今年最後のプチ法話会

今日はプチ法話会の日。

寒い中、十数名の方が参加して下さった。
今回は、仏教壮年会の旅行の話を中心に修行について話した。
(修行と修業の違いは分かりますか?)

親鸞聖人正明伝の一部を取り上げ、
なぜ法然上人の元に行ったのかという話を中心にした。

伝絵では六角堂に籠って、救世観音の教えを受ける。
それが女犯偈であるが、その後吉水の法然上人の元に行く。
でも、この女犯偈と法然上人とが結びつかない。

正明伝ではこれをちゃんと説明してある。
修行と妻帯を教えの中で見事に統一してある。
妻帯こそが、念仏の教えの大事な部分であると。

このことを延暦寺の修行を説明しながら話した。
最後に、私たちの日常も千日回峰行と同じような命がけの修行であると話した。
ただ、その修行は、法蔵菩薩と一緒の修行であると。

法話会のために、
A4用紙に最初はメモ、それに肉付け、さらに二回ほど書き直した。
こうやって書き直すことは大事なことで、
書き直しているうちに、ストーリーが身についてくる。


来月からは、第4水曜日に法話会をやることになった。
定期的にやった方が来やすいのではないかということで。