秘密保護法案について

ここの所、政府からかなり危うい法案や「改革実行プラン」が出ている。
法案は「特定秘密保護法案」、実行プランとは文科省から出された教科書検定基準の強化。
特定秘密保護法案については国会で審議されているが、できるものなら廃案になることを願っている。
 
これらの政策・法案は自民党の「憲法改正案」と同様に、国民を縛るものとなっている。
教科書検定基準については今までも強力に推し進められてきた。
その方向をさらに進めるものだ。
新聞記事を見ると、「バランス良く教えられる教科書となるように」と書いてあるが、
完全にバランスを欠いた検定である。
家永裁判で明らかになった強権的な検定をさらに推し進めるもの。
 
「特定秘密法案」についてはたった一週間で修正協議に入ったようだ。
憲法96条「改正」については、アメリカのクレームで引っ込めたようだが、この法案についてもニューヨークタイムズが批判しているらしい。
 
状況を見ると、見通しは暗い。
少なくとも、このような重要な法案を短時間で決めることはあまりにも愚かである。
現時点でも息苦しくなっている日本のこれからが不安になってくる。
 
世界のことはわからないことばかりだが、
それも知ることができるからこそ関わっていける。
こんなこと↓ばかりしていて世事に疎くなっているが、黙っていることはできない。