#宗教

念仏している時しか(エチカより)

エチカ 第二部を再読。 定理19 人間精神は身体が受ける刺激(変状)の観念によってのみ人間身体自身を認識し、 またそれの存在することを知る。 定理20 人間精神についても神の中に観念或いは認識がある。 そしてこの観念或いは認識は、人間身体の観念・…

荘厳された人生

死を忘れてしまうことは煩悩ではない 明日を考えて生きることはコナトゥスなのだ 生と死は別けることができない。 では私たちの生とは何か そして人生とは何か 豊かな人生とはどんな人生だろうか 豊かな心で人生を送ること 豊かな人生とは荘厳されている人生…

明日死ぬと思って生きよ

突然の死 それは暴力に等しい 「明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ」 このガンジーの言葉はとても心に残る 後の方の言葉は、何とか行動で示せる でも、明日死ぬと思って生きるってどういう事だろうか この別れで最後 そう思って別れを大事に…

「最後の親鸞」再読

本を読むことは得難い体験の一つだ。 最近は、新しい本を読むことよりも、読んだ本を再読することの方が多くなってきた。 もちろん、読み続けている本もある。 中島さんの話を聞いて、吉本隆明の「最後の親鸞」を再読。 というのは、中島さんの読みと私の記…

中島岳志さんの「となりの親鸞」

東別院で中島岳志さんの「となりの親鸞」を聞いた。 我を忘れて聞き入った。 それは、彼が自分の体験をベースに語っているからだ。 自分は器であり、その器に様々な体験が訪れる。 その体験が語る言葉に真摯に耳を傾ける。 というようにやってこられたことを…

私たちの三願転入

先月のプチ法話会で話題になった「簡単には浄土へはいけない」 プチ法話会 は宿題だった。 善いことをする、念仏をする、この身このままで、そうすれば浄土へ迎え入れられる。 実は これらの言葉はすべて、親鸞さんの体験からきている。 皆さんの悩まれてい…

「坊主に愚痴を吐く夜」坊主BAR

「SNS発信不可」と書いてあるけど、素敵なデザインでとてもひきつけるので載せた。 そんなに人がいないだろうと思って、愚痴を聞いてもらいに中島屋さんに出かけた。 すると普段寺では見ないような若い方たちがたくさんおられる。 坊主が足りないということ…

法話のページ更新

法話のページを更新しました。 法話(浄土と仏を考える)New 一番最初の「ご恩(仏恩)とは何か」です。 これで、少しすっきりしました。 尾畠春夫さんのことを書きました。 尾畠春夫さん「スーパーボランティアなんて思ってない」:朝日新聞デジタル

郡上組報恩講

教林寺様で郡上組の報恩講。 多くの方たちが集まってくださった。 僧侶も12名の参集。 ご講師は高務哲量師、一番最後のお話が心にしみた。 生老病死それぞれを、仏の智慧ではどのように考えるのかを ご自身の体験から語られた。 髪の毛の白いのが私 この頃…

報恩講御満座

報恩講 礼讃偈を拝読 法話は恩徳について お斎は土曜日のおかげで、たくさんの子どもたちが来てくれた。 急いで後付け その後、運動会の買い物 市の仏教会の臨時会合 疲れたのか、夜吐いてしまった。

報恩講厳修

ジンダ3升で何とかできた。 法話のテーマは恩徳 息子は内陣の荘厳を説明。

プチ法話会

今日のプチ法話会は、今までの最多19名の参加。 畑佐敏男さんと尾畠春夫さんのことを取り上げて御恩の話。 これは奥が深く十分には表現できなかった。 最後は贈与論で締めくくった。 最勝寺さんは、ご門徒さんとのご縁の話し。 恩徳の一つの顕れ。 感話の…

正信偈を親しむ会

郡上組の「正信偈を親しむ会」に参加。 7時から9時までの二時間を専光寺様で。 ありがたいことに9名の方の参加。 正信偈の本文に入るところで終わってしまった。 ほとんどの方が発言されるとてもアクティブな会だった。 レジメがとてもよく、それに沿って…

おみがき

報恩講のおみがき。 これもいくつか準備が必要。 皆さん、テキパキと仕事を進め。1時間ほどで終了。 今回の良かった点は、磨いた後すぐにその場で組み立てたこと。 そうすると、ばらばらにならず、組立てやすいことと、 運んでもらえること。 その後、本堂…

父の三回忌

父の三回忌。 忙しかったが、心残る法事になった。 阿弥陀経をゆっくりと読誦。 久しぶりの従弟たちとの出会いも嬉しかった。

「白山信仰と神仏習合」

図書館の大人の学校・水上精栄氏の「神仏習合と白山信仰」を聞きに行った。 前々から神仏習合については興味があった。 白山信仰と浄土真宗についても感心があった。 江戸時代に白山、立山、富士山を登山して三霊場をめぐる旅をした人がいて、その記録がある…

逆謗摂取釈 アジャセの物語

今年最後の本典勉強会。 アジャセの回心の所。 これを「逆謗摂取釈」という。 昔から、アジャセがどうして回心したのかわからなかった。 釈尊と六師外道の説の区別ができなかった。 釈尊の話もこじつけのような理屈ではないかと感じていた。 今回この段だけ…

プチ法話会「現代の妙好人」

9月のプチ法話会は、なんと今までの最高の17名の参加。 滋賀から参加された森千鶴さんは実家が明宝。 彼女が参加されるということを聞いて、お父さんのこと(畑佐敏男さん)を取り上げて話そうと考えた。 畑佐敏男さんは一昨年往生された。 私は彼は妙好…

仏壮、専照寺・証誠寺参拝研修旅行

郡上組の仏壮の研修旅行で、福井の専照寺と証誠寺に参拝した。 専照寺は三門徒派の本山、証誠寺は山元派の本山。 これらの越前への教線は、三河から美濃・郡上を経て油坂峠を越えて伝わったという。 どちらも波乱の歴史をたどりながら現在に至っているが、専…

本典勉強会「大悲弘普化 真成報仏恩」

夜中に腕が痛くなって目が覚めた。 どうやら長時間運転をしていて、肘の関節がこわばったらしい。 昨日は、8月の本典勉強会 テーマは「現生十益」 深く心に残ったことは、 親鸞さんのご苦労をどう受け止めるかということ。 例えば 仏世甚難値 人有信慧難 遇…

秋の永代経「ボケたら信心はどうなるのか」

金曜日の夜にようやく停電が回復。 TVも見えない風呂にも入れない生活だった。 でも、仏様だったら、私たちはそういう暗闇に生きている、でも暗闇だということを知らないと言われるだろう。 朝方、激しい雨のため東海北陸道は通行止め。 いろいろ心配したが…

世をいとふしるし

いつの間にやら9月になっていた。 もうすぐ永代経がやってくる。 その前に台風がやってくる。 台風対策を一昨日からやっている。 どれだけやればいいのかわからない。 今までは大したことがなく、ほっとしてしまったものを再び出した。 今回は夏用のすだれ…

本典勉強会「信一念義」

夜中の1時過ぎに、風がひどくて目が覚めた。 そこから3時までじたばたしていたが、あきらめて寝る。 6時に目が覚め、外に見に行くと、思ったより被害は少なかった。 一番ひどいのは車庫の日よけがばらばらになったこと。 とりあえずの修理をして一息つい…

8月のプチ法話会

今回のプチ法話会は14名+2名の今までで一番多い参加となった。 二人で話をするやり方も軌道にのってきたと感じる。 これが相乗効果をもたらしてとても面白い。 内容について 多宗派の事から真宗の話になっていった。 真宗の特徴は「現生正定聚」 輪廻の…

阿弥陀様のキャンドル

キャンドルに照らされる阿弥陀様 いや、 阿弥陀様に照らされる私たち お勤めと法話があった。 立町の盆踊りの日 キャンドルに浮かんだ最勝寺の阿弥陀様 庭にかわいいキャンドルで二河白道が浮かび上がる 多くの人がお寺に訪れ、お参りをしていた。 盆踊りの…

道しるべと蝉の話

昨夜少しだけ雨が降った。 これで水不足が解消されれば良いのだけど。 ここの所、法話で同じテーマで話している。 昨日は「なごみ」でビハーラの法話。 ところがスタートは同じだけどゴールが違っている。 それがなぜなのか面白い。 そのテーマというのは「…

17期連研終了式

3年にわたった17期の連研が修了式を迎えた。 最後だったけど、いろいろな都合があって、参加者は少なかった。 最後の二回は話し合い法座を持った。 いつもはアンケートなどをとるのだが、 「この連研を通じて、感じたこと気づいたこと、うれしかったこと…

氷山の一角

昨日はプチ法話会。 「氷山の話」をした。 問題は 「ほとんどが無意識の私を、どうとらえたらいいのか?」 そして、 「仏さまはそういう私にどうせよと言っておられるのか?」 今日は明宝図書館でモノづくり講座

郡上組キッズサンガ

光明寺キッズサンガ。 暑い中、子どもたちは元気いっぱい。 今年は、オリガミ六角形に絵をかきました。 アートバルーンでプードルを作る。 田中先生が作ったテントウムシと目玉おやじ。 天使の羽根。 とってもかわいい。

本典勉強会「三心即一・信心正因」

今までは岐阜へ行くと暑いと感じたけど、今回はそう思わなかった。 勉強はクーラーが効きすぎて寒いくらいだった。 暑いせいか、参加者は20名を越えたくらい。 今日は信巻の「三心即一」と「一心正因」の三心問答の所 阿弥陀さまは、人間のありようを悲し…