわからない。しかもサンスクリット語の原典、漢訳、漢文の読み下しと3種類ある。さらに親鸞聖人の読み下しが…

6月の「ほっと寺ス」

今日は「ほっと寺ス」に新しいメンバーが加わった。何と私のかっての教え子の子どもさん。お母さんの勧めで参加したという。子どもたちは色々なことを語り合っていた。それを聞いているだけで楽しい。担任の先生のことも聞いた。今度先生にお寺の和尚さんを…

苦手な算数を克服する「つぶやき」

以前書いていたことをまとめてみた。一週間ぐらいかけてしまったが、なかなか良いと思う。 341、ハノイの塔で算数を克服しよう ・・・算数が苦手なんです (2024.6) 書いているうちに、つぶやきが一番大事だということに気がついたことが成果。

「この世を生きる」井上尚実師の講演

大雨になる前にと娘が東京へ帰った。 夜、ふれあい創造館で 愚禿と名のった仏者 親鸞の生涯 ③京都編「この世を生きる」を聞いた。 「本当の自己肯定感は正定聚に入ることで得られる」と。歎異抄の第4章を正面から取り上げられたお話は始めて聞いた。この章…

今年のツツジは良く咲いている

何時もは少ししか咲かないのに、今年は良く咲いている。昨年秋に刈り込んだからか。そういえばツツジとサツキの違いがわからない。 バラもきれいだ 母が大事に育てていた リンドウだと思うけど、母が植えたもの 顔の疣贅を取った。 大和古文書読ままい会で天…

「倒木を引っ張るロープワーク」のシート作成

以前木を切る時にロープで引っ張る作業をした時に、三方向から同じ力で引っ張ると、その間の角度が120度になることを教えてもらった。 「安全な自力間伐講座」という講習会に参加した。 切った木を倒す方向を決めるためにロープで引っ張る。 しかし、自分…

「籠目編み」と「井桁編み」

昨夜、夜中までかかって作ってしまった。鉄線編みのしくみもわかってきたが、八面体の辺の所は編んではいない。 とてもきれいな模様が浮かび上がる。 井桁編みの二種類の立方体の作り方。 病院で考えていてやっとわかった。籠目編みのしくみを図にするとこう…

井桁編み

オイラーの多面体定理の式を見ていたら気がついた。 四角形と三角形だったらどうなるのだろうと。式で計算してみる。四角形にすると井桁になるので頂点と重なる面は4個あり、したがって頂点の数を4で割らなければならない。 四角形の数をx、三角形の数を…

数学の間違い(勘違い)に気づく

病院でずっと考えていたけど自分の書いた方程式の意味がわからない。 帰ってからやっと間違いに気がついた。 面+頂点-辺=2と思い込み式を(5x+7y)/3+(x+y)-(5x+7y)/2=2と書いていたので、どうして面が(5x+7y)/3にな…

理論と実践について

前日の直方体の籠は、職人の方たちが経験から作り上げてきたもの。その経験を理論化してみる。角を4つにするためには左右対称でなくてはならない。理論的には次の図のような構造が考えられる。 この図はあくまで頭の中だけのもの。だから実際にできるのか確…

オイラーの多面体定理の応用

前回の正八面体を作ったのは全く理論から。今度は経験的なことを理論から裏付けてみる。 以前、直方体を作ろうとして五角形ではできなかった。五角形が12個必要なので、頂点が8個ではうまく割れないからだ。でも、ちゃん職人は作っている。(教えていただ…

ハノイの塔の体験

前回「算数が苦手なんです」の続き 「まちがえることを大事にすること」まずやってみることが大事だ。つまり試行錯誤。でも、ただやるだけではだめ。「これはダメだな」と感じることが大事。試行錯誤とは「新しい物事をする際,試みと失敗を繰り返しながら次…

算数が苦手なんです

「うちの子たち算数が苦手なんです。寺子屋で算数を教えてください」とお母さん。 「算数苦手なの?どういう所が?」と子どもたちに聞く。 「計算をしていると何をやっているのかわからなくなるの。だから消して初めからやり直すの。それに文章題の意味がわ…

オタマジャクシとヤゴ

池の底をタモで掬うと泥と藻とオタマジャクシとヤゴがいっぱい入ってくる。 子どもたちに教えてもらった。孫も大喜びで何度も掬ってオタマとヤゴを水槽に移していた。子どもたちの興奮ぶりを見ると何だか嬉しくなる。 久しぶりにトンボのヤゴを見た。オタマ…

芍薬とあまごクラブ

母が大切に育てていた芍薬。今年も咲いてくれた。 毎日ケジ取り。 あまごクラブに初参加者のトニーさん(イギリスから来てもう十数年という)寺でこういうことをやっていることに興味を持ったと言われた。 今日は一円玉がいくつあるか数えた。いろいろな数え…

江戸時代の裁判

以前書いた「剣村留帳」と「美並村史」を合わせて編集した。というのは、当時の裁判についていろいろなことがわかってくると思うからだ。出来たのがこれ。資料をテキスト化するのに時間がかかってしまった。 ・「白川郷十八ケ村と下田問屋運送争い」江戸での…

「三ケ村山論済口証文」の翻刻

数日前から高鷲に残る山論の示談書の翻刻を試みている。古文書の勉強には実際に古文書に当たって翻刻するのが一番いい。今日は病院での待ち時間でかなり進めることができた。 済口というのは示談のことで、大日岳の山麓の村々が土地の使用について争ったのが…

3人の子たちが問題に取り組む

法事で子どもたちにパズルや問題を出している。以前小5の子に問題を出したら、とても熱心に取り組んでいた。答え合わせをしてほしいから、連休で尋ねてくると連絡があり何だか嬉しくなった。 答えは全問正解。良く解けたものだと感心。新しい問題も出したら…

新しい定理の証明は実験と同じ

以前作図は実験と同じで、証明は理論と同じというコトを言ったけど、次のようなことも考えられる。⇒作図と証明・・・作図は実験、証明は理論 科学=理論+実験 であるが、「定理の証明は理論か実験か?」という問いかけをする。理論ではなく実験であるという…

「脳の話」

昔、時実利彦氏の「脳の話」という本を読んだ覚えがある。大脳前頭葉の働きの大事さを強調していたと思うが、「パブロフの犬の話」はこの本で知ったような気がする。根が単純なので、ここから入力と出力のブラックボックスの概念に行くのは自然だった。とこ…

”遊び”と”モデルベースシステム”

先日書いた”遊び”についてヒューマニエンスでやっていたことをまとめてみる。これを見て面白いと感じたのは、私自身が仕事よりも遊びが好きだからだ。子どものころから遊びが大好きで勉強は嫌いだった。今は学ぶことは遊びの様になっている。だから、遊びっ…

長針と短針が重なる時刻は何時?

爺:爺が子どものころから疑問だった時計の問題があるんだ。考えてみてくれるかな。 「この時間は何時何分?」孫:長針と短針がぴったり重なっている時刻だね。1時5分は過ぎている。 1時6分かな。・・・いや6分まではいっていないような気がする。爺:…

チャイニーズ・リング

新聞の記事を見ていたら面白そうだったので作ってみた。針金で作ってみたけど、30分もかからなかった。そういえば下駄で同じようなものを昔作ったのを思い出した。チャイニーズ・リングという名がついていたような気がする。つれあいにやってもらったら、…