「一億総選挙革命」

公民館の掃除をして盆栽に水をやり、少し息をついて書こうと思った。

昨夜、座間宮ガレイさんの話を聞いた。
これが面白い。

最近の憂慮すべき事態に対して、流れるようなトークと質問で明快に応えていた。
なぜ、面白いのか。

私たちの既成の思い込みを打ち壊すはたらきがあるからではないか。
それが何とも快い。
その思い込みというのは、たいていはどうにもならないという思い込みだ。

彼は、
① データを基に新しい見方を示してくれる。
② 人は理性でなくムード(感情)で動くことを前提にしている。
③ どんなひどい状態でもそこには学ぶべきことがある。
④ これが正しい見方・考え方などと決して押し付けない。

書いてしまうとこれだけだが、具体的な話しが楽しいのだ。
人の弱さを前提にしているから、共感できる。
失敗したことから学ぶことは、あきらめや絶望から離れられる。
いろいろな事象を思い込みや願望から離れて見ると、具体的な行動が思い浮かぶ。

以前に書いた、政治=お金と考えることは彼から出ていたことがわかった。
政治がこんなに面白いものなのかと考えるきっかけを与えてくれる。

お奨めの本「一億総選挙革命」座間宮ガレイ著