2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

永代経厳修

いつも永代経はハードである。 弁当の準備、本堂の準備、受付、法要、法話、見送り、後片付け・・・ 疲れ切ったが、何だかすっきりとした気持ちになっている。 それが、どこから来るのかははっきりしないが、 見送りのときにお聞きした話しからかも知れない…

私のための「物語」

夜会議があると、2時から3時頃に目が覚めてしまう。 二日続けて夜の会議があったので、ほとんど寝ていない。 今日は、昼から猛烈に眠くなった。 明日は永代経。 その準備で、半日かかってしまった。 筍を掘りに行こうと思っていたら、夕方になってしまった…

SNSの情報

ツイッターやフェイスブックで情報を交流する。 それは、現場に密着し、しかも早い。 例えば、 ・避難所の情報をいち早く吸い上げ、誰でもが見ることができるようにする。 ・被害カ所の情報を地図におとし、調査や復旧の手助けとする。 ・人手が足りないとい…

デープラーニング「深層学習」

コンピュータ(アルファ碁)が囲碁で世界のトップの棋士に勝ったということに興味を持った。 どういうプログラムなのかと思ったら、深層学習という方法らしい。 その原理に興味が出たので調べている。 要は人間のニューラルネットワークをモデルにしたプログ…

縁起の思想

私の「縁起の思想」は常に変化している。 最初は原因に対する条件として縁を理解した。 因縁果である。 さらに体用を含むものとして理解した。 次に環境として理解した。 環境そのものがはたらいている世界も縁となった。 そして、歴史も死者も縁の中に入っ…

「もし私にできるならば」

「金がない。心がない。時間がない。場所がない。機会がない。希望がない。」 そのような中で、 私が「もし私にできるならば」と自分に語りかける。 ① 人が亡くなる。 ② 家が壊れる。 ③ 避難所の生活。 これは遠いどこかの出来事ではない。 もうすぐ私の周り…

内因の自己批判と外縁の他者批判

川内原発の発電停止を求める署名をした。 ところが、ネットを見ていたら 川内原発についてこういう論調があった。 「原発を停止すると、南九州で電力が足りなくなり、大停電のおそれがあるだろう。 だから、原発を停止するのは被災者たちの状況をさらに追い…

内因と外縁

行文類 両重因縁 まことに知んぬ、徳号の慈父ましまさずは能生の因闕(か)けなん。 光明の悲母ましまさずは所生の縁乖(そむ)きなん。 能所の因縁和合すべしといへども、信心の業識(ごつしき)にあらずは光明土に到ることなし。 真実信の業識、これすなは…

仕方がない・・・

土日と町内の神社の祭り。 その手伝いをしながら、祭りの「平和さ」と熊本の状況を思い浮かべてしまった。 そして、この一見「平和」と見える祭りの中にも「平和」ではない状況が隠されていることに気がつく。 こんなことをやっている場合だろうかとふと思う…

一つところへ

かならずかならず一つところへまゐりあふべく候 そういう人間関係こそ御同行・御同朋

他力対自力ではない

「他力=本願力」である。 しかし、「そのまま=なすがまま・なされるがまま」ではない。 他力の魅力は、 「他力に導かれた先に、何かが自ずと生まれるような内発的な力がある」=本願力 という所にある。 この「内発的な力」を科学に当てはめてみる。 発見…

逆接の言葉

自分の好きな事だけやって生きて来た。 好きなことだから当然できる。 ところが、好きではないこともある。 好きではなくても、日常のやらなくてはならないことにはやることができる。 それは、自分で決めたことだから。 ところが、どこかから来る「やらなけ…

善兵衛桜とクルミの発芽

遠くに行かなくても近くに素晴らしい桜があった。 明宝の「善兵衛桜」 エドヒガンサクラ 樹齢300年 善兵衛家の墓を守ってきた桜 近くに磨墨公園がある。 そこで見つけたクルミの実からの発芽。 あの固い殻を中から破って出てくる芽のすごさ。 これは確か…

近代化という問題

私にとって、「近代化という問題」は避けては通れない問題である。 微力ながら自分なりにこの問題を考えてきた。 今、この問題に取り組んできたことが、大きな流れの一部であったと感じる。 でも、それは社会の流れではない。 昨夜の100分de名著は悪人…

「愛国と信仰の構造」を読んで

中島岳志・島薗進対談の「愛国と信仰の構造」を読んだ。 面白かった。 宗教と全体主義との関連がわかり易く説明してあった。 この本が書かれたのは、 「明治維新からの75年」と「敗戦からの75年」の構造がとても似ているということからの危機感から。 対…

昼の桜と夜の桜

忙しい。 例年この季節には桜を見に行くのだが、今年は愛宕の夜桜を見に行っただけ。 うちの桜を見て写真に撮った。 下の写真はソメイヨシノ。 こうやって対比すると、昼と夜では全く異なる。 桜自体が異なるのではなく、その場その時の状況が異なってくるの…

やり方の忘却(永代経の差込み印刷)

一日かかって永代経の案内を作成し、封筒に入れた。 昨年の秋に差込み印刷をしようとして作った文書があったので、 それを元にして内容を変えた。 ところが、差込み印刷の仕方がわからない。 まだ半年しか経っていないのに、すっかり忘れている。 どうしたら…

外心と重心の関係

見ていても見えないことがある。 少なくとも私はそのまま見るということは出来ない。 見るとはある視点をもって見ること、 そして、その視点によって何かに気がつくということ。 その例。 以前から、外心と重心の関係が気になっていた。 外心は中点からの垂…

100分de名著「歎異抄」

昨日は「兵戈無用」をご自身の体験からいつも訴えられていた大先輩であり善知識の御葬儀。 一昨日は眠ることができず、また葬儀で疲れていたが、100分で名著「歎異抄」を見た。 100分 de 名著 - NHKオンライン 講師は釈徹宗師。 楽しみにしていた。 期待…

浄土の話

やっと除雪機を片づけた。 ガソリンを抜いて、エンジンをふかしていたら、鼻炎がひどくなり、熱まで出てきた。 さて、浄土往生の話し。 私たちには往く所がちゃんとある。 亡くなった人はどこへ往ったんだろうかと不安に思わなくても良い。 私はどこへ往くの…

ホセ・ムヒカの言葉

私は今まで知らなかったのだが、 新聞を読んでいたら、ウルグアイの元大統領のことが出ていた。 名前をホセ・ムヒカという。 読んでいたら、この人は釈尊と同じことを言っていると感じてしまった。 その言葉が素敵なので、記録しておく。 政治についての言葉…