2024-01-01から1年間の記事一覧

六面体パズル

今日は頼母子があった。 教材を整理していたらこのパズルが出てきた。何十年前に木で作ったものだ。久しぶりに分解しようとしたら結構難しい。分解するのに4回の操作が必要だ。面白いと思って孫に見せたら簡単に分解してしまった。孫はそれで終わりだけど、…

プロジェクションされたものが変化すると

プロジェクションされたモノ(対象の形象)が変化するということは、それを見ている人自身の内的なモデルも同時に変化している。 その例下の図は以前にも出会って作図しているにもかかわらず、面白い問題だと思って作図をしてしまった。自分自身で試行しなが…

ロータリークラブでの卓話

雪が道路にも積もっている。今回はつれあいと「大雪」で一致した。この冬は最初と(たぶん)最後の雪が多かった。 これは長良川ロータリークラブでの卓話をテキストにされたもの。音声をテキストにするソフトで変換したと思われる。部分的におかしな言葉(勘…

プロジェクションを私の世界に位置づける

「プロジェクション」とは何か簡単に言うと、あるモノをみることは、そのモノから出る情報を入力するだけでなく、その意味を探って得た形象を再びそのモノに投射し、そのモノを新たなモノに変化させることである。もちろんこのプロジェクションは繰り返され…

プロジェクションという心の働き

ここの所、毎日プロジェクションについて考えている。この概念がひきつける理由は①〔(情報)入力 ⇨ 脳 ⇨ 出力(行動)〕という単純なBBモデルに変わるもの②オートポイエーシスのフィードバックよりもイメージしやすい③私の「学び」をより表現している(表…

生けなば念仏の功つもり

朝外を見たら雪が降っていて、下に10㎝ほど積もっていた。つれあいは大雪だと言う。私はこんなのは大雪でも積もる雪でもないと言う。いつもこの言い合いになるのがさみしい。今年は雪下ろしは一度もしなかった。今年は大雪は一度もなかった。 膳碗の露きる…

投射された表象はどうやって世界に位置づくのか

頭の中がプロジェクションについて一杯になっている。既に出会っていたような気もする。忘れているだけなのかもしれない。ふと思い出したのが古今集仮名序。 古今伝授と国ゆずり( 古今集仮名序にみることばのちから)モノが語るというのはプロジェクション…

プロジェクション・サイエンス

孫が「おじいちゃんもっと遊ぼう」と言う。二日間遊んで遊びまくった。 前に書いた「金属は冷たいと感じるのはなぜか」の脳科学的な説明と出会った。ユーチューブの紹介に投影されたビデオを見ていたら面白いと感じた。 例えば、目の前のリンゴは単なる物体…

宇宙の人間原理の理由

この宇宙は自分自身を究明するために生命体を創り出したとしか思えない。 このことがずっと疑問だった。昔「人間原理」というものがあることを知った。これを突き詰めると、「インテリジェント・デザイン」の考え方に行きつく。でも、「じゃあそれ(神・創造…

鷲見氏への天文年間の手紙

前に出した「鷲見氏・鷲見郷一覧」は常に編集し直している。間違いだけでなく新しくわかったことも書き込んでいる。原文の文字よりも書き込んだ文字の方が多いページもあるくらい。 そして、訂正版はサイトの方に新しくアップして常に更新している。これがサ…

切立白山神社の能面

これは切立の白山神社に伝わる能面。ババ面ともいう。本来は能の「橋姫」の面であると、郡上市文化財審議委員の曽我孝司氏から教えていただいた。 ところでなぜ神社に能面があるのだろうか。 最初に、面の持ち方は、まず紐の所を持ち表面には顔を近づけない…

図書館の喩え…認識と生成のモデル

様々なデータを入力してそれを編集して出力するというBBよりももっと良いモデルはないのか考えてみた。昔から使われている「図書館モデル」が一番合っていると思って図にしてみた。 描いていてどんどん付け足されていくので、これは豊かなモデルだと感じた…

東北大震災13年目

TVで13年経った避難所アパートの現状をやっていた。はじめの頃はいろいろなイベントがあったり、様々な取り組みをして活気があったけど、歳月とともに歳をとって活動ができなくなった。そして、孤独死をする人たちが数百人もいるという。これをどう考えた…

わかったこと

①双曲線の漸近線は円錐の母線に当たるのか? もしそうなら、双曲線の中心とのズレはどうなっているのか? GeoGebraで実験わかったことは、双曲線の中心と円錐の中心を重ねてみた時の円錐の母線の見え方が漸近線。 ②その時切断面に垂直か? これも実験してわ…

数学における「多様な編集の道」

岐阜でも雪が舞っていた。東京も雪が降ったという。春になったと思っていたのに逆戻りするのは身体にこたえる。 昨日書いたことがまだ余韻として残っている。大したことではないと思うのになぜか。双曲線から漸近線を求めることがずっとわからなかったからな…

直角双曲線の漸近線

東京へ行く予定がすべてキャンセルになってしまった。 そして、数学モードから離れるつもりだったけど、なかなか離れられない。ついGeoGebraに触ってしまう。依存症なのだ。さらに朝方アイディアが浮かんできて二度寝をすることができない。 これは双曲線の…

徳永公民館のサロン

ふと親父の掲示伝道集「心に響くことば」を開いてみた。最初にこの歌が書いてある。どんな歌か知らなかった。 今日は徳永のサロンでいろいろな活動をした。18名の方が参加。なんと女性ばかり。お手伝いは私と山本さん。みなさん積極的に活動をされ、ノリも…

斎藤道三からの手紙

いよいよ歴史モードに入った。というのは、山県市から大桑城の歴史を調べるために、高鷲にある斎藤道三の手紙などを見に来たいということで、それに参加したから。 山県市からは5名の方(東洋大学の教授など)が来られ、手紙のことから土岐氏や斎藤氏のこと…

三角形はアブダクションを育てる最適な教材

いろいろ考えて次の問題のシートを作成してみた。 これを見ると、すぐにある仮説が浮かぶ。その仮説が面白い。そして証明したくなる。 これを考えたのは、以前から提唱している「三角形の織りなす現象」が多様であり、数学におけるアブダクションや帰納や演…

脳内ドーパミンについて

プチ法話会で数学オリンピックの問題を解いたという話をしたら、「私も数独をしているけど、それはボケ防止で、出来たという感覚が脳内ホルモンを分泌して脳の老化を防ぐからやっている。ただし、難しい問題だとかえってストレスがたまるから最近は簡単な問…

「偶然」と「必然」

「数学が趣味」といってもやっているのは初等幾何。だって、他の数学はそれの先端までたどり着くだけで途方もない時間がかかる。でも、初等幾何だったら今までの体験で十分。今までいろいろな発見に廻り合ってきたけど、それは全てたまたまだった。 今回もた…

アルゴリズム体操

一日忙しかった。最後は疲れ果てたけど夜はいつまでも眠れなかった。 「問題」について考えている。ある問題に取り組もうと思うのは偶然ということは、以前書いた。 ①まず面白い問題として取り組むかどうか。②その問題はいつか解けると考えて取り組む方略③仮…

指月の喩え

昨日考えたモデルは応用が効くんだろうかと確かめてみた。ちょうど新聞に名大の入試問題が書いてあったのでやってみることにした。もちろん問題自体が理解できる簡単な問題だけを。第一問目をやったら時間はかかったけど何とか解けた。 今日はプチ法話会。参…

「ほっと寺ス」とAlphaGeometry

子どもたちは誰も来なかったので、平さんと二人で昼が過ぎて飯を食べるのを忘れていろいろ語り合った。 不登校の子どもたちが多い学校があるコト(その原因を探らなければ)子どもたちのつぶやきの正当なコト仏教の話、数学の話蚕の話だけでもいろいろひろが…

「奇跡の脳」と右脳と左脳

「軌跡の脳」ジル・ボルト・テイラー著という本は竹内薫氏の本(年をとると一年が早くなるのはなぜか)によって知った。その本で印象に残ったのは「ヨガの精神状態」と「時間を感じる脳」のことだった。ヨガをやっていると身体を感じる。手の平の向きだけで…

千までの数の概念

孫に算数を教えて欲しいと言われていろいろ考えた。千や万や億という言葉は知っているけど、意味を知っているのだろうかと思ってまず千まで数えることにした。数えるのに何が良いのか悩んで、一円玉にした。というのは30年前からコツコツためていたからだ…

金属が冷たく感じるわけ

ずいぶん暖かくなってきたがまだ朝は寒い。ストーブの薪も残りわずか。朝はストーブを焚く。焚いているとストーブの表面は200度ぐらいになる。薪を入れないとどんどん下がる。どこまで下がるのか気になってしまった。 というのは、朝ストーブに触ると冷た…

正五角形の折りたたみ

つれあいから「布の紐を折りたたんでいるけど、そのときに正五角形にするには最初にどこに折ればいいのか」と質問を受けた。 面白そうなので考えてみた。最初に思い出したのは正三角形の折り方。これは60度なので、真ん中に合わせて折れば簡単にできる。五…

テセレーション

以前作ったステゴザウルスの原型。これをGeoGebraで作ってみようと考えてしまった。 作ってから試しにやってみたけど、単純な形なのに意外に難しい。この形をどうやって発見したのだろうか。

「べてるの家」と「当事者研究」

トイレの床に水(小便)がたれていて大騒ぎになったけど、覚えがない。 2月のわくわく図書館があった。『コモンの「自治」論』の第五章「精神医療とその周辺から自治を考える」 参加者は8名。この章は、精神医療(治療環境)そのものを治療するという視点…