長針と短針が重なる時刻は何時?

爺:爺が子どものころから疑問だった時計の問題があるんだ。考えてみてくれるかな。
 「この時間は何時何分?
孫:長針と短針がぴったり重なっている時刻だね。1時5分は過ぎている。
 1時6分かな。・・・いや6分まではいっていないような気がする。
爺:この時刻をぴったり出すにはどうしたら良い?
孫:うーん、角度で考えれば良いのかな。結構難しいね。でも、面白そう。

孫:まず長針の角度を求めてみよう。0時の時はぴったり重なっている。
 5分で30度進むということは、1分で6度。
爺:60分で360度だからね。
孫:短針は60分で30度進むから、1分で0.5度。
爺:時計の1時間が角度30度というのが何だか大きいような気がする。
孫:1時ジャストから時計を進めてみよう。
 t分進んだときに重なるということは角度が一致するということだから、
 短針は30度+0.5t=6t となるはず。
 これを解くと、5.5t=30で、t=5.4545…
 つまり、1時5.4545…分にぴったり重なる。
爺:これは無限小数だね。時間にすると約5分27秒ということか。
 6分どころか30秒までいっていないんだね。じゃあ、2時の時は?
孫:30度を60度にすればいい。5.5t=60で、t=60÷5.5
爺:時間は10.9090分…だよ。これは11分と考えても良いの?
孫:10分54.545454…秒だから11分よりは少ないよ。
 11時台だと5.5t=30×11でt=60分となってピッタリ0時となる。
爺:この計算がぴったり合っているということだね。
 少数で表すと無限循環小数になるけど、
 分数だと30a/5.5=(60a)/11 つまりa時(60a)/11分だ。
 なるほどな、子どものころからの疑問がやっと解けたよ。すっきりした。おおきに。
孫:秒針も考えるとどうなるんだろう?

娘が録画したビデオで「ヒューマニエンス」を見ていたら、テーマが「遊び」。
遊びが人間をここまで進化させた。類人猿も遊びをするが一対一の遊び。
でも人間は多対多の遊びで、このチーム同士の遊びが絆を生みコミュニティをつくる。
遊びはうまくいかないこともあるけど人生を豊かにする。
遊び経験が豊富な人は違う見方ができるので、スランプを脱出できる。
子どもの頃よく遊んでいた人はレジリエンスが高い。
何か面白いことはないかいつも探している。(目的を設定しすぎると遊びではなくなるが)
ところで報酬がないのになぜ遊びをするのか?
などなど、とても面白い。

遊びはモデルベースシステムをつくる。
遊びは脳のシュミレーション。
つまり
シュミレーションはあそび

GeoGebraはとても面白いおもちゃ

どこへも行かずにUBer Eatsで注文して昼食を食べた。
これがおいしい。
毎日あちこちとおいしい所を探して食べていたが、最後に歩くのが疲れてUBer Eatsで注文した。暖かくて早くておいしい。