いろいろなことを忘れてしまうことが多くなってきた。
そういう時にAIを使うことを教えていただいた。
この先輩はAIを仕事で使っているし、AIがないと仕事が進まないらしい。
①AIにもいろいろあるのでどれを使うのか選ぶこと。
AIはデータを集めて編集をしている。良いデータは有料になっているから、それなりにお金がかかっている。ネット上のデータはいい加減なものが多いからダメ。
chatGPTしか知らない私には新鮮だった。それぞれの分野でどんなAIが良いのかもchatGPTが教えてくれる。Soraの使い方も教えてくれた。
②AIは自分が何者であるか知らないから、ちゃんと何者か指定してやること。
例えば、私に粘り強く教えてくれる英語の先生とか、私の人生の悩みを聞いてくれる友人とか。
③プログラムを組むのにAIを使わないと仕事が進まない。
ただし、それが動くかどうかはAIは保証していない。
④AIにどう質問するのかが大事。さらに突っ込んだテーマもAIが教えてくれる。
何字でまとめよとか、小学生にも分かるようにとか。つまり質問することをしっかりとつかんでいないとダメだけど、それもちゃんと指摘してくれる。
どうやら「問い」を思い浮かぶこと、「問い」を具体的に表現することが大事。
⑤この先輩は運転をパートナーに任せて隣に座っているが、ナビの使い方がわからなくて全くアドバイスができない。だって運転したことがないものに使えと言っても無理と語っていた。これはなかなか含蓄がある。
⑥大学の先生がレポートを書かせるときは、手書きにするという条件を出している。
たとえ内容をAIが作ったとしてもそれを書いていれば自分のものになるから。
そういえば、時間が経つと使い方を忘れてしまうから、必ずメモを取ることにしている。メモ帳はとても大事。そして、書くことも大事。
でも、AIは音声ですぐ聞けるし、いつでも聞けるので、メモをするという大事な習慣を失くしてしまう危険性がある。
人間の耳(聴力)の研究から音声や聞くことに関わる様々な装置が発明され、
人間の目(視力)の研究から見ることに関わる様々な装置が発明された。
例えば電話やCD、写真やカメラや動画など。
そして、人間の脳(思考)に関する研究からコンピュータやAIが発明された。
映画は人間の目の錯覚を利用したものだ。
とすると、人間の思考の錯覚を利用する装置も発明される。
例えば、バーチャルリアリティなど。
AIと付き合うには、そういう歴史的な視点も必要なのだろう。