2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月のわくわく図書館と古文書

「食べ物から見る現代社会」の最終回 レクチャーは無しで、一人一人感想や思いを語り合った。これもなかなか良い。首都旅行の体験談も出て面白かった。私は「高鷲郷土料理新聞」を紹介した。 文書の整理をしている。鮎走白山神社の文書の翻刻を開始。慶応4…

「回り道フォーマット」のPPファイル

以前から編集していた「回り道フォーマット」を、パワーポイントでまとめて、アップしてみた。 十分に意を尽くせないけど、それだけ内容があるということだと思っている。一応役立つことを挙げてみる。 ①問題解決のフォーマットとして②発想のアイディアを生…

本願成就文とプチ法話会

何時もの5名の方たちと語り合った。 大無量寿経下巻の本願成就文の読みについて語った。昨日の「らせん訳」や「らせん読み」を説明しながら。 漢文に読み下し文をつけて読むというのは、この列島の素晴らしい発明だと思う。実際に右の様に、「未来」と「将…

「らせん訳」と「回り道」

「100分de」を見ていたら、源氏物語が英訳され、それをさらに和訳することで、らせん的に読みが深まり広がっていくことをらせん訳と語っていた。 源氏物語原文 ⇨ 英訳 ⇨ 和訳 ⇨ (実は一方通行⇨ではなく⇆) これを「回り道」で書くと、よりイメージできる…

大鷲白山神社の祭りと扇風機の片付け

大鷲の神社の神楽を見に行った。子どもたちが獅子舞や稚児で頑張っていた。六年生の獅子舞が見事だった。孫はハナタカを怖がっていたが、段々慣れてきて一緒に写真に納まった。 帰ってから、扇風機で風船を浮かせられるはずと試していたら、うまくいかない。…

response-abilityとresponsibility

人生の状況がそのつど出す問いかけ・呼びかけに応答すること、この「応答能力response-ability」としての「責任性responsibility」の意識こそが人生の意味をめぐる問いに解決を与えるものだ。 それは極めて個別具体的であるし、そうであるしかない。一般抽象…

回転する正多面体の錯視

明日の永代経の準備で一日が終わった。 錯視のシートを作成してみた。錯覚は人間が生きのびるために必要な認知能力だという。つまり、人間は錯覚するようにできているということ。 錯視 – GeoGebra

砂時計の喩え

白鳥北部デイサービスセンターで「フレイル予防教室」があった。 色々な体操の後、いつも話をする。今回は「砂時計のたとえ」の話。 フランクルが人生を一人一人の砂時計にたとえていた。意味はたとえとして現わされる。 落ちている砂は何にあたるか上の砂は…

「生きる意味」 大人だけの「ほっと寺ス」

運動会が迫っているので、自分で決めて登校したらしい。よく行ったものだと思う。というわけで、大人だけの「ほっと寺ス」となった。 大人3人の「ほっと」になるだろうか心配した。初参加の人もいて、自己紹介やらいろいろな話から始まった。それにしてもこ…

六→五→七→四→三角形・・・オイラーの多面体定理の拡張

「籠目編み」について話していて気がついたことがある。 ①竹細工を見ていたら、六角形に五角形を組み込んで立体にしている。確かに六角形だけなら平面を造るだけだが、五角形を組み込むと平面ではなくなる。それに気がついて、セパタクローで正12面体や正…

鮎走白山神社の御神体

今日は大洞の神社の祭り。準備の間に御神体を拝見することができました。 神剣や三体の御神体のことなど。 焼けた刀が数本。そして、錆が出ているけど3本。何れの刀も銘があって由緒あるモノ。 御神体でわかったことをいくつか。①御三体とも懸仏であったの…

「白山信仰の参詣道としての郡上街道」

表題の高橋教雄先生の講座があった。 私には、白山禅頂の修験道と、大日岳修験道の違いがあまりわからない。さらに、越前との関係や石徹白と長滝との関係も複雑でわからなくなってくる。 この講座では「道」が中心だが、色々な話が聞け、質問も多かった。だ…

徒然草九十三段

「牛を売る者あり。買ふ人、明日、その値あたひをやりて、牛うしを取とらんといふ。夜の間まに牛死ぬ。買かはんとする人に利あり、売らんとする人に損あり」と語かたる人あり。 これを聞きて、かたへなる者の云いはく、「牛の主ぬし、まことに損ありといへど…

栗拾い

一度に拾いに行くのではなく、こまめに拾いに行くことにした。虫食いがぐっと減って、3分の2はきれいなままだった。今年は例年に比べて大きな栗が多い。 これで三回目。栗ご飯も甘露煮も栗きんとんも食べた。遠慮なく虫食いは捨てられるため、栗の味が十分…

秋の永代経の案内

あわてて作成して今日配布した。

「貧」と「貪」

毎日カビとの戦い。 昔から「貪欲」とか「貪瞋痴」を書くときに、今か分かどちらを書けばいいかわからなくなっていた。そこで貧と貪はどう違うのか改めて調べてみると、 「貧」は、分+貝、お金を表す貝の上に分けるがついている。分けるはハ(わかれる)+…

「貧困」と「富」

夜、教え子から電話がかかってきた。何となくうまくいっていないらしい。そこで、自分が無知(何も知らない)で無力(何もできない)であるということを知っているという「無知の智の態度」のことを話した。この態度によって、人を見る目、接し方が変わり世…

「理性」と煩悩

台風は消えてしまったが、雨なので外へ出ずに、収納の棚を3時間かけて作った。 これまで「コミュニケーション的理性」について語ってきたけど、私は最初この言葉の「理性」に違和感を持っていた。人間の理性が、素晴らしい発見や道具を作ってきたことは認め…

「コミュニケーション的理性」とは

赤ちゃんの「指さし」への反応は、大人との二者関係から三者(三項)関係へと変化していることを示している。これが革命的なのは動物には声で第三項を示すことはあるけど、「指差し」ではないことによる。 だから、この指差しへの反応がコミュニケーションの…

回り道フォーマット その4

朝3時頃目が覚めて眠れなくなってしまった。使われていない金属製の米びつを外に出した。 回り道フォーマットの矢印は「コミュニケーション」を指し示している。 私が何か働きかけると何が変わるのか? モノに働きかけると・・・ なかまに働きかけると・・…