#宗教

プチ法話会と宗教教育

息子の退院を迎えに行って帰ってきてからプチ法話会に参加した。 今回のテーマは「AIと仏教」 AIは急速に進歩するけど人間は進歩していない。いや退化しているかもしれない。ChatGPTというAIの試していて気がついたことを語った。「ICTの時代に仏教…

郡上組「組だより」の原稿

二月締め切りなので、いろいろ悩んで書いた。 「南無阿弥陀仏」に助けられた 長善寺 釋文隆 何を書こうか悩んでいて、今はやりのChatGPTに聞いてみた。すると、 『「法話」は、この教団の信者が行う瞑想の一種です。信者は、仏教の教えを実践することにより…

神の定義と恐竜ランド

今年初めての「わくわく図書館」11名の参加。テーマは「日本の神々と神社」 とても中身が深く2時間では足りなかった。本居宣長の神の定義を初めて知った。「・・・尋常(よのつね)ならずすぐれたる徳のありて、可畏(かしこ)き物を迦微(かみ)とは云う…

心の遭難

100分で名著で「中井久夫さん」を取り上げている。 私の持っている本は中井さんの翻訳した『心的外傷と回復』 。以前から注目していたが、今年の夏に亡くなった。斉藤環さんは「ケアの思想」の先鞭者だと言われていた。 中井さんは喩えの名人で、登山の喩…

第18期郡上組連研終了

4年に亘った18期の連研が昨日終了した。 最後のテーマは「自他ともに心豊かに生きることとはどのようなことでしょうか」 問題提起として「私たちは不安の中に生きているからどんな不安があるのか語り合ってみましょう」と投げかけた。その不安をどうやっ…

わくわく図書館で「歎異抄」

9名の参加で11月のわくわく図書館があった。 本は歎異抄。紹介する人は真宗の僧侶二人。私が概要と「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」の善人とは何かを説明し、もう一人の方が「宗教的リテラシーとしての歎異抄」を説明した。いろいろな意見が…

プチ法話会「公正世界仮説」

朝起きてトイレに座ったら尻が痛い。触るとかさぶたが二つ出来ていた。転んだ覚えはない。どうしてだろうと不思議だった。朝食の後、薪割りで木の台に座ったら痛みを覚え、やっと原因がわかった。ずっと座り続けていたので、皮膚が炎症を起こしたのだ。つま…

原木切り・薪割りと「わくわく図書館」

一日かかって原木を切り、置く場所を確保するためにすぐに割って薪にした。 原木が重なっているのでかえって切りやすいが、まず駐車の場所を確保するために下の木を切った。上の方にある木の方が切りやすい。でも崩れてくるので危険を伴う。目標の10本まで…

郡上組連研「戦争をなくし、平和を築きあげるにはどうしたらいいか」

安楽寺様で10回目の連研があった。テーマは「戦争をなくし、平和を築きあげるにはどうしたらいいか」問題提起は、歎異抄第13条「わが心の良くて殺さぬにはあらず」を紹介して、私たちの心と世間と世界の間の関係とあり方を考えてみようと話した。 平和と…

主観と客観の矛盾をどう統一するか

眠れなくて朝2時ごろに目が覚めてしまった。そのまま「哲学入門」を読み始める。 例によって書きながら考えていこう。三木の弁証法は形成で統一される。 世界がそれにおいてある世界は絶対に主体的なものであり、一切のものはこの世界から作られ、この世界…

かけがえのない「みずから」を生きている

「たった一つの生(いのち)を一人立ちさせる」のが高村光太郎の願いだった。 「たった一つの生」=「みずから」=「みずからの来歴(体験)」。しかし、そもそも関係性の中にあるその「みずから」を一人立ちさせることができるのだろうか?何から一人立ちさ…

中世の武士と和歌

佐々木幸綱氏と小和田哲男氏と竹島一希氏による講演と鼎談があった。 武士と和歌といえば太田道灌の山吹の話は有名。そういえば享徳の乱で東常縁と太田道灌は一緒だったはずだけど、会ったことがあるのではないか。そういうことを想像しながらお三方の話を聞…

話者を替える試み「未来と将来」

木の選定をすると困るのが葉っぱの処理。葉が出てこない今のうちなら大丈夫だと、あちこちの選定をしている。 さらに朝のうちなら「かってこ」で梯子がいらない。ところが仕事をしていると鼻がむずがゆくなってきて鼻水が止まらない。だいぶん焚き付けができ…

空也上人像

「南无阿弥陀仏」を説明するときいつもこの像の写真を見ていただく。念仏の相をこんなに見事に表現しているコトは他には見当たらないからだ。 この図は拡大したり動かしたりして、他の位置からも見える。 六波羅蜜寺で直接見たときは、一方向からしか見えな…

「明日死ぬと思って生きる」とは?

昨日プチ法話会。新しい方1名と合わせて7名の方の参加。その方が「心が温かくなるような話を聞きに来た」と言われたけど、死の話だからむしろ焼けるような話になってしまうと思った。 夜一緒に飲んだ方がその晩亡くなった。その夜のテーマは「明日死ぬと思…

死すべきものとしての人間―「生と死の思想」

今まで見ようとは思わなかったビデオを3回も見ている。 YouTubeを見ていたら、「テレビで再生」というアイコンが出てきた。どうやら息子がテレビに機械を取り付けたので出てきたものだろう。これで、YouTubeのビデオをTVで見ることができる。この世界はどう…

「一本のねぎ」と「蜘蛛の糸」について

23日に書いたことをもっと書きたくなって書いている。 「蜘蛛の糸」は、蹴落としたカンダタの心根につい目が向いてしまう。しかし、このようなカンダタでも一匹の蜘蛛を助けたという点に目を向けてみると、まったく異なった景色が見える。その視点を与えて…

「北海道開拓」と「大鷲白山神社の宝物館修理」

たかす町民センターで往明寺様から「北海道開拓」の話を聞いた。 北海道開拓・樺太開拓・海外移民・満蒙開拓・戦後開拓。古来からの開墾も開拓の一つで、この列島の人々は開墾を重ねてきた。高鷲から北海道に移住し開墾をしたという歴史の中に、幾多の人々の…

映画「食の安全を守る人々」を見て

1時間40分の映画だったけど時間はあっという間だった。映画「食の安全を守る人々」公式WEBサイト 帰ってきてからまとめた。というかまとまって見えてきた。 「こころ」に神仏習合を入れるのを忘れた。 町民センター研修室。会場の様子。 原村政樹監督の話…

鎮守の森コミュニティ

広井良典氏は『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)の著者。このビデオは2時間半かかるけど、見ごたえがある。 高鷲の白山神社の御神体は白山。その白山を祭る鎮守の森や寺の境内が持つ自然のエネルギーは私たちの心と命の源。そして、私たちのコミュニテ…

天王神社ではなく洞神社

煙突掃除は二階以上を終えた。 大鷲白山神社の由緒をお借りして読み始めた。 一番興味を引いたのは、合祀する以前の正ヶ洞の神社の所在地が字天王ではなく字下畑になっていること。さらに元「洞神社」であったと書いてある。 今まで天王神社だと思っていた。…

11回目のわくわく図書館

孫が疲れて眠ってしまった。その間にオンラインで11回目の読書会。 テーマは「日本の宗教について」 会員の書いた「日本における宗教の歴史」をベースにして話し合った。といっても何が正しいのかを明らかにすること(結論を出す)ではなく、いろいろな見方…

精神革命(前5C)

昔からファイリングの仕方をいろいろ試みていている。最初はカードだったけど、この頃はA4用紙に書いている。A4の紙(たいていは裏を使う)に張ったり書いたりしていると、今度はそれをどう分類したらいいのかわからなくなる。そこでバインダーに閉じる…

法話のページ更新

今日は草刈り機で庭の草は刈った。顔の腫れは収まったけど、腕と足はまだかゆい。茗荷の収穫をしなければならない。だけど、茗荷の草取りをしてかぶれになったので取るのをためらっている。だけどおいしいんだよな。 さて、久しぶりに長善寺の法話をアップし…

長善寺の法話 更新

長善寺の法話のサイトを更新した。 今までブログに書き留めたものをまとめた。 法 話 (浄土と仏を考える) のぞみはないけどひかりはある (月影の歌)大原騒動と円光寺浄明師のこと (同行を鏡となす) PDFファイルにした。 法話では縦書きが好きなので…

デモクラシータイムス

フィリピンにいる友人から紹介されたYouTube。 https://youtu.be/ApAbkrsa7ZU 今まで疑問に思っていたことが、少しわかってきた。 日本が世界から大きく取り残されていることが良くわかります。 3/17でちょっと古いけど。 新しいビデオ https://youtu.be…

遺教法語

読んだだけでは理解できないので打ち込んだ。打ち間違いがあると思うけど、とてもよくわかる。 遺教法語 宝暦7丑の春。三枝郷に在って心地不例に侍るまま、高山に越して、田近亭に寓して前原の治療を受けて居たにしかば、近所好の面々集まり合って看病し、…

大原騒動と浄明師のこと

先日学級づくりサークルで、友人が書いた大原騒動の「夢物語」と「夏蟲記」の全文解読の本を購入した。308頁にも及ぶ労作だ。 全てを読む気力はもとよりない。大原騒動全体をつかむことはムリだと思う。そもそも郡上一揆の関連の資料もあるのだけど、まだ…

朝起きたら雪は少し/仏像との出会い

雪が積もるかと思っていたら3㎝ぐらい。今までの最高の雪?でも、白くてきれいだ。写真に撮ろうと思ってカメラを出したら、バッテリーが無い。 昨夜は久しぶりに朝まで眠れた。一度も起きることなく7時間。 ここの所毎晩2、3回目が覚めてトイレに行って…

レンマとロゴスの対比

レンマ的論理を使っていろいろ考察して来たけど、ロゴス的論理とどう違うんだろうか。そんなことを調べてみたくなって対比してみた。この対比は、ロゴス的だけど、対立させるのでなく差異を考察するのはレンマ的。 レンマ的思想 ロゴス的思想 東洋・中洋(森…