ハノイの塔の体験

前回「算数が苦手なんです」の続き

まちがえることを大事にすること
まずやってみることが大事だ。
つまり試行錯誤。
でも、ただやるだけではだめ。
「これはダメだな」と感じることが大事。
試行錯誤とは「新しい物事をする際,試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立て,解決策を見いだしていくこと」 まさに失敗を繰り返すことだ。
でも、つい失敗はだめだと感じてしまい成功だけを追求してしまう。
実は失敗の方が大事で、間違いだからと簡単に消してしまってはいけないのだ。

「計算をしていると分からなくなる」のは当然のこと。
で、問題は何が間違いかわかるコト。
例えば、こう移動させるしかないけど、この次に動かせるのは一つしかない。

左下の板を動かすには二つの位置があるというコトを確認する。

こうすると次に動かすのがなくなることを知らなければならない。
このことの方が大事!

こうやってみると、
「計算をしていてわけがわからなくなって、それまでの計算を消しゴムで消してしまう」ことが勿体ないことだったとわかってくる。