#宗教
長瀧白山神社の延年でも、山伏(修験者)はなくてはならない存在だった。昨年来「修験道」について興味を持って調べている。長瀧の長瀧寺のことを調べていると、必ず修験のことが出てくる。修験の坊から真宗の寺院へ移ったという例が郡上には多い。 というわ…
花笠(花蓋)は五つある。左から桜、菊、牡丹、椿、芥子祖父がいつもこの花を神棚に飾っていた。この花は豊かな養蚕をもたらしてくれるという。六日祭りは養蚕の祭りだったのだ。 まず酌取りから始まる。箒で掃いたあと。これは、飛騨の焼野を荘園として長龍…
六日祭りには雪が降ると言われていたけど、今年は雨。今回は延年の舞をじっくりと見た。最前列で菓子盛(米やハゼ米で山を作って白山の三山、干し栗ガヤのりと3本の黍団子で三馬場)のおさがりも頂いた。酌取り(山伏の酌という)も観た。花も娘が大きな牡…
昨日はいつもの通院。血液検査をしたら数値があがっているのがあり、頻尿の原因がわかった。体調の変化を記録しておかないと、診察の時に言うことを忘れてしまい、いつも「変わりません」と答えてしまう。実際に変化しているのに。 思ったほど雪は積もってい…
午前中は、オンライン会議。午後は、高橋教雄先生の講演があった。夜は、懇親会でいろいろ質問した。とても刺激的で、ぼけた頭に錐を差し込んだり、カーテンで覆われていた視界が一気に取り払われ広がったような感じがした。 まず、鷲をスと読むことができる…
今日は暖かくて雪も少し解けたので、玉木をチェーンソーで切った。 チェーンソーのおが粉を集めたら米袋に一杯になったので、ストーブで燃やしてみた。3時間近く焚くことができた。 合間に溜めたビデオを早送りで観ている。人間の心理の「バイアス」や「ヒ…
パソコンのLINEがつながらなくなった。困っている。 今日は午前中は薪割り(割れなくてほとんどチェーンソーで切った)午後からは、白山文化ゼミナールで「山伏の加持祈祷と医療・製薬の関係」というテーマで添野彬裕氏の講演があった。 山伏は加持祈祷をし…
高鷲文化財講演会 若宮多聞氏の講演があった。 テーマは表題のものだが、色々な質問が出て、多岐にわたり面白かった。長瀧の各坊に武家(地頭)から次男や弟が入っているのはなぜかということだが、これが郡上だけではなく、飛騨の内ヶ島氏(経文坊)や三木…
「食べ物から見る現代社会」の最終回 レクチャーは無しで、一人一人感想や思いを語り合った。これもなかなか良い。首都旅行の体験談も出て面白かった。私は「高鷲郷土料理新聞」を紹介した。 文書の整理をしている。鮎走白山神社の文書の翻刻を開始。慶応4…
「100分de」を見ていたら、源氏物語が英訳され、それをさらに和訳することで、らせん的に読みが深まり広がっていくことをらせん訳と語っていた。 源氏物語原文 ⇨ 英訳 ⇨ 和訳 ⇨ (実は一方通行⇨ではなく⇆) これを「回り道」で書くと、よりイメージできる…
今日は大洞の神社の祭り。準備の間に御神体を拝見することができました。 神剣や三体の御神体のことなど。 焼けた刀が数本。そして、錆が出ているけど3本。何れの刀も銘があって由緒あるモノ。 御神体でわかったことをいくつか。①御三体とも懸仏であったの…
表題の高橋教雄先生の講座があった。 私には、白山禅頂の修験道と、大日岳修験道の違いがあまりわからない。さらに、越前との関係や石徹白と長滝との関係も複雑でわからなくなってくる。 この講座では「道」が中心だが、色々な話が聞け、質問も多かった。だ…
ここの所本を何冊も読んでいる。同時に読むのは、それらが関連しているから。といっても、部分だけを読んでいるだけだけど。 さらにそれらはかって読んだ本ばかりで、全く読めていなかったことに気づくばかり。いくつも同時にということは、テーマがあるから…
二日がかりで塗料を塗った。もっと早くやれば良かった。とてもきれいになったけど、同じ色が無かったので違う色にしたら目立つ。
この文書は森家文書の一つで、泰澄大師の詳しい伝記が書いてある。 文字はわかり易いけど、異体字が多く、翻刻に2週間以上かかった。しばらく休んでいた「高鷲古文書読ままい会」の資料にするため必死でやった。 内容は神仏習合・本地垂迹、和光同塵の思想…
国立新美術館で昼食をとりマティス展を見た。 ポスターと少し違う。 普通の油絵→フォービスム→切り紙絵→墨の線とマティスが変化していく経歴の展示を見た。切り紙絵の方はこのポスターの「ブルー・ヌードⅣ」アシスタントが色を塗った紙を切り抜いて、それを…
ここの所、毎日プロジェクションについて考えている。この概念がひきつける理由は①〔(情報)入力 ⇨ 脳 ⇨ 出力(行動)〕という単純なBBモデルに変わるもの②オートポイエーシスのフィードバックよりもイメージしやすい③私の「学び」をより表現している(表…
やっと正月用の内敷を片付けた。四人目の中島岳志さんの紹介した「深い河」は図書館で借りて読んで今読了。 「神はどこにいるのか」という問いは「私とは何か」に通じる。そして神が主語となり、神が私を捨てないのだと転換する。 中島さんが番組で紹介した…
老眼鏡を買った。「深い河」を読む。 杉本は1900年の生まれで、陸軍士官学校を出て将校になった。満州事変・日中事変に参加し戦死。「大義」は四人の息子に向けて書いたもので、死後(1938年)発表され、130万部の大ベストセラーになる。 彼は禅…
昨日大和の足湯へ行ってから孫の長靴と雪止めカバーを捜した。 「ニコライの日記」という貴重な記録がある。函館から東京へ来たロシア正教の司祭ニコライ・カサートキン の日記である。カソリックとプロテスタントが日本に影響を与えたことは知っていたけど…
午前中セミナーの全体レポート分析に参加。午後は八幡へ行って予約しておいた「深い河」を図書館で受け取った。ついでに子ども向け福引図書を借りた。 これまで心理的バイアスが煩悩と結びつき、その自覚が大切であり、それが凡夫の自覚であるということを述…
二日は忙しくて見えなかったので、NHK+で見た。(9日までは大丈夫)1.5倍速ではなく、等速でしかも二回見た。二回目はメモを取りながら。(止めてメモしていたから何回も)メモはA47枚。 宗教から見た日本の近代化の歴史私たちにとって宗教とは何か 近代…
激しい雨の音で目が覚めた。昨日母が時計が欲しいと言った。多分野球を見たいからだろう。 生死とは何かを考えざるを得ない。「まずしさと豊かさ」ではない「有限と無限」ではない「不老不死と老いて死ぬ私たち」ではない「有と無」ではない「あるとない」で…
たまたまこのビデオを見ていたら、面白い考え方に出会った。 一番最後1時間11分後から登場する中島隆博氏の話。 宗教と科学を考えるヒントになる。ペットボトルの喩え(one of themから「このモノ」へ)と、たまることで変容していく人のあり方(アレルゲ…
大雨で川の流れが濁流となっている。買い物の途中の橋の上に立つと怖いくらいだ。じっと眺めていると、流れが一様ではなく、渦を巻いているところもあり、それぞれ方向が決まっている。 深川倫雄和上の法話を初めて聞いた。その論理は極めて明快。 自分の煩…
『「みんな違ってみんないい」のか?』 山口裕之著を読み始めた。とても刺激的で面白い。この本の特徴は、強調したいところを太字にしてあること。 私は、「正しさは人それぞれ」でも「真実は一つ」でもなく、人間の生物学的特性を前提としながら、人間と世…
浄土は悟りの世界(方便法身)いろもかたちもない悟りの世界(法性法身)分別の世界と無分別の世界 アジャセに語る釈尊の言葉が長いことわからなかった。瓜生師は「七地沈空」で見事に説明した。これが、釈尊と六師外道の違い。 私の煩悩と仏のさとりは、仏…
忙しくて日記をつける暇もないくらい。 放送大学で「日本語リテラシー」をやっていて、かって「段落切りの法則」というのがあったけど、最近のSNSなどでは段落ではなく行あけが多くなったと言っていた。 私は試行錯誤の結果、①句点で行を変える ②段落で一字…
息子の退院を迎えに行って帰ってきてからプチ法話会に参加した。 今回のテーマは「AIと仏教」 AIは急速に進歩するけど人間は進歩していない。いや退化しているかもしれない。ChatGPTというAIの試していて気がついたことを語った。「ICTの時代に仏教…
二月締め切りなので、いろいろ悩んで書いた。 「南無阿弥陀仏」に助けられた 長善寺 釋文隆 何を書こうか悩んでいて、今はやりのChatGPTに聞いてみた。すると、 『「法話」は、この教団の信者が行う瞑想の一種です。信者は、仏教の教えを実践することにより…