#生活指導

「老い」について

今日は寺子屋3回目。 子どもたちは夏の友も終わって遊んでばかり。 さて、「老い」についていろいろ悩んでいる。 この二次元図式はとても嫌な図だ。 Aを目指すのが良いという図だけど、どうしてもCになる人もいる。Dで何が悪いのかと問うと、税金の無駄…

寺子屋二日目とお母さんとの語らい

寺子屋二日目。お母さんと話していて、いろいろなつながりがあることに驚いた。共通の知り合いがいること、食の問題に関心があることなど。 今回はほとんど遊び。子どもにとって遊びが最大の学び。お母さんと昔こんな遊びがあったよと語り合った。 大人同士…

わくわく図書館「スマホ脳」

今回のわくわく図書館で紹介してもらった本は「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン 紹介者は(1)「スマホ脳」池田さん(2)「本物のすごさ、豊かさについて」生源寺さん 自然と社会とことばと子どもとスマホの関連を明らかにしたい。 その内容をかいつまんで書いて…

グループメールの管理

最近はウエッブを見るのにedgeを使うことが多くなった。 Googleを使うことはあまりないけど、GmailやZOOMを使うときには便利だ。 というわけで、グループメールの仕組みや、アカウントの使い方や、ZOOMとの関連を調べていたら、わからないことば…

理論と実践

「中濃学級づくりサークル」にZoomで参加。 リアルは4名、リモートは3名。音声が聞きづらかったけど中身は十分わかった。 「この子をどう理解するのか」は実践のベースである。そこから構想がたち、実践が始まるから。 「どう理解するのか」を私たちは…

支配を反転させる人々

昨日Eテレのこころの部屋で「コヘレトの言葉」をやっていた。 こころに残った言葉 ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い。倒れれば、ひとりがその友を助け起こす。倒れても起こしてくれる友のない人は不幸だ。更に、ふたりで寝れば暖…

狭い世界を突破して広い世界に

梅雨が明けたと思って、遮光カーテンやすだれを取り付けたら、雨が降り出した。 アサガオが小雨に濡れていた。 一昨日のZoom学習会の内容が心をかけめぐっている。徒然草に、心は鏡のようなもので心という実体があるのではないと書いてある。そうだなぁ…

全生研基調提案学習会

全生研の基調提案学習会に参加した。 Zoom学習会である。180名ほどの参加で三時間ほどだったけど、とても楽しかった。 ブレークアウトでグループになったとき、取り上げられた実践の兼田さんと同じグループになって、うれしくてつい質問をした。その…

弱いロボット

まだ体調が戻っていない。 体調が悪いとロクなことを考えない。 そこで、昔やったことを読み直していた。 そして、サイトをあちこち見ていたら、このサイトに出遇った。 Ⅵ頼りなさが生み出すもの 弱いロボットの力 岡田美智男豊橋技術科学大学教授 いろいろ…

「我生何処来 去而何処之」

近藤郁夫さんの「生老病死と生活指導」を読み直した。 その中に、良寛の漢詩が出てくる。 我生何処来 我が生は何処より来り 去而何処之 去りて何処にか之(ゆ)く 独坐蓬窗下 独り蓬窗(ほうそう)の下に坐して 兀兀静尋思 兀兀(ごつごつ)として静かに尋思す 尋…

東井義雄先生はほんものの教師になれるのか(5)

「教える教育」の否定は、教えることを否定しているわけではない。東井さんは「教える教育の限界」と書いていて、否定しているわけではない。実際に、作文的教育法」(学習帳)による子どもたちの学力をつける実践など、どんどん教えている。とすると、東井…

東井義雄先生はほんものの教師になれるのか(4)

東井さんが、「教える教育」=「自力の教育」と考えて否定し、 「そのまま抱きとる教育」=「他力の教育」と考えていたとしたら、「物指し」はもう一つあったことになる。 「自力から他力へ」そして、「凡夫の自覚から他力へ」という浄土真宗の「物指し」で…

東井義雄先生はほんものの教師になれるのか(3)

わたしたちの教育実践は、関係性の中で成り立っているので、 そもそも教師一人の力で成り立つようなものではない。 しかし、そこにはたらく力がどのようなものであるのかを知っておくことは、 実践においは重要である。 わたしはそれを「弱さを自覚した柔ら…

東井義雄先生はほんものの教師になれるのか(2)

この実践にはいくつか質問してみたいことがある。 (1)M君に友だちがいないという原因と思われる「社会性に欠けたところ」はどこからきたものなのか? (2)M君と誰かを結びつける努力はなされなかったのだろうか? (3)東井さんからの手紙に対してM君はどう…