「白山信仰の参詣道としての郡上街道」

表題の高橋教雄先生の講座があった。

私には、白山禅頂の修験道と、大日岳修験道の違いがあまりわからない。
さらに、越前との関係や石徹白と長滝との関係も複雑でわからなくなってくる。

この講座では「道」が中心だが、色々な話が聞け、質問も多かった。
だから、こうやって文章にしてしまうと、そこにあった豊かなコトが消えてしまうようでもどかしい。

高橋先生が強調されたのは、
まず、山から下る信仰圈のこと
死霊を送る山の他界(穢れを忌避する信仰)⇒死霊を迎える里の世界(穢れを清める信仰)
 例えば白尾山信仰圈 かき踊りなどはその変容の一つ。葬儀が大事にされる。真宗

そして、山に上る信仰圈のこと
東海地方を経済圏とする信仰圈
室町の初め頃に石徹白は越前平泉寺の宿であることから離れて、長瀧寺とは別に別山を核にした社人組織を形成した。

石徹白の御師は神主の装束で長瀧の山伏は仏教色がある。
(この写真がとても印象的だった)
とても書ききれないので中途半端に終わる。