「先生さま」与之助さんの紙芝居

昨夜、与之助さんの紙芝居をつれあいに読んでいたら、いつの間にやら寝てしまっていた。
難しいのと、何を言っているのかわからないと言い訳された。
 
原稿の文体が丁寧すぎるのだ。
尊敬語と丁寧語が重なっていて、冗長になっている。
 
書き直すのと、画像も変えるのとで、時間がかかってしまった。
でも、そのまま出さなくてよかったと思う。
やっぱりリハーサルは必要だ。
 
また、専門用語も解らないという。
これがとても困る。
そもそも大正期の言葉はわかりにくい。
現代語に直して、さらに仏教の専門用語を直さなければならない。
 
紙芝居は結局40分ぐらいかかりそうである。
その後、解説も入れないと、現代ではなぜこういう行動をしたのかはわからないだろう。
今の人に与之助さんの言動は理解されるのだろうか。
でも、何とか与之助さんのことを伝えたい。
伝える義務と価値があると思っている。