フィルターバブル

フィルターバブル」という言葉を知った。

検索すれば同じデータが出てくると思うと大間違いで、それぞれに適したサイトを紹介するという。検索でさえ個別化されているということと、その泡の中でブクブクしているだけで他の意見や世界を知らないで過ごしているということだ。

この「フィルターバブル」というアルゴリズムは、我々が意見の多様性や多様な意見を知ることから目をそらさせている。それはいろんな意見を知るという民主主義の根幹を無視している。しかもそれが知らぬ間にそうされているということが恐ろしい。

検索サイトのアルゴリズムがますます進化して、ますます自分の欲しい検索結果が返って来るようになると、最終的には、自分の見たい情報[注 5]以外をインターネットで見ることが出来なくなる。そして、自分の観点に合わない情報から隔離され、同じ意見を持つ人々同士で群れ集まるようになり、それぞれの集団ごとで文化的・思想的な皮膜(バブル)の中に孤立するようになっていく。この現象を「フィルターバブル」と言う。

多様な意見があるということが伝わっていないということから、ますます自分の意見に固執し、自分の意見は多くの人に支持されていると思ってしまう。
でも、このことを知っているとどうしたらいいのかが見えてくる。

ウキペディアに詳しく書いてある。