仕方がない・・・

土日と町内の神社の祭り。

その手伝いをしながら、祭りの「平和さ」と熊本の状況を思い浮かべてしまった。
そして、この一見「平和」と見える祭りの中にも「平和」ではない状況が隠されていることに気がつく。

こんなことをやっている場合だろうかとふと思う。
しかし、今自分ができることをやる中で、被災者に応える道というのがあるはずだとも思う。
無力な自分に何ができるのだろうか問わざるをえない。

一方で、この災害がまた自分自身に降りかかってくるのではという不安もある。
「それは想定内」という自分の思いと、「これは何だ」という未知の現象。
どこかで安心をしたいという気持ちが湧き出ることを抑えきれない。

人間にはどうしようもできないことはある。
でも、やれることもある。
その区別はどうやってできるのだろうか。
その智慧が欲しい。

涙を拭きながら 「仕方がない…」と、
二度目の地震で潰された自分の家を見ながらつぶやかれた方の姿がいつまでも消えない。