2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

無辺の聖徳

昨日は9条の会で基本的人権について話す。 信教の自由だけを取り上げると、 「すべての人が対等の横の関係にある。つまり、誰かが誰かを手段として扱うことはできない。人は誰にも何にも支配されない。だから、誰をも支配することはできない。」 これは仏の…

教育の中立性の一つの前提と三つの原則

道徳が教科になる。 それを「道徳の教科化」というが、これがたくさんの問題を持っている。 昨日、そのことについて研究しておられる大学の先生からいろいろ教えてもらった。 「道徳」は国語や算数・数学のような教科ではない。 なぜなら数学のように学習す…

「ご相続があって」

ふと気がついたら、プチ法話会の時間が来ているのではと思って、 大きな声で「昼飯を食べたんかやぁ?」と聞いてしまった。 昼飯を食べたかどうかわからなかったからである。 つれあいが呆(あき)れて呆(ぼ)けてしまったんかと言う。 等距変形で直線が直…

数学の今までのまとめ

三角形の心をいろいろ試行錯誤していたが、ようやく道が開けてきた。 山登りで頂上が見え始め、下界の景色も眺められるようになってきたようなもの。 三角形の心から心を結ぶ線へ、そして双曲線へといって、次の概念に到達した。 これを使うと今までのことが…

村田静照師のこと

仏教荘年会の研修旅行で伊勢の専修寺へ参拝する。 そのために、専修寺のことをいろいろ調べている。 真宗高田派のことで欠かせないのが、村田静照師のこと。 七里恒順師の弟子である。 お二人に共通するのが、念仏を称えること(高称念仏)を大事にしたこと…

超難問

超難問 あまりにも難しすぎて、9点円を持ち出してしまった。 難問5のヒント でも、もっと簡単に解けるのかもしれない。

Jerabek 双曲線

昨年の暮れに三角形双曲線について、一つの問題を作った。 点 双曲線 含まれる心 キーペルト点 キーペルト双曲線 G、フェルマー、ナポレオン、S刈屋点 フォイエルバッハ双曲線 I、ジェルゴンヌ、 ミッテンプンクト、ナーゲル、Sc 第二刈屋点 第二〃 I…

念仏禅

なぜか黄檗宗の「念仏禅」について関心を持ってしまった。 『浄土五会念仏略法事儀讃』にいはく、 「それ如来、教を設けたまふに、広略、根に随ふ。つひに実相に帰せしめんとなり。真の無生を得んものには、たれかよくこれを与へんや。しかるに念仏三昧は、…

メモ(唯心の浄土)

メモ 「唯心の浄土、己身の弥陀」には凡夫の自覚が無い。 「死後だけの浄土」には生きることの意味が無い。 「不体失往生」には死者論が無い。 「空無我」には悲が無い。 「他力縄」には主体性が無い。 とりあえず 神は全能だが間違ったことだけはできない。…

涅槃会

今日は涅槃会 釈尊の入滅の日 その時の様子 二つの功徳 ( スジャータの供養とチュンダの供養) この前後にはいつもこの話をしている。 左下でたかたかまんまをかかげているのがチュンダ、その左の女性がスジャータ。 釈尊の死を涅槃という。私たちの死を往…

重力波(ブラックホールの声)の検知

重力波を検知したとニュースになっている。 電波は波だから、その一種である光も波である。 波を伝えるものには媒介が必要だと思うのは、音波や水の波から類推している。 だから、電磁気学ができた当時、電波を伝える水に当たるエーテルを仮定した。 アイン…

中村文則さんのこと

作家の中村文則さんが1月に書いていたことがずっと気になっている。 彼の意見に反論した友人が次のように言った。 「俺は国がやることに反対したりしない。だから国が俺を守るのはわかるけど、国がやることに反対している奴らの人権をなぜ国が守らなければ…

はまぐりの数学更新(認識について)

ジオジェブラで作りつづけていた。 このジオジェブラブックは表現力がある。 どこまでできるのかわからないが、まだまだアイディアが尽きるまで続けようと思っている。 215、オイラー線 ・・・オイラー線上にある点をまとめる (2015.12) 216…

「お念仏が出てくだれるで ありがたい」

あー もったいないと 思って 阿弥陀様 このわしみたいな 強情なものをなあ こんなわしでも 思いだいてやあ お念仏申させてもらうことは もったいない ありがたいこっちゃ 時々口から出てくるお念仏は、阿弥陀様が思い出して下さるから 思い出してお念仏させ…

子どもながら嬉しゅうて

昨夜、七日のお勤めで貴重な記録をいただいた。 介護の傍ら、意味のわからないことをつぶやくのを聞いていた。 同じことを何度も繰り返す、突然で前後のつじつまはあわない・・・ でも、よく聞いていると、大事な言葉ではないかと気がつき、記録を始める。 …

個人=individual=分割できない全体としての一人

フロイトとユングとアドラーを比較することを始めた これは比較をすることで、そこにある「人の心(魂)」をとらえようとする試み 例えば、自我と自己のとらえ方の違いだけでも面白い アドラーについて考えようと思ったのは、TV(100分de名著)で取り上げ…

「狗賓童子の島」飯嶋和一

友人に勧められた「狗賓童子の島」(飯嶋和一著)を読み始めて4日目。 引き込まれ涙を流しながら丁寧に読んでいる。 時間がかかるが、年表を作り地図を見ながら。 隠岐の島に流人なって来た、大塩平八郎の乱の関係者が主人公である。 幕末に起きる各地の一…