高鷲郷土料理新聞第8号

郷土料理新聞が届いた。読んですぐうれしさがこみあげてきた。
昔お茶を作った思い出が湧き出ると同時に、世界が新たに出現してきたからだ。

書くと表現しきれないところが気になるけど、書いてみよう。

うれしくなったのは二つの面から。
一つはお茶を作るということ、
もう一つはその現場を示す新聞を創ったこと。
そしてこれらのことから現われてくるモノと人とのつながり、人と人とのつながりの豊かさ。

ここに「本当の世界」が現われたと感じる。
商品化されたものや消費されるだけのものとは異なる世界が。
うまく言えないけど、
◎お茶を作るという中に現れるお茶と人々の「宇宙」
◎こうやって新聞として編集されることで現れてくるかってあった故郷の生活
 それが今ここに再統合された「世界」として現れる
労働(はたらく)の持っていた本来の意味
 つまりコミュニケーションに満ち、共同や協働の豊かな「生活世界」

ものをつくるということの意味を見事に示している編集だと思う。