2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

流れの圏

昨日から、「流れの圏」を考えている。 流れの圏を分類することだ。 どう分類しようか。 まず、「流れの圏」に構造を入れるために、分岐の次数を定義する。 対数を使えばできそう。 そして、流れをうまく表現できるものはないか。 もう一つは、「人生の圏」…

圏論と暗黙知

圏論を理解するには、まず圏の例を知ることが必要だ。 それは、圏論の応用でもある。 また、その理論を創り出す過程(をさぐること)でもある。 様々な現象があってそれを理解する理論を創るのだから。 そして、私が一番イメージできたのは、 「位相空間と連…

「仕舞」としての呆け

ゼミの会で眠れなかったから、次の日は薬が無くても眠れるだろうと思ったら、間違いだった。 一昨日の夜は、目が覚めたら午前3時。 そのまま、布団の中でいろいろ思いながら朝まで過ごした。 そこで、昨日はちゃんと薬を飲んで寝たら、9時間も寝てしまった…

仏暦と西暦

私は、サイトの法話では仏暦を使っている。 仏暦と西暦の違いは何か気になった。 西暦はイエスの誕生から始まり(イエス・キリストが生まれたとされる年の翌年を元年) 仏暦は釈尊の死から始める(釈迦が入滅したとされる年、またはその翌年を元年とする) …

岩田ゼミの会

昨夜は岩田ゼミの会があり、岐阜グランベールに宿泊。 いつもはしゃべりまくるのだが、もっとしゃべるやつがいて、聞く方に回ってしまった。 しかし、2年ぶりに会う恩師と仲間との語らいは楽しかった。 12時に話を終えて寝ようとしたが、興奮していて眠れ…

偽の命題からはどんな命題でも導ける

八幡も雪が降り続いている。 今日は6時から岐阜で大学のゼミの会がある。 雪がひどくならなければいいのだが。 そのまま宿泊して、明日は教育のつどいに参加しようと思っている。 メモ帳兼日記のノートが今日で6冊目に入った。 A5のサイズが一番使いやす…

古文書解読

家にあった、古文書の解読をしている。 自分で解読してみようと勉強してみた。 ウェブサイト講座「くすクスくんのWEB版古文書入門」 佐賀県図書館 <http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/web-komonjo/index.html> このサイトが、とてもわかりやすい。 基礎はほぼこれで学べる。 後は、文字例だ。 これも、以前古文書講</http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/web-komonjo/index.html>…

イチョウの木

イチョウは面白い木だ。 枝がいっぱい出ている。 そのいっぱいさがすごい。 次から次へと枝を伸ばしている。 今日は病院で血液検査と尿検査、血圧が96-60低い。 層の理論について考察。 数学の「層と圏」とマイケル・ポランニーの「層の理論」と坂口恭…

大佛頂萬行首楞嚴經卷第五

浄土和讃、大勢至菩薩和讃の八首 われもと因地にありしとき 念仏の心をもちてこそ 無生忍にはいりしかば いまこの娑婆界にして 念仏のひとを摂取して 浄土に帰せしむるなり 大勢至菩薩の 大恩ふかく報ずべし その原典を読み、何とか読み下そうと試みてみた。…

浄土に往生するということ…二河白道

二河白道の絵です。ただし、逆になっています。 逆に見るということはどういうことかを考えてみてください。 それは、 現生正定聚=(現世で浄土に往生する)のイメージです。 二河白道を逆に見ると、浄土がこちら側に来ます。 今まで、東岸でうろうろしてい…

紙の工作

久しぶりに工作をした。 子どもたちに見せるためだ。 この作品は、それぞれ一枚の紙から切り出したもの。 文字も台座もつながっている。 どうやって作ったのだろうか。 マジックの新しいネタも二つほど作成。 ウエストポーチに入れれるモノにした。 予言のマ…

新年会

昨夜、地区の新年会が積水園であった。 夜の積水園はライトアップと電飾できれいに飾ってあったが、 ちょうど降ってきた雪が枝に積もり、それが街灯で照らされて、さらにきれいだった。 2時間飲み放題だったが、少しセーブしながら飲んだ。 例によって、た…

ネット墓碑と念仏相続

「学び」というのは、他の人との対話の中で生まれてくるものだと感じました。 それまで、何気なく見ていたものに気がついたり、 意味が分からなかったものが、つながったり、 そこで出てきた疑問点を調べていて、新しい発見があったり。 いろいろなことがつ…

今朝はめちゃくちゃ寒いです

寒いです。 雪は降っていません。 コタツから出られずに、圏について考えています。 私の指し示しの数学でこれを理解するという方法を思いつきました。 指し示しは拡張をも指し示すものです。 圏は全ての群と全ての準同型写像なのでそこからどうやって拡張す…

白道

今回の一畳坪庭のテーマは「白道」です。 二河白道をイメージしました。 どこまでも続く白い道を一歩一歩と歩んでいく。 親鸞さんは、一念他念証文で白道を『「一分二分(一歩二歩)ゆく」といふは、一年二年すぎゆくにたとえたるなり』と書いています。河の…

チンパンジーにも「平等」の概念

こんな実験のニュースに目が留まってしまった。 経済学で使われる心理実験「最後通牒ゲーム」を、2~7歳の人間の子ども20人 のグループと、成体のチンパンジー6匹のグループで別々に行った。 この「最後通牒ゲーム」は2人1組の片方が一定の金額の分配案を提…

法然上人の父の遺言

法然上人の父、漆間時国(うるまときくに)は、上人が9歳の時 敵の夜襲を受け、瀕死の重傷を負う。 時国大事の疵(きず)を蒙(こうむ)りて今を最後の時九歳の子に向て遺言すらく、 「我死去の後、世の風儀に随(したがひ)て敵を恨(うらむ)ることなかれ…

従軍慰安婦問題、いわゆる「河野談話」の訂正は可能か?

従軍慰安婦問題、いわゆる「河野談話」の訂正は可能か? というテーマで次のような意見が書いてありました。 http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/01/post-514.php 読んで、なるほどと思いました。 この問題について意見の違いは、簡単には埋まりそうも…

ブログの整頓と読書

ブログの使い方がわからなかったので適当にやっていたのですが、 カテゴリーを5つに分類しました。 もちろん適当な分類です。 生活を分類しているわけでも、テーマを分類しているわけでもありません。 退職して、やっと本が読めるようになりました。 聖教も…

成人式と真如

昨日成人式があった。 久しぶりに会う子どもたちのはつらつとした姿が印象に残った。 しかし、これからのさまざまな苦難を思うと、ただ良き縁にめぐり合うことを願わざるを得ない。 祝辞等の話を聞いていると、つい仏法の立場で聞いている自分がいる。 この…

人はなぜ死ななければならないのか

三受について考えていたら、次のような問いが浮かんできた。 問い 人はなぜ生まれ、苦労し、死ななければならないのだろうか。 人が動物とは違って意味を考えるべく生まれたとしたら、生きるということの意味は何なのだろうか? 一切有為(=私たち)は、皆…

内田樹氏の「就活」なんかするな!

内田樹氏の研究室に「就活についてのインタビュー」の記事が載っていた。 主旨は 「就活なんか、するな。卒業するまでは大学生として大学での活動に全力を尽くし、卒業してから、その先のことは考えなさい」 今の教育の現場の到達が就職だとすると、その有…

「救い」と「さとり」の違い

さとりの世界=浄土である。観無量寿経でイダイケの救いと言わずにさとりと書いたのにはわけがある。 それは、次のような疑問が出てくるからである。 「イダイケは浄土で救われたの、それとも浄土でさとったの?」 この問いを解くためには、さとりの世界(…

サイトのページの紹介

今までブログに書いてきた二つのことを、サイトに編集しなおしました。 ・観無量寿経 (イダイケのさとり) http://www.gujo-tv.ne.jp/~tyouzenji/kanmuryouzyukyou.htm ・指月の譬 (言葉「指」と真実「月」) http://www.gujo-tv.ne.jp/~tyouzenji/sigetun…

観無量寿経 その3

【問い】 現実が変わったわけではないのに、なぜイダイケは迷いが晴れ、さとりを得ることができたのか。 ただ浄土と仏を見ただけなのだ。それなのに迷いが晴れた。 あの苦しみは消えてしまったのだろうか。 ただ心持ちだけの問題なのか。 私は観無量寿経を…

観無量寿経 その2

釈尊が答えていないのに、イダイケの「問い」は変化している。 最初は、自身の悲劇的な現実への「問い」である。愚痴と言っても良い。 ところが、それを振り返り、『わたしのために広く憂悩のないところを説いてください』と、 イダイケが自分の心を述べて…

観無量寿経

葬儀の初七日の法要の時に、久しぶりに観無量寿経を聞いた。 女性の場合は、観無量寿経となっているのかもしれない。 お経は、お釈迦様の説法なのだが、漢文で読まれるので 意味が分からず、あまり説法という気がしないと思う。 しかし、観無量寿経はなぜか…

本来

「それはそれとして」 浄土のはたらきの中に「性功徳成就」というはたらきがある。 性(しょう)とは根本という意味である。 それは、浄土がすべての根本である真如法性にかなっているからである。 つまり、浄土は法性の理に順じて起こったものである。 成就…

「受想行識」 の「三受」について再び

渋滞に巻き込まれて、イライラしながら考えました。 渋滞に巻き込まれたとき、時間が遅れるというのが最もつらいことです。 その時間が決まっていたら特にそうです。 我慢できずに、回り道をしました。 そこでまた渋滞になってしまいました。 最初の道なら…

オリオン座

通夜の帰り、南の空を眺めると、オリオン座や木星、スバルが見えました。 オリオン座の三ツ星の下に縦に並んだ三ツ星が見えます。 真ん中の星はオリオン大星雲です。 小さな三ツ星がとてもきれいに見えました。 オリオンの涙に似たる三ツ星の父と母とのごと…