それはどうしてだろうと、不思議だった。
脳のはたらきは確実に衰えているのに。
今日の学習会で、
「学びとは元来主体的で対話的なものだ。
歴史との対話、自然との対話、社会との対話によって深まっていく」
という話が出た。
その時に突然解けた理由が浮かんできた。
それは、
問題との対話がうまくなってきたから。
その問題に「これはどういう意味なんだ」と問いかける
図にして調べると、問題が式となる。
その式を計算をしていくと、出てきた式が語りかける。
「だとすると、最大になるためには、分母が最小でなくてはいけないよな」
「分母が最小ということはどういうことなんだ」
どうやら、記憶力や計算力は衰えているが、問いかけの力だけは高まっている。
だから、解けたのは「問題との対話」による。
それができるようになったからだ。
その問題
ABが最大に見える位置は?
歴史や自然や社会との対話があるから解ける。
対話があるから発見がある。
対話があるから面白い。