「念仏するを聞くと申すは、我れ称えて我が声を聞く事に候や。」 この弘海師の問いに、香樹院徳龍師は応えます。 「我が称える念仏と云うもの何処にありや。 称えさせる人なくして、罪悪の我が身何ぞ称うることを得ん。 称えさせる人ありて称えさせ給う念仏…
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