孫に算数を教えて欲しいと言われていろいろ考えた。
千や万や億という言葉は知っているけど、意味を知っているのだろうか
と思ってまず千まで数えることにした。
数えるのに何が良いのか悩んで、一円玉にした。
というのは30年前からコツコツためていたからだ。
これを取り出してみて数えたら千には満たず700個ぐらい。
で、どう数えさせるか。
きっと途中で飽きるだろうと思っていたら100までも数えなかった。
でも、このバラバラの一円玉の数はいくつあるんだろうとは思っているようだ。
そして小さいペットボトルに一円玉をどんどん入れ始めた。
だんだん重くなってくる。
百円玉や五円玉は入らないけど五十円玉は入ることもわかった。
次に、これはどれだけの重さか測ってみようということになった。
計量ばかりを持ってきて測り始める。
最初の場面で、「1個のせると、1g。じゃあもう一個載せると?」「2g」・・・「7個だと?」「7g」・・・と数えていった。
途中から数えるのはやめたけど、どんどん載せている。
そうしたら一円玉があふれ始めたので、プラの箱を持ってきて0に合わせてから載せた。「今いくつ?」と聞くと「356」と、自分で数字を読んでいく。
最後の一円玉を載せると677gを指す。
「この一円玉は全部で何個?」と聞くと「677個」と答える。
終わったら指先にアルミで色がついていた。
それにしても千は大きい数だと改めて思った。
1円玉はまだ千まで届いていない。