#仏教
法然上人の三選の文は法然上人ご自身の獲信の過程を示している。人生における全てのことはこの道を指示していたと。まさにご自身の身体で獲得された体験・経暦。 「それすみやかに生死を離れんと欲はば、二種の勝法のなかに、しばらく聖道門を閣(さしお)きて…
午前中、町民センターで鷲見城の話。以前、岐阜県の地形図を作成した。その地形図に本で読んだとことを書き込んでいる。禅宗や浄土宗のお寺の位置を書き込んだ。いわゆる中世の地政学。 長滝寺の川上庄の位置の特定も考えてみた。江戸時代の川上郷を書き込む…
孫を抱いた瞬間に何だか熱があるなと感じた。孫を預かったけど、昨日は病院を探すのに時間がかかってしまった。先生が明日は日曜日だからと薬をくださったのがよかった。私が用事があるからと高鷲まで連れてきたのがよくなかったのかもしれない。夜また熱が…
朝、いつものように和讃を歌っていたら、ふと正信偈も歌えるのではないかと感じ、歌ってみた。見事に合う。 たまたまの出会いだけど、何だか嬉しい。そして、偶然と出会いについて以前読んだこと(発明と発見)をなるほどと感じた。でも、これは私の発明では…
向小駄良の「あけぼの会」が「シニアクラブ」と名称を変更したと聞く。以前新聞で鶺鴒がひごに巣を作っているという記事を読んだと話したら、あの雛は巣立ったけど、又親鳥が来て卵を産んでいると語られた。同じ親鳥なのかしらと。このシニアクラブは女性が…
たまたまこのビデオを見ていたら、面白い考え方に出会った。 一番最後1時間11分後から登場する中島隆博氏の話。 宗教と科学を考えるヒントになる。ペットボトルの喩え(one of themから「このモノ」へ)と、たまることで変容していく人のあり方(アレルゲ…
大雨で川の流れが濁流となっている。買い物の途中の橋の上に立つと怖いくらいだ。じっと眺めていると、流れが一様ではなく、渦を巻いているところもあり、それぞれ方向が決まっている。 深川倫雄和上の法話を初めて聞いた。その論理は極めて明快。 自分の煩…
5名の参加。 「新しい領解文」を読みながら、領解とは何かを皆さんと読み解く。「新しい領解文」を教材にして自分の領解とは何か、仏の教えとは何かを読み解いていくきっかけにしたのだ。 『私の煩悩と仏のさとりは、本来一つゆえ 「そのまま救う」が弥陀の…
二時間半があっという間に過ぎる。いろいろ考えなければならないことが出てくる大事なお話だと感じる。いつものことだけど菩提心→大悲心=智慧心・方便心のところで涙が出てくる。 お釈迦様は35歳で悟りを開いて後、80歳まで苦しみ迷える衆生のために生…
午前中町民センターの日。 午後から歩岐島いこいの家で話。 法話など考えさせる話という希望だったので、十界図の絵解き。 何度やっても面白い。 15名の参加。 エンドウの種とショウガを畑に植えた。 岐阜へ行った。
郡上組で久しぶりの本山。4時間かけて行って、法要は2時間また4時間かけて帰ってきた。 最初に「新しい領解文」について話をした。やはり、一斉に唱和することの強制は納得できない。御門主の親教は、信心獲得した人のとる態度として述べられていた。これ…
浄土は悟りの世界(方便法身)いろもかたちもない悟りの世界(法性法身)分別の世界と無分別の世界 アジャセに語る釈尊の言葉が長いことわからなかった。瓜生師は「七地沈空」で見事に説明した。これが、釈尊と六師外道の違い。 私の煩悩と仏のさとりは、仏…
三部経で「幸」という字を検索したら、大無量寿経の中の讃仏偈の一か所しか出てこなかった。しかも、意味は「さいわい」ではなく「ねがい」。これはどういう意味だろうか? 幸仏信明 是我真証 発願於彼 力精所欲 幸(ねが)はくは仏(世自在王仏)、信明した…
恥ずかしながら今まで知らなかった。それにしても、これは大(事な)問題。ここから対話が始まればいいのだけど。聞くのに二日かかった。 「新しい領解文」を読んで、あれ?と感じ、さらに、ではわたしの信心とは?と深まっていくことを願っています。 煩悩…
『 親鸞ー生涯と名宝 』が届く。京都国立博物館で行われている「親鸞聖人生誕850年特別展」の図録をネットで購入した。京都まで行こうと思ったのだけど諸事情で無理だとわかり、友人の紹介でネットで申し込んだ。 この本は厚さ3㎝で掲載資料はほとんどカ…
福間義朝師のユーチューブを見ていたら、師が人生と映画の喩えを出された。この喩えは面白い。私に毎日起こることは私が主人公の映画を見ているようなもの。美しい景色もあるし、ドキドキするような場面も、悲しい場面もある。その画面にはすべてが燃えつく…
ブラックボックスから因果関係へという図式を作ってみた。 原因と結果をつなぐものがBBである。 このモデルを使って「因果関係」を探ってみよう。この「社会」の中に因果関係を見つけようとするのが人間の性である。このモデルでいうと、入力が決まれば出…
忙しくて日記をつける暇もないくらい。 放送大学で「日本語リテラシー」をやっていて、かって「段落切りの法則」というのがあったけど、最近のSNSなどでは段落ではなく行あけが多くなったと言っていた。 私は試行錯誤の結果、①句点で行を変える ②段落で一字…
4年ぶりに永代経を午前中から行います。
母が「世話になった。ありがとう。今日往かしてもらで。」と突然言い出した。よほどえらかったのだろう。でも、訪問診療の時にはいろいろしゃべりまくっていた。 「鷲見氏・鷲見郷一覧」が納品された。まだ実物を見ていない。今夜配布の確認をする編集会議が…
今朝起きた時、これは大事なことだと感じて、それをメモしておこうと思ってペンを取ったけど、何も書けなかった。あれは何だったのか。夢だったのか。 でも、縁起とオートポイエーシスについてのことだったとは思う。このモデルなら一気にわかるというような…
「科学」と「生活」の違いは何だろう。科学の威力は生活を変えている。でも科学ですべてが説明できるわけではない。念仏者として科学をすべて肯定できるわけでもない。それに例の「絶対世界の有様を語る神秘的な狂信主義」もある。ヴァレラはこれを「行動と…
書くという行為によって「理解」が産出される。私にとって、書くことが考えることであり、思考を産出していることであり、「理解」も産出している。 認知が所与の心による所与の世界の表象ではなく、むしろ世界の存在体が演じる様々な行為の歴史に基づいて世…
わけがわからないからいろいろ考えている。 母が何にも出来んようになったと嘆く。歩けるやないか、トイレにも行けるやないか、新聞もテレビも見えるやないか。外で花の世話が出来んようになったのが悔しい。やろうと思えばできるで。やる気が起こらんのや。…
『人工知能と宗教』を読んでいる。 人間は身体をもって生きることをつうじて、環境世界から自分にとって意味(価値)があるものを選びとり、自分の世界を構成しつづけているのです。このように、環境世界はつねに流動的で無限に転変していくものです。 「自…
最後の授業岐生研理論学習会。 久しぶりに一時間半ほど喋りまくった。自分の人生を語るように。まさに回り道の人生だった。 その回り道とはどういいう意味があるのか。「私たちの知恵は回り道として顕れる」ということ。その講座のパワーポイントのレジメ。 …
息子の退院を迎えに行って帰ってきてからプチ法話会に参加した。 今回のテーマは「AIと仏教」 AIは急速に進歩するけど人間は進歩していない。いや退化しているかもしれない。ChatGPTというAIの試していて気がついたことを語った。「ICTの時代に仏教…
世間はいろいろ変化している。 斎藤さんや中島さんの言いたいことは、人間はどうしようもない↝弱い存在↝だからこそ連帯できる↝アソシエーションをつくることでより能力を発展できる↝悪い面を抑え、良い面を発揮していくことで不完全なシステムを改善していく…
「鷲見氏・鷲見郷一覧」の二回目の校正版が出来上がったので白鳥印刷へ取りに行った。これで全体の構成は出来上がったと思う。⇨ 高鷲古文書を読ままい会(データファイル:PDF)後は中身の細かいところだ。土曜日の編集会議で検討する。コトやモノがだんだん…
二月締め切りなので、いろいろ悩んで書いた。 「南無阿弥陀仏」に助けられた 長善寺 釋文隆 何を書こうか悩んでいて、今はやりのChatGPTに聞いてみた。すると、 『「法話」は、この教団の信者が行う瞑想の一種です。信者は、仏教の教えを実践することにより…