2016-01-01から1年間の記事一覧

普遍は具象に現れる

このビデオを見た。 高瀬 正仁(九州大学基幹教育院教授) 岡潔の晩年の夢とドイツ数学史の ...現在 ここの所、「物語 数学の歴史」 加藤文元著を読んでいる。 そこで疑問に思ったことが、抽象と具象の関係。 数学とは何か?という問いから次のような対比を考…

ロープの結び方と糸電話

ロープの長さは変えることができるけれど、引っ張るとずれない結び方がある。 横には自在に動かすことができるけど、 右と下を引っ張ると動かないという結び方。 これを糸電話に使おうというアイディアが浮かんだ。 糸電話の欠点は、長さが決まっていること…

紙のおもちゃの補充とタムシバ

昨日、雨が降っていたので、雨漏りの補修。 雨漏りの原因は雨が降らないとわからない。 雨が降っていても、どこから流れているのか突き止めるまで1時間ぐらいかかった。 晴れたら、コーキングで補修してたぶん大丈夫だろう。 一昨日、 子どもたちに紙おもち…

間伐講座

2回目の間伐講座を受けることにした。 昨年はよく休んだから、再度受講したが、やはり午前中は休んでしまった。 午後からの実技であるロープワークは二回目なので、思い出すのが早くなっている。 同じことを何回もやることは、決して無駄ではない。 前回気…

マルチツールで竹トンボづくり

マルチツールで竹トンボづくり 鉄パイプを切るために購入したマルチツール。 素人なので安いものをホームセンターで買った。 これを使って竹トンボを作ってみた。 やすりツールで、削るという方法。 最初に蝋燭で熱してから曲げて、それをやすりで削ってゆく…

あそび虫の歌

友人にキッズサンガで歌ってもらうことになった。 その相談をしていて、どんな曲が良いのか任された。 そこで、初夏の学習会で関口さんが歌って踊った「あそび虫の歌」を最初に取り上げることにした。 あそび虫のうた/うたごえサークルおけら 関口さんの振…

岐生研「春の学習会」

可児市で開かれた岐生研の学習会。 どの内容も深く考えさせる内容だった。 基調提案も関口さんの講座もレポート分析も深く考えさせるものだった。 「先生は叱らないよね」 「叱ってばかりだと嫌だよね」 「だけど先生の言うことを聞くよね」 それは、さんざ…

三回の誕生日

気がついたら6月になっていた。 一昨日はプチ法話会。 そこで聞いた話。 私たちの誕生日は三回ある。 一回目は母と父に呼ばれた日。 所謂誕生日 二回目は回心の日。 それまでの自分を懺悔し、仏の願いに応じる生き方をする日 仏教で言うと正覚(=成道=さ…

岐阜別院大遠忌法要

岐阜別院大遠忌法要が厳修されました。 郡上組から80名以上の方が参加。 とても疲れましたが、無事終了。 これで一つの仕事を終えることができました。 御門主を初めて拝見しました。 何だかうれしかったです。 宮崎哲也氏の講演は「いのちの(尊厳)につ…

アーサー・ビナードさんの講演

朝比奈堂の主催でArthur Binard さんの講演があった。 ビナードさんが23歳で日本語を学ぶためにこの列島へ来たとき、湾岸戦争があった。 その時、国会で自衛隊派遣が憲法違反かどうか問題になっていた。 アメリカでは憲法が使われるのは、銃規…

大和道の駅・喫茶店実習

最後の教え子が高3になった。 喫茶店の実習をやるので来てほしいと電話があり、喜んで出かけた。 場所は大和の道の駅「グッドジョブ」 コーヒーと手づくりクッキーとプリンで合計320円 丁寧な対応とテキパキした行動が印象的だった。 そしてどちらもおい…

一日に3つ以上のことができなくなっている

最近、3つ以上のことが出来なくなっている。 3つ以上のことに取り組んでいるとパニックを起こす。 何が何だかわからなくなり、やったことを忘れてしまう。 何をやったらいいのかもわからなくなる。 3つ以上のことを意識にのせられないということか。 体験は…

世界仮構

本箱を整頓していたら、永六輔さんの「大往生」が出てきた。 もう、21年前になる。 読んでいて懐かしいと感じるのは何故だろう 改めて、葬儀の時の自分の法名は「釋文隆」 それだけにしてくれと、つれあいに伝えた。 今日は体調が良くなかったので、寝転が…

死後の世界はあるのか

昨夜、TVで モーガンフリーマンが案内する「時空を超えて」で 「死後の世界はあるのか」というテーマを取り上げていた。 あまりの眠さに時々意識がどこかへ飛んで、あまり理解できなかった。 が、臨死体験と意識を、量子理論を使って説明するという人もいる…

記憶とは?

福岡伸一氏がこう述べていた。 「記憶は、神経細胞どうしのつながり自体である。 その回路に電気が流れた時、同じ記憶がよみがえる。 つまり、記憶は物質として保持されているのではなく、関係性として保持されているのである。」 これは、脳の働きも同じで…

体験はどこに蓄積されるのか

「私たちの体験はどこに蓄積されるのか、仏教ではどう考えていますか」 そう質問を受けた。 とても魅力的な質問で、私がずっと悩んできたことだ。 これは、 「記憶は死後もあるのですか」 とか、 「(縁によって起る)意味世界というのはどこにあるのですか…

手をうてば

手をうてば 鯉は餌と聞き 鳥は逃げ 女中茶と聞く 猿沢の池 私たちの「意味世界」の有様を見事に表現したもの。 この意味世界は実に不思議だ。 昆虫にも意識がある。自分たちの生きる世界を感じ取っている(米研究)

魂から霊魂・・・意味世界と心霊現象

なごみ法話会で、魂の話(臨死体験やお迎え現象)をしたら、二人の方から質問があった。 いずれも、ご自身の心霊体験をどう解釈したら良いのかという質問だった。 私としては霊魂ではなく、あくまで魂のことを話したつもりだったが、 質問された方は、自身の…

フォルダー3つ・やれること3つ

整頓のフォルダーは3つ。 3つしか処理できない。 それ以上あっても、意識にのぼらない。 意識にのぼらないというのは、やる気が起こらないということ。 ただ、他の方からいろいろあってやる気が起こる場合がある。 母を病院に連れて行こうと思っていたが、…

「一億総選挙革命」

公民館の掃除をして盆栽に水をやり、少し息をついて書こうと思った。 昨夜、座間宮ガレイさんの話を聞いた。 これが面白い。 最近の憂慮すべき事態に対して、流れるようなトークと質問で明快に応えていた。 なぜ、面白いのか。 私たちの既成の思い込みを打ち…

研究ノート

2月ごろから初めて数学の研究ノートを作って、記録している。 今までは、使ってあるA4の紙の裏に書いて、それをテーマ別にファイルしていた。 だから、ちょっとやって何も出なくなるとテーマを書いて封筒に入れておく。 しばらくすると他の事と結びついて…

連休と仕事と地震

今年の連休は、組の仕事で終わってしまった。 今度の教区の大遠忌法要が終われば、全ての仕事が終わることになる。 3日までは組会の準備、終わったらまとめと後始末。 この後始末が大変。 いろいろな書類の提出と今までの書類の整頓。 ハンコをもらうだけで…

墓友と倶会一処

以前、プチ法話会で聞いた話。 「風呂に入る前に、娘にこれから風呂に入るよと電話するんよ」 なぜかというと、一人で暮らしている彼女にとって風呂は危険な場所だからだ。 無事に入り終われば、また電話する。 なるほどなと思った。 すると、同様なことをT…

永代経厳修

いつも永代経はハードである。 弁当の準備、本堂の準備、受付、法要、法話、見送り、後片付け・・・ 疲れ切ったが、何だかすっきりとした気持ちになっている。 それが、どこから来るのかははっきりしないが、 見送りのときにお聞きした話しからかも知れない…

私のための「物語」

夜会議があると、2時から3時頃に目が覚めてしまう。 二日続けて夜の会議があったので、ほとんど寝ていない。 今日は、昼から猛烈に眠くなった。 明日は永代経。 その準備で、半日かかってしまった。 筍を掘りに行こうと思っていたら、夕方になってしまった…

SNSの情報

ツイッターやフェイスブックで情報を交流する。 それは、現場に密着し、しかも早い。 例えば、 ・避難所の情報をいち早く吸い上げ、誰でもが見ることができるようにする。 ・被害カ所の情報を地図におとし、調査や復旧の手助けとする。 ・人手が足りないとい…

デープラーニング「深層学習」

コンピュータ(アルファ碁)が囲碁で世界のトップの棋士に勝ったということに興味を持った。 どういうプログラムなのかと思ったら、深層学習という方法らしい。 その原理に興味が出たので調べている。 要は人間のニューラルネットワークをモデルにしたプログ…

縁起の思想

私の「縁起の思想」は常に変化している。 最初は原因に対する条件として縁を理解した。 因縁果である。 さらに体用を含むものとして理解した。 次に環境として理解した。 環境そのものがはたらいている世界も縁となった。 そして、歴史も死者も縁の中に入っ…

「もし私にできるならば」

「金がない。心がない。時間がない。場所がない。機会がない。希望がない。」 そのような中で、 私が「もし私にできるならば」と自分に語りかける。 ① 人が亡くなる。 ② 家が壊れる。 ③ 避難所の生活。 これは遠いどこかの出来事ではない。 もうすぐ私の周り…

内因の自己批判と外縁の他者批判

川内原発の発電停止を求める署名をした。 ところが、ネットを見ていたら 川内原発についてこういう論調があった。 「原発を停止すると、南九州で電力が足りなくなり、大停電のおそれがあるだろう。 だから、原発を停止するのは被災者たちの状況をさらに追い…