2014-01-01から1年間の記事一覧

ワークショップと月食と天王星

昨日は、郡上特別支援学校でワークショップ。 「幸せの数字合わせ」と「オリガミ六角形の絵」をやった。 数字合わせは1から5までできた。6をやった子も2・3人いた オリガミ六角形の方は時間が足りなかったが、作品発表まで行うことができた。 11月の…

信楽俊麿師と「報恩念仏」

ゼミの集まりが岐阜市であり、1年ぶりに恩師と奥さまとゼミ仲間と語りあった。 今までは、自分のことばかりしゃべっていたが、今回は、いろいろな人の話を聞くことが楽しかった。 話を聞くと、なるほどそうだったのかと思う。 今までつながらなかったことが…

「方便論的個人主義」

「阿弥陀仏が五劫もの間思いをめぐらしてたてられた本願をよくよく考えてみると、 それはただ、この親鸞一人をお救いくださるためであった。 思えば、このわたしはそれほどに重い罪を背負う身であったのに、 救おうと思い立ってくださった阿弥陀仏の本願の、…

学童疎開をした理由は?!

戦時中の学童疎開は、「児童の生命安全のため」に行ったと思っていた。 ところが、国会で通った学童疎開の政策の目的は違っていた。 文部大臣が表明したのは、「将来の兵力の温存のために」であった。 だから、国が疎開のための費用を出し、計画を立てたのだ…

満蒙開拓平和記念館

いつの間にやら10月になってしまった。 9月29日に郡上一揆の会の旅で、長野県の阿智村の満蒙開拓平和記念館を訪ねた。 途中、御嶽の噴煙が見えた。 館の方に、丁寧な解説をしていただき、いろいろなことを考えることができた。 私にとって考えるとは疑…

「花子とアン」

「花子とアン」をずっと見ている。 蓮子さんが登場したとき、 これは柳原白蓮のことではないかと、花子との関係を調べたことを思い出す。 明日で最終回である。 NHK現会長との関連もあって、そういう現代的な情景が浮かび上がり、 面白かった。 表現や戦…

「解釈改憲の撤回を求める宗教者の思い」

郡上・九条の会の講演会があった。 テーマは、「解釈改憲の撤回を求める宗教者の思い」 ―戦争責任を明らかにすることの大切さ― 講師は石川勇吉さん 宗門や僧侶が犯した過ちをきちんと見つめること。 お話の中に、次の言葉があった。 「尽十方無碍光如来の智…

「原発危機と親鸞ルネッサンス」 安冨 歩

ここ3日ほど、このビデオを見ている。 「原発危機と親鸞ルネッサンス」 安冨 歩 師 安冨さんは、ご自身の体験から、人の弱さ、そして暴走してしまう危うさを感じる。 それをどうしたらいいのか、先人の教えや行動から学ぼうと試みる。 孔子からは学ぶという…

本当の宝物

「はるか800年の昔に、宗祖によって明らかにされた浄土真宗の教えが、現在もなお人々の心に活きてはたらき続けているのは、それが人から人へと伝えられてきたからであって、それ以外のものではない。 そうでなかったら、宗祖の教えは日本仏教史上の単なる…

「郡上おんな」古川のぶ著

昨夜眠られずに「郡上おんな」古川のぶ著を読み始めた。 つい最後まで読んでしまった。 最初は、与之助さんのことを調べようと思って借りたのだが、 明治から昭和初めまでの郡上女の生涯をたどってしまった。 それは太古からの郡上の歴史であり、 人々の織り…

秋の永代経とアケビ

今日は秋の永代経。 10時から始める。 小学校の運動会と重なってしまったが、多くの方が御聴聞にお参り下さった。 与之助さんの紙芝居を30年ぶりに復活。 義兄の懐かしの歌手や俳優も大いに沸いた。 来てくださった方から、アケビをいただいた。 もう秋…

数学教育「日常事象を図形化して考える」

いろいろあってブログが滞っていた。 今日、明治図書の数学教育10月号が届く。 特集は「数学的な見方や考え方を伸ばす面白問題コレクション」 「日常事象を図形化して考える」というテーマで、 逆に抽象概念を具体事象に置き換えるという問題を扱った。 ブ…

「先生さま」与之助さんの紙芝居

昨夜、与之助さんの紙芝居をつれあいに読んでいたら、いつの間にやら寝てしまっていた。 難しいのと、何を言っているのかわからないと言い訳された。 原稿の文体が丁寧すぎるのだ。 尊敬語と丁寧語が重なっていて、冗長になっている。 書き直すのと、画像も…

与之助さんの処世

与之助さんの処世 阿弥陀様は一声の念仏もあてにせずに助けておくれる。 お念仏はご飯食べる時でも、道歩くときでも、せんちでも、 どんな忙しい時でも称えられるように出来ておっておくれるで、 一生懸命相続しなければならん。 子に礼をせよという親がある…

曽部知中山峠

今日は曽部知中山線をたどってみた。 立派に舗装された林道になっている。 この道は、与之助さんに会いに白鳥の人たちが通った道である。 中山峠には地蔵様がおられる。 明治33年に建立されている。 往き帰りの方たちを見守ったお地蔵様。 切立中山は、き…

商売は菩薩の業

伊藤忠兵衛という人がいる。 伊藤忠・丸紅の基礎をつくった人である。 彼は、七里和上を師とし、自らも真宗の教えに生きた。 「紅忠は開店と同時に店法を定め、利益三分主義をとった。これは、店の純利益は本家納め・本店積立金・店員配当に分かち、これを 5…

表現としての和讃…民衆と仏法と

涼しくなって、過ごしやすくなってきたが、 夜眠ることができないので、つい薬の世話になっている。 さて、ここ数日二つのテーマを同時に追求している。 一つは、親鸞和讃の読み方 もう一つは、七里恒順和上のことから、真宗における処世の道 和讃の読み方は…

弥陀大悲の願船に乗じて

昨日、大和庁舎を訪れた時に、島津忠夫文庫のことを知った。 知り合いに案内されて、 島津博士の和歌連歌などの古典文学、文学史、現代短歌、演劇などの膨大なる蔵書を拝見できた。 平家物語に関する本もあり、清水寺炎上に関する最新の解説を読むことができ…

六字のいわれ=這い児の譬え

七里和上の四門は、別々ばらばらのものではない。 それぞれが関連しており、つながっている。 「六字のいわれ」が「這い児の譬え」で説明されている。 だから後の生活はひたすらの御報謝であった。 -------------------------------------------------------…

FMらら つよし君の子どもばんざい

FMらら つよし君の子どもばんざい 友人のやっているラジオ番組 加茂地区しか聞けないので、ここにのせます。

五念門と四門

やっと気がついたのだが、七里和上の「四門の水際」が、五念門と関連している。 五念門は、世親の浄土論に説く浄土へ至るための五つの実践で ・礼拝門(阿弥陀仏を礼拝すること) ・讃歎(さんだん)門(阿弥陀仏の名号を唱えること) ・作願門(浄土往生を…

「四門」の水際

七里恒順師を調べていて面白いことを知った。 七里和上は、念仏の生活を4つ(四門)に分けている。 まず求法、次に安心、そして報謝、さらに処世である。 求法においては、信を獲る前だから、最も熱心に一生懸命に法を求め聞かなければならない。 安心は、…

六字の名号

昨日は喫茶店法話「プチ法話」 11名の参加 多田專浄師と美濃島ぢうさんの話をお伝えした。 「真心徹倒録」著松田青針師の中のお二人の語録を紹介。 ぢうさんは、あんたは念仏がいつもようでるなと言われて、癖じゃと答えている。 少しわかってきたことがあ…

発泡スチロールヒコーキ

少しゆとりが出てきて、ぼんやりとしている。 そうすると、何か作りたくなってくる。 キッズサンガで作成する予定だった、発泡スチロールヒコーキを作ってみた。 友人が材料をそろえていて、後は組み立てるだけ。 もちろん設計図も彼が教えてくれた。 小さな…

叔父の納骨

雨の中、叔父の納骨が終わった。 「子の法話 聞きては涙 さくらんぼ」 この叔母の句のように、 お浄土で祖母が叔父の法話を聞いているにちがない。 叔父さんにはお育てにあずかった。 自分の疑問や思いを一番気軽にぶつけられる存在の人だった。 思い上がり…

ユクスキュルの環世界

朝から連研のメモ作り。 いつものことだが、不安を持ちながら本番へ。 連研は15名の参加。 時間が足りなくなったが、多くの方のご協力で何とか終えることができた。 とても疲れた。 出かける前に、夕べやっていたTVのビデオを見た。 「哲子の部屋…人生を…

連研のプログラム

連研の案内です。今回のテーマはお経。 釈尊の説法であるお経は、漢文ですので、現代では意味が解らなくなっています。 三部経を中心にどのようなことが述べてあるのかを説明します。 そして八万四千といわれる仏典についても追求してみたいと思っています。…

「真心徹倒録」

「真心徹倒録」という大正11年に発行された本がある。 著者は松田青針師。 この本は、サイトで読むことができる。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/907112 この中に、最勝寺の多田專浄師と切立の美濃島ぢうさんの語録が書いてある。 專浄師は切立へた…

「ミウラ折り」の地図

数教協の大会で地図をいただいた。 この地図は、「ミウラ折り」で作られている。 岐阜市の地図なのだが、表と裏の表紙を持って引っ張ると、一度に開くことができる優れモノである。 なぜ、開くことができるのかは、昔、ここに書いておいた。 10、エッシャ…

師佛

雨が強く降っている。 暑さが和らいでいるのは有難いが、もう十日以上も太陽が出ていない。 植物にとっては太陽の光が待ち遠しい。 讃仏偈の師佛について考える。 阿難が釈尊のお顔が輝いているのを見て訪ねると同じように 釈尊が、法蔵菩薩が世自在王佛に尋…