2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

力の平行四辺形

うれしいので記録しておく。 ずっと前にハンガーを使って作った滑車がある。 その時はピタゴラスの定理の応用のつもりだった。 これでいろいろ試しているうちに、 どうしてこのようになるのだろうかと不思議だった。 たぶん、力の平行四辺形が関係している。…

ニコラス・クザーヌス

中日新聞に連載されている葉室麟さんの「影ぞ恋しき」を読んでいたら クザーヌスの話が出てきた。 こんなところで、クザーヌスに出会うとは思っていなかった。 彼を知ったのは、山本義隆氏の本との出会いがきっかけだった。 72、 『ニコラス・クザーヌス …

与格構文

本典勉強会が私を数学モードから仏教モードに入れた。 本典は約仏の立場で書かれていると言われる。 「約仏・約生」と「能所(のうじょ)」はよく似ている。 約仏、約生 - WikiArc 所詮 | 生活の中の仏教用語 | 読むページ | 大谷大学 私はあまり理解できな…

本典勉強会

別院で本典勉強会があった。 講師は安方哲爾師 「顕浄土真実教行証文類」だけで3時間かかった。 初めて本格的に本典を学ぶ。 それだけでも何だかワクワクする。 講義の合間に挟まれる諸和上の話がとても面白い。 「受け持ちを間違えるな」 「ナマンダブが動…

梅の花

盆栽の梅の花が咲いた。 育てた方の一周忌。

「はまぐりの数学」更新

微分方程式を解こうと思うと、必ず三角関数が出てくる。 今まで、三角関数に関するシートを作ろうとは思わなかったが、 どんなものができるのか興味が出てきて、いろいろ試みてみた。 251、≪ジオジェブラ・ブック≫ 三角関数の学び方 ・・・三角関数の公式…

問題との対話

この歳になって、若い時に解けなかった問題が解けた。 それはどうしてだろうと、不思議だった。 脳のはたらきは確実に衰えているのに。 今日の学習会で、 「学びとは元来主体的で対話的なものだ。 歴史との対話、自然との対話、社会との対話によって深まって…

最高の贈り物

得度を受けた方が報告にこられた。 いろいろなエピソードを聞いていると、40年前とそんなに変わっていない気がする。 一番辛いのは正座であるとか・・・ 「ご体解様でした」と何か記念品でも・・・と考えたが、 そもそもお念仏という最高の贈り物をもらっ…

春の雪

膳椀の露きるうちや春の雪 井上井月 朝起きたら雪だった。 はだけた本堂の前にも屋根から落ちていた。 雪の俳句 ( 井上井月のこと)

春と青 夏と朱 秋と白 冬と玄

だんだん暖かくなってきた。 春の色を青春という。 夏は朱夏、秋は白秋、冬は玄冬 大相撲の青房、赤房、白房、黒房の元。 山越え阿弥陀図を使って五色の糸を説明するときに、いつもこの話をしている。 黒・青・赤・白 土俵見守る4色の房のお話:朝日新聞デジ…

世界が変わってしまう感覚

目が見えなくなっている。 パソコンの画面が見えにくい。 字を大きくしないと見えないので、3サイズにしている。 震災の時に何をしていて、どんなことを思っていたのかを知ろうと思って 日記を取り出してみた。 ところが、その前後には何も書かれていない。 …

変分法

一つわかったことがある。 新しい数学の理論を学ぼうとすると、ほとんどノイローゼ状態になる。 外出せず、いろいろ問題をひねくり回しているからだ。 身体にも精神的にも良くないということはわかるが、 達成した後のドーパミンの魅力には勝てない。 今回の…

春の雪

雪の長良川 何もできずに本ばかり読んでいた。

「信用創造」

2年前に経済についての疑問を書いたことがある。 需要供給曲線 当たり前のような需要と供給の曲線は、実は当たり前でなく、 よくわからないことだと思った。 昨日、本屋へ寄ってふと手に取った本(経済数学の直観的方法)を読んでいたら、 「信用創造」を等…

墓の掃除

墓の掃除をした。 去年はお彼岸にも雪があって墓に近づくことさえできなかったが、 今年はまだ残ってはいるものの、墓石にかぶさっているほどではなかった。 無縁の墓にあったが、手でどけた。 もうじきお彼岸である。

素数ー素数=25は無い

何をしたらいいのかわからなくなって、数学研究ノートを見ていたら、 「素数ものさし」で見つけた問題が解けてしまった。 何を書いたらいいのか分らないので、とりあえず、その証明を書いておく。 問題 「素数-素数=25になることはない」 ということの証…

「この世界の片隅に」

映画「この世界の片隅に」を見た。 この地方では無理かなと思っていたら、 関のマーゴシネマでやっているのを知って行ってみた。 3月17日までやるらしい。 昭和初期から敗戦までの日常をとてもリアルに描いてある。 「わしゃ、ただでさえボーとしとるもん…

授業のレシピ

退職の年に書いたものがある。 若い先生方に読んでもらおうと、離任式まで一日一個ずつ百数日書き続けたもので、 ちょうど、卒業式や離任式の3月にふさわしいと思って再録する。 【授業のレシピ・・・一日一個の楽しみと感動を!】 これがなかなか面白い。 …

レヴィナスの弁神論「幼児の神と成人の神」

いつの間にやら3月になっていた。 昨日のプチ法話会は9名の方が参加して下さった。 「沈黙」との関連で、 レヴィナスがホロコーストを経験したユダヤ教徒の人たちに語ったことを話した。 もし神が存在するなら、神はどうして私たちを見過ごしたのか。 信者…