子どもながら嬉しゅうて

昨夜、七日のお勤めで貴重な記録をいただいた。
 
介護の傍ら、意味のわからないことをつぶやくのを聞いていた。
同じことを何度も繰り返す、突然で前後のつじつまはあわない・・・
でも、よく聞いていると、大事な言葉ではないかと気がつき、記録を始める。
忙しい仕事と介護の合間を縫って。
 
帰ってから、読んでいて何度も何度も涙が溢れてきた。
こうやって文字になると、故人の人生が自然と浮かんでくる。
 
この仏の言葉を知ってほしいと掲示板に書きとめた。
 
イメージ 1
このような言葉がどうして呆けた老人の口から出てくるのだろう。
「わしが喜ぶと阿弥陀様が喜んでくだれるかもしれん」
最初、どういうことだろうかわからなかった。
わかるより前に涙が溢れてきた。
 
「子どもながらに嬉しゅうてお礼申し上げたことがあった」
この喜びを八十数年も忘れずにいたこと
そして、
最後まで、お念仏を称える身にさせて頂いたことを感謝していたこと
この言葉が生きていること