11月のプチ法話会

今回のプチ法話会(喫茶プチで行われる法話会)は、
出来るだけコーデ―ネーターになろうと思っていた。

まず、参加者からいろいろなお話を伺うこと。
そして、いろいろなことを思い出していただき、皆さんに伝えること。

最勝寺さまのお話の中に、この季節に行われる在家報恩講を「おかいだん」
と呼ぶという話があった。
一軒ごとの報恩講を「おうやまい」というが、
「おかいだん」はその地区の人が公民館に集まり、
六字名号を掲げて、皆さんと正信偈を拝読して、報恩講を勤めるという。

また、70年前の八幡には「おこうさま」と書かれた提灯が街角に掲げられ
「おこうさま」の御馳走が子ども心にも楽しみだったと語られた方もいた。
遠方の寺院の僧侶は一月近く八幡に逗留して各家を回るという。

月参りで伺った時、遠方の娘さんが、月一回老母に会いに来てくださるので
安心ですと語られたとか、
お仏壇に手を合わせている姿を子どもたちが見て育つということとか、
二河白道」の絵と「池の鯉」の絵は同じであるという話とか、
楽しい話が一杯だった。

例によって、コーディネータに徹することはできなかったが、
また学ぶことの多かった法話会だった。