第17期後期第1回目の連研

昨夜は教林寺様で連研があった。

いろいろな都合があって参加者は少なかったが、
最勝寺の若様も参加され充実した講座だった。

話し合い法座では、
谷沢さんから30年前から続くビハーラの活動の紹介と、
多田さんから立町の踊りの晩に、竹の明かりで本堂へ導き、
内陣を浮かび上がらせる幻想的な取り組みを紹介していただいた。
イメージ 1

講座では、
最初に約仏と約生の例を大垣の道しるべで紹介。
歎異抄は約生で表現されていると紹介。

お勤めの代わりに歎異抄を読んだが、
原文で読むか現代語訳で読むか悩んで、
結局現代語訳にした。

意味は通じるが、親鸞さんの語り口は味わえない。
歎異抄親鸞さんの直接の語りが魅力なのだから
そこは原文の方が良いと思う。

後序を読み合わせた。
親鸞一人がため」
をどう読み取るかで、方便論的個人主義を紹介しようと思ったけど
素直にお言葉を読み取るだけにとどめた。

「ただ念仏のみぞまこと」
これはとても深い言葉だと思う。
親鸞さんの感動は私の言葉では伝えきれない。
だからこそ、歎異抄を取り上げたのだが。