正信偈を「北の宿から」で歌う

朝、いつものように和讃を歌っていたら、ふと正信偈も歌えるのではないかと感じ、
歌ってみた。
見事に合う。

たまたまの出会いだけど、何だか嬉しい。
そして、偶然と出会いについて以前読んだこと(発明と発見)をなるほどと感じた。
でも、これは私の発明ではない。
偶々の出会いなのだ。
空即是色なのだ。

この頃、ふと思いついてやらなければと感じることがある。
いろいろと準備して実際にやろうとすると、すでにやっていたことに気がつく。
こういうことが多くなったけど、すでにやっていたことに感心する。

そういう磁場があるのだろう。
新しい言葉を生み出すことは、その磁場でしか出てこない偶然の発明なのだろう。

これは科学史上の発見も同じことだろうと感じる。

発明と発見はそんなに違いはないと考えていたら、以前書いた二次方程式因数分解で解くという方法を思い出した。やり方をすっかり忘れているので、これを一人で考え出すことができるのかどうかとやってみた。
出来ない。こんなことはとても考え出すことはできない。完全平方の方は何とか思いつくことはできるかもしれないけど、この方法はやっぱり偶然の発明だと感じた次第。
発明だから自動車と同じ。自動車は便利な物だから世界中に広まったけど、こういう理念的なコトは広まり難いだろう。
だから、理解しやすいようにGeoGebraのシートを作成した。こうすることでこの発明は共有されるが、それは技術であり、その技術はさらに自律化する。

二次方程式は必ず因数分解できる
・・・「二次方程式因数分解による解き方」  (2020.9)