今年最後の「本典勉強会」

今年最後の本典勉強会があった。

確か8回目。
そのうち1回休んだから、7回出席。

休んだ時は、音声で内容を聞いた。
8回で行巻まで終了。
ただし、正信偈は個別に窺うべきであるということで、取り上げられなかった。
そこが何とも良い。

今回もいろいろ考えさせられた。
特に他力釈のところ。
「自利利他の深義」と書いてあるけど、その意味はわからない。
と言われ、
それに妙に感激してしまった。
というのは、
私もわからないからだ。

今回特に心に残ったことは、
「易行」というのは安易・簡単な行という意味ではないということ。

念仏が安易な行だとすると、
その念仏でも唱えられない人がいる。
その念仏を聞けない人がいる。
だから、
念仏を称えられる人だけが救われるというのは、仏の本願に背く。
この易行と言うのは、
私たちがすることが無、無作という意味で、
念仏が易なのは、仏がしあげた行だから

これはとても大事なことだ。