本典勉強会「信一念義」

夜中の1時過ぎに、風がひどくて目が覚めた。
そこから3時までじたばたしていたが、あきらめて寝る。
6時に目が覚め、外に見に行くと、思ったより被害は少なかった。
一番ひどいのは車庫の日よけがばらばらになったこと。
とりあえずの修理をして一息ついている。
農業用の遮光カーテンはそのまま取り付けていたが、一番被害が少なかった。

今日は病院へ行く日。
中止にはならなかったので、薬は持ちそう。

昨日の本典勉強会は「信一念義」
信の一念とは何か、何時なのか、その深く広い意味を聞く。
「一念覚知」については、人それぞれ。
ジェームスが言う「一度生まれと二度生まれの人」の事だろう。

現生十益と現生正定聚の関係についてはとても興味があった。
浄土の利益は、現生ではどのように現れるのか。
この関連で浄土真宗の神祇観の説明があった。
神祇不拝の意味など成程と関心するばかり。

三河のお園さんの話には感動。
お園さんがオオカミに襲われた時に、覚悟して目をつむり称名。
が、一向に襲ってこない。
恐る恐る目を開けると、オオカミは居なくなっていた。
暫くして、お園さんは泣いて仏に感謝する。
お園さんはなぜ泣き出したのだろうか。

お園さんは、オオカミに食われなかったこと、守ってくれたことを感謝したのではない。
オオカミさえ食わない我が身を振り返ったのである。

これが現生十益であり、正定聚なんだと感動したしだい。