#宗教

本とインデックスとブックリーダー

年末の忙しい時だけどと思いながら、本願寺出版に注文をした。 すると、次の日に送られてきた。 まずは、教行信証の文庫版 これは文庫本で小さいし、右に読み下し文、左に現代語訳がのせてあって、 わかりやすい。 そして、七組聖教のインデックス。 教行信…

煩悩成就

身の回りの整理整頓をしている。 整理とは何だろうか。 つれあいは捨てることだと言う。 だけど私は、 捨てる前に、それを生かさなければならないと考えてしまう。 「法の友」にこんな言葉が載っていた。 凡夫ありて煩悩成就するもまたかの浄土に生ずること…

今年最後のプチ法話会

今日はプチ法話会の日。 寒い中、十数名の方が参加して下さった。 今回は、仏教壮年会の旅行の話を中心に修行について話した。 (修行と修業の違いは分かりますか?) 親鸞聖人正明伝の一部を取り上げ、 なぜ法然上人の元に行ったのかという話を中心にした。…

除雪機の始動

この冬初めての除雪機始動。 ガソリンを買ってきて、エンジンをかける。 はたしてバッテリーが動くかどうか。 昨年はバッテリーが上がってウンともスンとも言わなかった。 ちゃんと動いた。 家の前の除雪をする。 夕方、母が本堂のストーブに灯油を入れる時…

錦織寺と延暦寺

昨日、組の仏教壮年会の旅行で木辺の錦織寺と延暦寺の根本中堂に参拝した。 本当は9月17日に行く予定だったけど、台風のため延期になっていた。 その台風の影響で、 琵琶湖畔の松が倒れていたり、錦織寺の金箔が浮き上がっていたり、 延暦寺の杉が折れて…

11月のプチ法話会

今回のプチ法話会(喫茶プチで行われる法話会)は、 出来るだけコーデ―ネーターになろうと思っていた。 まず、参加者からいろいろなお話を伺うこと。 そして、いろいろなことを思い出していただき、皆さんに伝えること。 最勝寺さまのお話の中に、この季節に…

法蔵菩薩の五念門行

最後の連研があった。 栃平ふじさんの歌から、二河白道へ、そして五念門へ と至るストーリーを立てた。 実は昨日昼頃、 五念門を法蔵菩薩のご労苦ととらえると、とてもすっきりとすることに思い至った。 いやそのことは頭ではわかっていたのだけど、 今まで…

今年最後の連研

今年最後の連研が、今日7時から明宝の圓光寺様である。 最後だから、仏さまとつながるようなイベントをやりたいと思って 「ロウソク朗読会」を考えた。 仏さまとつながり向き合って、自分自身をたずねる。 そんな機会になればいいなと思っている。 大和の篠…

郡上組報恩講「東林寺様」

初めて東林寺へお参りした。 歴史ある寺のたたずまいの中で、組報恩講を厳修。 講師の藤沢信照師に教えていただいたこと。 「帰命は本願招喚の勅命なり」 親鸞さんは喚に左訓をつけ、「よばう」と書いておられる。 よばうというのは「喚ぶ」の未然形+反復継…

明日はプチ法話会

5日間仏法に浸った。 今年は世代交代の家が数軒あった。 その方たちにどうやって報恩講のことを伝えていくのかが課題。 さっき資料を整理していたら、いつの間にやら眠っていた。 さすがに疲れたのだろう。 ・近所の寺の報恩講出勤 ・自坊の報恩講 ・組の連…

報恩講の準備

明日から二日間の報恩講。 私たちにとって大事な行事である。 毎年必ず行われてきたので、私は66回目の報恩講ということになる。 記憶をたどってみると、夜もあった。 そして、ご講師が高座に座って法話をされていた。 本堂も満座だったのをおぼろげながら…

今年最後の「本典勉強会」

今年最後の本典勉強会があった。 確か8回目。 そのうち1回休んだから、7回出席。 休んだ時は、音声で内容を聞いた。 8回で行巻まで終了。 ただし、正信偈は個別に窺うべきであるということで、取り上げられなかった。 そこが何とも良い。 今回もいろいろ…

「歎異抄」の再放送

100分de名著「歎異抄」の再放送をしている。 今回聞いて、一回目と二回目が違うことに気がついた。 同じ放送なのだが、こちらが異なっているから違う様に聞こえる。 「何事も初事と思って聞くように」ということはこういうことかな。 聞く方が異なるとい…

おみがき

今日はおみがき お母ちゃんたちの仕事ぶりは見事。 てきぱきとすすめ、おみがきは1時間ほどで終わってしまった。 その後、二人で輪灯の組み合わせなどや掃除や準備。 廊下や本堂の階段を拭いたら、2段までやっと済ませたが、疲れ果ててしまった。 あまりに…

法話の更新「死に方プロデユース」

父の一周忌法要をやっと勤めることができた。 写真は明日載せる。 この一年はあっという間だった。 叔父と父の会話が記された、叔父の本を読んでいる。 「浄土へ往ったら謝りたい」と父が語る所だ。 二人が語っているその場にいるような気がして、いつも涙が…

「中動態」

他力についていろいろ悩んでいたら、 新聞の広告に載っていたのが「中動態の世界」 特集「中動態の世界」 能動態(する)と受動態(させられる)の間に中動態(なる)というのがあるという。 昔の人にはそれが当然のことだったんだけど、近代に生きる私たち…

他力と自力( 五念門と利他力のこと)

久しぶりに法話のページを編集した。 実は4年前に書いたのだが、後から読み直してみると、 書いた本人ですらわからなくなってくる。 どうやら約仏と約生にこだわりすぎたようだ。 これは同じ現象を別の立場から見たに過ぎないのに。 そういう書き方だったの…

功徳=御恩=おかげ=縁起

今日は教え子と出会っていろいろ話した。 5年ぶりぐらい。もう31才になったという。 介護の仕事が楽しいと話してくれた。 如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし 仏教における「ご恩」は、鎌倉時代の「御恩…

第17期後期第1回目の連研

昨夜は教林寺様で連研があった。 いろいろな都合があって参加者は少なかったが、 最勝寺の若様も参加され充実した講座だった。 話し合い法座では、 谷沢さんから30年前から続くビハーラの活動の紹介と、 多田さんから立町の踊りの晩に、竹の明かりで本堂へ…

お寺の紹介

長善寺の紹介 小さな寺だけど、グーグルで検索すると大体上位に出てくるのが自慢。 絵がたくさん貼ってあるけど全部、ポスター印刷。 本物の掛け軸と思っているけど、高くて手が出ない。 そこで、ポスター印刷。 これは国宝山越え阿弥陀図。 この五色の糸を…

9月の本典勉強会

9月は都合が良くなく出席することができなかった。 楽しみにしていたが仕方がない。 でも、今日音源が届いて、さっそく聞いた。 もっとも台風対策の仕事をしながらだが。 Dropboxというのがあって、 そこに送れば、大容量の音源でも送ったり受け取っ…

秋の永代経

当山秋の永代経のご案内です。 秋の永代経のご案内 長善寺 今年は特に暑いと感じる夏でした。昔はこんなに暑くなかったといっても、私の昔はせいぜい五、六十年。つい自分のメモリで見てしまいますが、二六〇年前の産業革命以来世界の平均気温が一℃上がった…

空華と石泉

本願寺派の教学を学んでいくと必ずぶつかるのが空華教学と石泉教学の対比。 詳しくは知らないが、三業惑乱とも関係しているという。 これはしっかりと押さえておきたいと思うようになってきた。 そこで、まず資料集め。 (1)空華教学とはどういうものか 空華…

六字釈

「悲智円具」を調べていたら次の文に出会った。 有り難いのでそのまま載せる。 「今この『観経』の中の十声の称仏は、すなわち十願十行ありて具足す。いかんが具足する。「南無」というはすなわちこれ帰命なり(即是帰命)、またこれ発願回向の義なり(亦是…

6回目の本典勉強会

第6回目の本典勉強会 もう6回も過ぎたのかと思ってしまう。 あっという間だった。 今日は、行巻の七祖の引文を読んだ。 引文そのモノとその編集のし方を。 8月に入ってからお朝事とお夕事に行文類を3回目程読んだ。 一人で声に出して読んでいると、次か…

いろいろな行事

夏休みに入ってすぐ、 子ども会で「いのちの大切さ」について話してほしいと言われた。 そこで、例の「ジビ王物語」を話した。 1年生から6年生までだから、最初に「難しいよ」と話して、 「難しかったらわからないという顔をしてね」と頼んだ。 子どもたち…

選択称名の願

あれから17願がなぜ「選択称名の願」なのかを調べている。 つまるところ「選択本願念仏集」に行きわたる。 それは、 「称名念仏が法蔵菩薩の悲願であり、 二百一十億土の中から選び取った最も優れた行である」 ということ。 だから諸仏が称讃するのである…

怠ることなく修行を完成させなさい

大震災の時も同じだったが、映像を見ると身体までおかしくなってくる。 ここ数日何もやる気が沸かずにぼんやりと過ごしている。 日記も4・5行で終わっている。 諸行無常はどう考えたらいいのか。 若い僧侶が、釈尊の最後の言葉を葬儀の時に語られた。 その…

諸仏称名の願

諸仏称名の願 浄土真実の行 選択本願の行 この行は大悲の願より出でたり。 ・・・ 亦往相廻向の願と名づくべし。 亦選択称名の願と名づくべきなり。 「なぜ、諸仏が称讃することが往相廻向の願なのか」ということは 誰もが思う疑問だろう。 なぜ17願が往相…

ファイルの整頓と「本典勉強会」

いつの間にやら7月になっていた。 さらに暑くなると思うと心配だ。 6月の月末は結構忙しかった。 ここ数日、本棚の整頓をしている。 ファイリングの仕方が、フォルダから穴を空けて閉じるファイルに戻ってしまった。 そして、必要のないファイルは丸ごと捨…