数学における「多様な編集の道」

岐阜でも雪が舞っていた。
東京も雪が降ったという。
春になったと思っていたのに逆戻りするのは身体にこたえる。

昨日書いたことがまだ余韻として残っている。
大したことではないと思うのになぜか。
双曲線から漸近線を求めることがずっとわからなかったからなのか。
三角形の直角双曲線の原理がつかめたからなのか。

昨日書いた三角形の多様な姿が教材として最適であるということも考えている。
しかも他のモノ(双曲線)と組み合わさることによってさらに多様な変化を示す。
   三角形はアブダクションを育てる最適な教材
これに次のコトを加えたい。

三角形という単純な形だから簡単に作図できる。
そうすると作図という形で自分自身に納得する編集ができる。
つまり、からだで作図によって再構築をすることで納得していく道筋がある。
それは証明とは別の道だ。
(証明を書くことが要らなくなる。というか一人一人の納得の証明がある)
しかも、自分自身の興味によって編集していけば良いのだから、
多様で個性的な編集ができる。(もちろんGeoGebraを使って)
これが数学のリジェネレイト

そうすると一人一人の「ユークリッド幾何」ができることになる。
これが新しく加わった理由。
この編集はブックの中にシートを作っていくことで実現される。

ユークリッド原論」はこうやって多くの人の編集で出来上がったものだと感じる。
ここにも公と個の大切な交わりがある。